こちらのホテル、宿泊者限定で
17時から18時まで、「茶寮世世」で
シャンパンのフリーフロータイム「ガーデンディライト」を楽しめます。
簡単に言えば「1時間シャンパンの飲み放題」のサービス。
茶寮世世とは、メイン棟の隣にある
興福寺の子院として建てられた「世尊院」を
リノベーションした和カフェ。
外来者の方もアフタヌーンティーや軽食が楽しめます。
こんな由緒正しいお庭を
小さいくるみが普通に歩いてる違和感!?笑
こちらが入口です。
建物の本物感がすごいです。
とてもカフェの入り口には見えません。
靴を脱いで上がります。
素足の方には靴下のサービスも。
靴を脱いで、きちんとそろえて下駄箱の中に・・・
保育園で毎日やっているので上手にできました。笑
この素晴らしい襖絵。
入場料を払ってどこかのお城を見学しているかのようです。
こんな文化財の中に気軽に入って
シャンパンの飲み放題っていいんですか?の世界。
黒光りしているこの廊下もすごい重厚感。
展示物ではなく、現役で普通に使われている廊下なんですから。
こちらが「世世」の様子です。
玄関も廊下もすごかったので
室内はもっと重々しい雰囲気かと思っていましたが
皆さんワイワイと賑やかで、小さいくるみがいても
気を使う事なく、普通に楽しめました。
私達は5時少し過ぎに行ったのですが
その時はすでに、お庭向きの横並びの特等席は
すべて埋まっていて、そのあとからも
どんどんお客様がいらっしゃり
あっと言う間に満席に。
くるみには、4種類のジュースから好きなものを。
お代わりもOK。
くるみは2杯もいただいてしまいました。
4歳になりやっと粗相をしなくなりましたが
それでもまだ少し危なっかしいので
「おトイレ大丈夫?」「早めに教えてね!」と
何度も言いきかせていました。
だってこんな場所でお漏らしされたら
目も当てられませんもの。
おつまみはトリフのケークサレと奈良漬けのあられ。
甘さは全くなく、完全なるお酒のお供ですが
くるみは「甘いパウンドケーキ」を食べてるかのごとく
ふつーに美味しそうに2切れペロリ。
シャンパン。
左はノンアルコール。
グラスが空くと、スタッフの方がすぐに注ぎにきて
下さるので、ダンナは3杯もお代わり。
グラスにホテルの名前が書かれていて素敵。
満席になってしまい、室内に座れなかった方々は
外席に案内されていました。
この日はちょうど良い気温の気持ちの良い夕暮れでしたが
これから寒くなってくると満席の場合どうなるんでしょう?
時間延ばして二部制にするとか?
短い時間でしたが、桃山時代の建物でシャンパンをいただく
そんな特別感のあるアクティビティ。
ワクワクする非日常感を味わえた楽しいひと時でした。
世世のインスタ。
外来者は通りに面した入口から。
朝食は、メイン棟にあるレストラン「翠葉」で。(夕食も)
知事公舎の客間を改修。
お庭側から見ると、こんな感じです。
大正時代の趣をそのままに、古さと新しさが融合した
そんなダイニングルームです。
燈籠をイメージした照明も素敵~
窓がとても大きく、庭園の緑が映えますねー
朝食は和食一択(希望すれば洋食も可のようです?!)
白ご飯か茶粥をチョイス。(両方選択もOK)
「壱の膳」「弐の膳」2つのお膳が一度に提供されます。
最近の旅館の朝食はとても豪華で
品数も多くいつも食べ切れないほどですが
こちらの朝食を、最初ネットで見た時
なんだか質素で、ボリュームが少ない印象でしたが・・
・・・・実際は、その通りでした。苦笑
少食の方は良いでしょうけど
男性には量的に物足りないと思います。
卵焼きも焼き魚も小さくて
デザートのヨーグルトも
食後に運ばれてくるのではなく
最初からお膳の中に入っています。
【一の膳】
もちろん一品一品丁寧に作られたものだということは
伝わってくる美味しさでしたが。。。
お味噌汁(豚汁)とご飯はお代わり出来ます。
なので、うちのダンナも、お隣の席のご主人も
お代わりしてました。
(やはり男性には物足りない!?)
【弐の膳】
この豚汁がとても美味しくて
くるみまでお代わり。
今回、驚いたのは、くるみにもサービスで
大人と同じお膳を出してくださったんです。
ネットでは「ボンヴォイ会員の子供には【弐の膳】だけの提供」
と書かれていましたが、ボンヴォイ会員でもないのに
くるみは両方配膳していただけました。
有難かったです。
さて、紫翠ホテルですが
ハード面は文句無しに素晴らしく
現代の必要な機能は盛り込みながら
昔からの姿を可能な限りそのまま活かした
そんな歴史を感じる宿泊体験が出来るのは
この宿でしか味わえない唯一無二のものです。
しかし、いかんせん宿泊料金が高額。
その割りにお部屋が狭く、スタンダードのお部屋は40㎡しかありません。
リッツ京都やロク京都や三井京都はスタンダード部屋でも50㎡あります。
この10㎡の差って、結構感じるんですよね。
やはりラグジュアリーホテルなら、スタンダードのお部屋でも
50㎡は欲しいところ。
それと温泉風呂が付いているお部屋は、バスタイムを楽しめますが
スタンダードのお部屋はそれもなく、大浴場もありません。
ウエルカムスイーツもお部屋に置かれていた
小さいなお菓子のみ。
ちなみに上は一休の紫翠の11月の宿泊料金です。
平日2食付き、スタンダードのお部屋で
2人で175,330円。
マリオットのボンヴォイ会員の方なら
色々メリットもありそうですが
一般の方が普通に泊まるのはかなりハードルが高い。
(追加情報)10月から一休のダイヤモンド会員特典として
ホテルクレジット3000円と奈良墨プレゼント
(墨より、奈良漬けの方が嬉しいわ)笑
でも奈良公園内に泊まる
歴史的な建物に泊まる
そんな価値を売りにしたホテルなので
お部屋の狭さはあまり関係ないのかもしれません。
泊まられる方の価値観が分かれるホテルだと思います。
興味のある方はぜひお出かけ下さい。
※追伸
今日(10/13)に一休を見たら
とても料金が下がっていました!
びっくりです。(5万近く下がってる日も)
私の直前割もそうでしたが
紫翠は結構料金の変動がありそうなので
まめにチェックされる事をお勧めします。