明神館の行き帰り、松本市内観光をした時の写真です。
犬山城、彦根城、姫路城と並び
全国に4つしかない国宝の城の1つ、松本城。
現存する天守としては日本最古だそうです。
高い石垣の上のそびえたつ名古屋城を見慣れているので
それと比べると低く感じました。
戦いに有利な山城が多い戦国時代にあって
平地に建てられた平城は異色なんだそうです。
私は歴史が苦手です。中学の頃から大嫌いでした。
この時も、同行者に「松本城って誰が建てたの?」と聞かれたので
「大工さん」と答えたら殴られました。
(秀吉の家臣であった石川数正・康長父子により築造ですって)
以前、近ツーのツアーで熊本城に行った時
加藤清正(に扮した人)と2ショット写真が撮れるサービスがあり
その時、加藤清正に「どこから来たんじゃ?」と聞かれたので
「名古屋です」と答えたら「ワシの生まれは名古屋市中村区じゃ」と言うので
「え~~!どこの中学ですか?御田中?笈瀬中?」と聞いたら
「ワシの時代に中学はない」と言われ・・・
その時初めて、歴史上の事だと気付いた私なのでした・(汗)
松本はアルプスや美ヶ原の伏流水が湧き出す水の街。
「まつもと城下町湧き水めぐり」の地図まであるほど
至る所に湧き水地があります。市内の井戸は50カ所以上。
その中の代表的井戸「源智の井戸」
早朝にもかかわらず水汲みにくる人が途切れず。
蔵造りの店が並ぶレトロな街並み。中町通り。
その中町通りの外れに、明神館の経営しているレストラン
「ヒカリヤニシ」「ヒカリヤヒガシ」があります。
地元の名門商家の蔵を改装したお店。
東京丸の内のKITTEの中にも「ヒカリヤ」ありますね。(東京にも進出したのね)
向かって左が和食の「ヒカリヤヒガシ」右がフレンチの「ヒカリヤニシ」
西に位置する「ヒヤリヤニシ」は漆喰の蔵を改装。
明神館の売りでもあるマクロビオティックに基づくナチュレフレンチを提供。
この日こちらは予約で満席でした。
大型バスまでこの前で停まり、ガイドさんが案内してました。
過去には皇族も訪問されたそうです。
こちらは日本料理の「ヒカリエヒガシ」
「ヒガシ」は空きがあったので、こちらで昼食を取りました。
どうも「ニシ」の方が人気があるようですね。
なかなかオーガニックのフレンチを食べられるお店って少ないですものね。
店内はまずくぐり戸が迎えてくれます。
一歩中に入ると囲炉裏があり、中は120年前そのままで
大きな神棚があったり、釜戸があったり
初めて来たのに、どこか懐かしさを覚えます。
2階席。畳にイスなのでお年寄りには楽。
1階席はお庭を眺めながらの席のようです。
「松本山賊焼き御膳」1500円。
どうして「山賊」というか・・・「鶏を揚げる」=「取り上げる」からきてるそうです。
衣に独特の味が付いてて、そのままでもグー!
お店の雰囲気的にもっと高いかと思ったけど意外にレーズナブル。
信州牛のステーキ膳 2800円。
明神館の夕食より、こっちの方が断然うまかった!苦笑
ガーデンウェディングも出来るようです。
食事をせず、お庭だけ散策してる団体さんもいました。
蔵はそのままワインセラーとして使用。
庭に、小さなケーキショップもありました。
松本城→井戸→中町通り→ヒカリヤ・・・すべて歩いて行けます。
松本に行かれる機会があれば、明神館はどちらもいいですが(苦笑)
このお店はお勧めしますよ~