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客室は、本棟4室、別棟4室・・・わずか8室にしたその理由は
「1人ひとりに寄り添い、行き届いたサービスとクオリティーの高い料理を提供するため」なんだそうです。
本棟の4室は、今まで建っていた保養所の2階の客室をリノベーション。
階段を上がって2階へ。途中の踊り場には大きな時計が。
この階段から2階廊下の周辺は、いくらリノベーションがしてあっても
以前「保養所」だった時の姿を感じてしまったわ。
廊下は結構狭いです。この廊下に4室並んでいます。
HPの写真は、木製のルーバーのせいで、室内が暗く、狭そうに見えた事と
景観が悪いのではないかと思っていたのですが。。。
確かに少し暗めでしたが、モダンが感じで、お部屋は思っていたより広く感じました。
この本館の4室は、50㎡のお部屋が65000円、55㎡が70000円(税別)
天井の凹みは満月のようね。
本棟のお風呂は温泉ではありません。
夜は、このルーバーから漏れる柔らかな照明が
雰囲気を盛り上げてくれそう。
やはりルーバーを開けると、お部屋が明るくなるし、窓からの景色も眺めることができますが
・・・・一気にフツーのお部屋になっちゃいました。
やはりこの木製ルーバーがここの客室のアクセントになっているんだと実感。
壁にさりげなく飾られた絵画は東山魁夷の作品。
本物にこだわったアートも同ホテルの魅力のひとつ。
さてさて・・・もったいぶって本棟の紹介を先にしましたが
私達は、希望通り「別棟」になりました!
ラッキーです!
ウエルカムドリンクの後、「別棟にご案内させていただきます」と聞いた時
心の中でガッツポーズ・・・
「私、宿ブログやっているんです」と、わざとらしくアピールしたお蔭かせいか?苦笑
別棟の4室は、新しく新築した建物です。
本棟の横に建っています。
ロビーから、扉を開けると、すぐ隣接しています。
石の塀がアクセントになっている通路。
まず2室、突当たり左奥に2室。
客室のドアの外にお水が常時置かれ、朝になると朝刊「伊勢新聞」が届けられます。
さて、新棟のお部屋はどんな感じでしょうか・・・
玄関ドアを開けると、英虞湾に一直線に抜けるシンプルなデザイン。
入ってすぐ、左にクローゼット、右にトイレ。
寝室、バスルーム、ベランダと・・・何も遮るものがなく、外へ続きます。
写真がうまく撮れなかったので、HPの写真をお借りしました。
和と洋を融合したインテリアが特徴。
おしゃれでラグジュアリーな雰囲気が漂います。
とっても素敵です~~☆☆
私達は3人なので、上のHPの写真のテーブルの位置に、補助ベットが置かれていました。
これがなければもっと広く感じるでしょうね。
しかしこの補助ベット、メインのベットと比べるとかなりクッションが悪く・・・
「3人目半額」だから文句も言えず。
「ひらまつ」の家具は、すべて「大塚家具」との提携だそうで
大塚家具の最高ランクブランドの家具を使用。
このベットはイギリス製の「レガリア」というブランドのもので
シングルサイズで100万円なんだとか・・・
確かに寝心地最高でした。
補助ベットと差があり過ぎやろ~~です。
部屋のライトはベットの横で操作できます。
ベットの反対側はデスク。Wi-Fiフリー。
部屋のキーと、アンバサダープランの条件であるアンケート用紙。
かなり細かく答える様式になっていました。
しっかり書きましたよ~~だってこのお蔭でほぼ半額近い金額で泊まらせてもらえたんですからー
この本革のソファーも、大塚家具がイタリアの家具工場に作らせた「トラス」というブランド。
これで280万円ですって~~!
それを最初に知ってたら、もっと味わって長くゆっくり座ったのに~
右の空気清浄機も最近式っぽいし、左に置いてある音楽を聴くスピーカーもスイスの「ジェネーバ製」
今まで、その宿に置かれている家具類や備品などさほど気にしなかった私ですが
ここのホテルはすべてにおいて選び抜かれたモノが置かれているとネットで書かれていたので
ちょっと興味がわき、調べちゃったがね。
さて、お部屋に入ってしばらくすると、ウエルカムスイーツがお部屋に運ばれてきました。
「ウエルカムドリンク」はどこでもありますが、「スイーツ」は初めて!
ハーブティーと、3種類のフルーツに合うチョコレート3種。
いちじくに合うチョコ、キウイの合うチョコ、巨峰に合うチョコ・・なんだとか。
なにをもって「合う」というのか、味覚音痴の私にはあまり違いが分かりませんでしたが
もしここで明治のチョコレートが出てきても、カバヤのチョコレートが出てきても
「さすがひらまつ!美味しい~」と感じてしまうんでしょう。
珈琲、紅茶、緑茶、ハーブティー、すべて揃っています。
冷蔵庫の中はもちろん無料。
アルコールは無しですが、1人6種類のソフトドリンクがありました。
ドアポケットの方に、ウエルカムドリンクで出された「アラン・ミリア」のジュースも。
クローゼットの引き出しの中に、館内着とパジャマとスリッパ。
この館内着で、お風呂はもちろん、レストランもOKだそうです。
なんだか館内着らしくなく、両方とも、パジャマのようなデザイン。
スタッフの方から、温泉から上がって、この館内着に着替え、リラックスしたスタイルで
レストランにお越し下さい・・・と言われましたが
傍から見ると、パジャマ姿で、高級フレンチを食べてるみたいな?? ホントにいいの??
でも結局、言われるまま、このスタイルで食べたんですよ、私達。
豪華な空間に、パジャマ姿のオバサン3人。
写真を撮ったけど、まったく絵にならない。
失敗でした。。。。
広~~いトイレ。
このトイレは座るとわすが6秒で便座が温まる「瞬間暖房便座」
名前は知っていましたが、これがそうなんだ!と初体験。
4人家族で1日のトイレ使用時間は50分。
残りの23時間10分を誰も使わないのに便座を温め続けているのは
もったいないという発想から生まれた便座です。
確かにホテルのトイレって、24時間のうち、使うのってほんの数分ですものね。
まあ、そんなトイレのうんちくはどうでもいいですが・・・
ここの客室の売りは、この真ん中に置かれた浴槽。
寝室の隣りがそのままお風呂・・・なんです。
本棟はお風呂は温泉ではありませんでしたが、別棟のお風呂は「温泉」
泉質は低張性弱アルカリ性低温泉。神経痛や冷え性に効果的なんだとか。
お部屋の真ん中にある浴槽って・・・なかなかお目にかかりません。
温度設定は自由にできます。絶えず循環して沸かしています。
お風呂場には床暖房。お風呂の湿気が入ってこないよう空調を工夫してあるそうです。
お風呂の両側に洗面所。
ドライヤーもパナソニックの最新バージョンでした。
バスアメは、フランス発自然派スキンケア「オムニサンス・パリ」
初めて聞いたブランドです。なので速攻調べましたがね・・・スマホで。
シャンプーが1本3000円ぐらい。優しい香りで、きめ細かい泡立ちのシャンプーでした。
ところが・・・シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディーローションは
設置してありましたが、肝心な化粧水や乳液類が置いてないんです。
クレンジングだって洗顔だって当然あると思ってました。
ちょっとこの価格帯ではありえない。
しっかり「アンケート用紙」に書いときました。(ウザいおばさん)
ヒノキ製品を製造するときに出るかんなくずを再利用した「ひのきリボン」
お湯に浮かべてヒノキの香りを楽しめます。
かんなくずもゴミではなく絵になっちゃう「ひらまつ」です。
隣りにシャワー室。シャワーは手持ちと上からの2種類。
もちろんバスマットもあるけれど・・・この配置だと
シャワー室から浴槽に移動する時、どうしても床が濡れてしまうんですよね。
普通のお風呂場なら全然いいけれど、お部屋続きなので
床がベタベタって・・・なんとなく景観悪し。
扉を閉めることも出来まーす。
ただし、ここを占めると、ベットルームは真っ暗になるので電気を点けてね。
ベランダからは英虞湾が見えます。
夜になると、真ん中にある四角い水槽のような中に炎が浮かび、幻想的な雰囲気に。
このホテルは大浴場がない代わりに貸切風呂が1つあり
朝晩そちらを利用したので、結局、この客室のお風呂に入ったは1度だけでした。
別棟の他のお部屋も見せていただきました。
こちらは私達と同じツインベットのお部屋でしたが、少し家具の配置が違いますね。
こちらはダブルベットのお部屋。
ちなみにこの日の宿泊客は多分4組。
本棟2組、新棟2組。
新棟は私達3人と、いかにもセレブ風の初老のご夫婦。
本棟は、中年女性2人と、幼児と乳児を連れた若い御夫婦。(6歳未満は無料)
意外だったのは、宿泊者の駐車場に止まっている車が結構フツーで
エクシブのような「ここはレクサスとベンツの展示場か!」状態ではなかったです。
新棟は73㎡。
本棟と比べると、広さだけでなく、お部屋の雰囲気も全く違います。
本棟との差額が1人1万円・・・だったら新棟の方が絶対お勧めだと私は思いました。
う~~ん・・・でもでも、やっぱりこのお部屋で1人1泊86400円って高い気がするなぁ~~