巻の五~巻の九
平家滅亡までの軍記物語
いよいよ源頼朝が旗上げし、富士川で平家は敗れる。
清盛は死んでしまうし、あちこちで源氏は平家にそむき混乱となる。
この本では、一の谷で平家が敗れるまで。
先駆けにこだわったり、名を名乗ってから戦う当時の戦い方が面白い。
見目麗しい武者姿で、またお歯黒で戦う平家は、なんとなく可笑しい!
この本の最後の章は、「小宰相身投げ」
一の谷で夫を亡くした小宰相が屋島に逃れる途中、海に身を投げるはなし。
こういったところは、琵琶を弾きながら語られればジーンとくるかも?
私のお気に入り度:★★★☆☆
