めたかさんのブログ"at most countable"で「[at]根来コミッショナーの後任を推薦しようキャンペーン!」が進行中です。すでにこのキャンペーンに賛同を表明されたブログも多く、当ブログにもosa3さんの「創難駄クリキンディーズ2004福岡」からTBを頂いております。
「任期満了はない」とのたまっている根来氏ですが、このままでは「後任がいないから」という理由でズルズルと居座るのは目に見えています。
ですが、この点については先ほどご紹介した記事でosa3さんがおっしゃるように、「とりあえずお辞めいただいて、当面コミッショナー空席でもそのほうがマシ」「後釜に明らかにマシな人が登場すれば、居座る理由も無い」という意見に私も同意します。
無能な上に自分の関心がある仕事しか意欲を示さず、しかも昨年の球界再編騒動でダーティーイメージを定着させた人物がプロ野球界の顔であることに、一体何の利益があるのか考えようがありませんからね。
というわけで、当ブログは「[at]根来コミッショナーの後任を推薦しようキャンペーン!」に賛同します。
さて、根来氏にはとっととお引き取り願うとして(本当は「目ぇ噛んで(以下自粛」ぐらい言いたい気分なんですけどね)、問題となるのが「じゃぁ誰を後任に推薦するの?」ということです。
すでに様々なブログで何名かのお名前が挙がっているようですが、私が推薦させていただきたいのはこの方、坂井保之氏です。
なぜ坂井氏を推薦するのか?理由は2つあります。1つは坂井氏が球界(特に球団経営陣)の内情を熟知し、かつ球界の悪弊に敢然と立ち向かうことができそうな人物であること、もう1つは根来氏の後釜としてコミッショナーにすぐさま就任できる可能性が高いことです。
まず第1の理由について説明しましょう。どんな改革でも旧勢力の抵抗は避けられません。そのような抵抗に全面対決するだけで済むなら楽なものですが、実際のところ、そのような押しの一手では反発を煽るだけでしかありません。
そのため、時には衝突を回避して様々な搦め手を使うなど、計略を駆使した対応が要求されます。このような計略は相手の実情や弱みを熟知して可能となるのです。
その一方で、相手を熟知していることはしがらみがあることにもつながります。そのようなしがらみに囚われ、安易な妥協の連続に終わった改革は歴史上数知れません。
こういったことを考えますと、今コミッショナーに必要なのは、球界を熟知し、経験に裏打ちされた交渉能力を持つと同時に、しがらみに囚われず、旧勢力との理念なき妥協に走らない人物ということになるのではないでしょうか。
坂井氏のお名前をクリックしていただき、リンク先のプロフィールをご覧になれば、氏が球団経営の豊かな経験をお持ちであることを理解していただけるでしょう。
また、皆さんの中には去年のスト決定を伝える「すぽると!」の中で、坂井氏が根来氏の「辞任」について「辞任ではなく遁走だ」と痛烈に非難したのを覚えている方もいらっしゃると思います。
氏の業績については私も詳しいわけではなく、ご本人の著書を読むなどしてもう少し勉強しないといけませんが、今ご紹介した話からは、私が考えるコミッショナー像に最も近いのが坂井氏ということになります。
次に第2の理由についてです。今回この記事を書くにあたって他のブログの記事をいくつか拝見したのですが、その中でホークス王監督や阪神星野SD、さらに古田選手会長などの名前が挙がっていました。
コミッショナーはNPBの顔です。それだけに、球界以外での知名度が高い選手経験者をコミッショナーに据えることは私も賛成です。個人的にはこの3名の中では王監督が最適だと思いますが、後の2人も候補とするに足る人物であることは間違いありません。
これはカネシゲ監督のブログで渦さんがおっしゃっていたことですが、王監督や星野SDがコミッショナーとなり、坂井氏や広瀬一郎・スポーツ総合研究所所長、あるいはロッテOBでMBAを取得された小林至氏などがブレーンとなるのが理想だと私も考えます。
ただし、今考えるべきはあくまでも「根来コミッショナーの後任」です。根来氏に一刻も早く辞任していただくためにスタンバイさせるべき人物なのです。
となると、今後もホークスで監督を務めるであろう王監督や、現役にこだわる(私もこだわってほしいと希望する)古田選手会長では問題があるのではないでしょうか。
この2人に比べれば星野SDはまだ可能性がありますが、先にご紹介したカネシゲ監督の記事で監督自身が懸念されているように、「しがらみ」の存在という部分で不安があります。「がんばれ!タブチコミッショナー補佐」とか見たくないでしょ?
何より、彼らには安定的な政権を築いてもらい、それを基盤として腕を揮ってもらいたいもの。その基盤作りのためにも、まずは坂井氏に頑張ってもらいたいというのが私の考えです。
コミッショナー候補についてここまでいろいろと書いてきました。ただし、後任が決まればいいというものではありません。後任選びと同時に必要なのが、コミッショナーの権限強化、特にコミッショナー指令に関する規定の整備です。
根来氏の発言のほとんどは聞くに足らないものでしかありませんが、ただ1点「コミッショナーに権限がない」ということだけはそう間違っていないと思います(もっとも、氏の主張が逃げ口上でしかないために説得力は皆無なのですが……)。
実際野球協約(PDFファイル)を見てみると、第8条においてコミッショナーがあたかも最高権力者であるようなことを書いていますが、実際の職務は紛争仲裁や協約違反に関する裁決など、確かに司法的なものに集中しています。
ただし、第9条の(1)には「コミッショナーは野球最高の利益を確保するために、この組織に属する団体や個人に指令を発することができる」と定められています。ですが、この指令に関する規定がなく、事実上空文となっているのです。
したがって、今後はコミッショナー指令について詳細な規定を定め、場合によっては一定の条件の下で指令発動を義務化するぐらいのことが必要なように思われます。
以上、コミッショナーの後任候補と制度改革について述べてきましたが、もしそれでもどうしても後任が決まらないというのであれば、もう1人私が最も信頼する人物を候補としてご紹介します。
σ(^_^)
月給20万円年休115日、社会・雇用他各種保険付でどうデスカ?
「任期満了はない」とのたまっている根来氏ですが、このままでは「後任がいないから」という理由でズルズルと居座るのは目に見えています。
ですが、この点については先ほどご紹介した記事でosa3さんがおっしゃるように、「とりあえずお辞めいただいて、当面コミッショナー空席でもそのほうがマシ」「後釜に明らかにマシな人が登場すれば、居座る理由も無い」という意見に私も同意します。
無能な上に自分の関心がある仕事しか意欲を示さず、しかも昨年の球界再編騒動でダーティーイメージを定着させた人物がプロ野球界の顔であることに、一体何の利益があるのか考えようがありませんからね。
というわけで、当ブログは「[at]根来コミッショナーの後任を推薦しようキャンペーン!」に賛同します。
さて、根来氏にはとっととお引き取り願うとして(本当は「目ぇ噛んで(以下自粛」ぐらい言いたい気分なんですけどね)、問題となるのが「じゃぁ誰を後任に推薦するの?」ということです。
すでに様々なブログで何名かのお名前が挙がっているようですが、私が推薦させていただきたいのはこの方、坂井保之氏です。
なぜ坂井氏を推薦するのか?理由は2つあります。1つは坂井氏が球界(特に球団経営陣)の内情を熟知し、かつ球界の悪弊に敢然と立ち向かうことができそうな人物であること、もう1つは根来氏の後釜としてコミッショナーにすぐさま就任できる可能性が高いことです。
まず第1の理由について説明しましょう。どんな改革でも旧勢力の抵抗は避けられません。そのような抵抗に全面対決するだけで済むなら楽なものですが、実際のところ、そのような押しの一手では反発を煽るだけでしかありません。
そのため、時には衝突を回避して様々な搦め手を使うなど、計略を駆使した対応が要求されます。このような計略は相手の実情や弱みを熟知して可能となるのです。
その一方で、相手を熟知していることはしがらみがあることにもつながります。そのようなしがらみに囚われ、安易な妥協の連続に終わった改革は歴史上数知れません。
こういったことを考えますと、今コミッショナーに必要なのは、球界を熟知し、経験に裏打ちされた交渉能力を持つと同時に、しがらみに囚われず、旧勢力との理念なき妥協に走らない人物ということになるのではないでしょうか。
坂井氏のお名前をクリックしていただき、リンク先のプロフィールをご覧になれば、氏が球団経営の豊かな経験をお持ちであることを理解していただけるでしょう。
また、皆さんの中には去年のスト決定を伝える「すぽると!」の中で、坂井氏が根来氏の「辞任」について「辞任ではなく遁走だ」と痛烈に非難したのを覚えている方もいらっしゃると思います。
氏の業績については私も詳しいわけではなく、ご本人の著書を読むなどしてもう少し勉強しないといけませんが、今ご紹介した話からは、私が考えるコミッショナー像に最も近いのが坂井氏ということになります。
次に第2の理由についてです。今回この記事を書くにあたって他のブログの記事をいくつか拝見したのですが、その中でホークス王監督や阪神星野SD、さらに古田選手会長などの名前が挙がっていました。
コミッショナーはNPBの顔です。それだけに、球界以外での知名度が高い選手経験者をコミッショナーに据えることは私も賛成です。個人的にはこの3名の中では王監督が最適だと思いますが、後の2人も候補とするに足る人物であることは間違いありません。
これはカネシゲ監督のブログで渦さんがおっしゃっていたことですが、王監督や星野SDがコミッショナーとなり、坂井氏や広瀬一郎・スポーツ総合研究所所長、あるいはロッテOBでMBAを取得された小林至氏などがブレーンとなるのが理想だと私も考えます。
ただし、今考えるべきはあくまでも「根来コミッショナーの後任」です。根来氏に一刻も早く辞任していただくためにスタンバイさせるべき人物なのです。
となると、今後もホークスで監督を務めるであろう王監督や、現役にこだわる(私もこだわってほしいと希望する)古田選手会長では問題があるのではないでしょうか。
この2人に比べれば星野SDはまだ可能性がありますが、先にご紹介したカネシゲ監督の記事で監督自身が懸念されているように、「しがらみ」の存在という部分で不安があります。
何より、彼らには安定的な政権を築いてもらい、それを基盤として腕を揮ってもらいたいもの。その基盤作りのためにも、まずは坂井氏に頑張ってもらいたいというのが私の考えです。
コミッショナー候補についてここまでいろいろと書いてきました。ただし、後任が決まればいいというものではありません。後任選びと同時に必要なのが、コミッショナーの権限強化、特にコミッショナー指令に関する規定の整備です。
根来氏の発言のほとんどは聞くに足らないものでしかありませんが、ただ1点「コミッショナーに権限がない」ということだけはそう間違っていないと思います(もっとも、氏の主張が逃げ口上でしかないために説得力は皆無なのですが……)。
実際野球協約(PDFファイル)を見てみると、第8条においてコミッショナーがあたかも最高権力者であるようなことを書いていますが、実際の職務は紛争仲裁や協約違反に関する裁決など、確かに司法的なものに集中しています。
ただし、第9条の(1)には「コミッショナーは野球最高の利益を確保するために、この組織に属する団体や個人に指令を発することができる」と定められています。ですが、この指令に関する規定がなく、事実上空文となっているのです。
したがって、今後はコミッショナー指令について詳細な規定を定め、場合によっては一定の条件の下で指令発動を義務化するぐらいのことが必要なように思われます。
以上、コミッショナーの後任候補と制度改革について述べてきましたが、もしそれでもどうしても後任が決まらないというのであれば、もう1人私が最も信頼する人物を候補としてご紹介します。
月給20万円年休115日、社会・雇用他各種保険付でどうデスカ?
>ともかく理念の確立を強調しているあたりは評価できますね。
これは大事ですね。プロ野球の進むべき道を明らかにすることなしに、やみくもに走っても骨折り損ですから。
>うまく回りだしたら、あまり長くとどまっておられないほうがよい気はします。
これも同感です。個人的には、昔からの呪縛を解き切った後、王さんなどの顔の効く人にバトンタッチするのが理想だと思っています。
ちょっと取材・構成が強引なきらいがありますが、ともかく理念の確立を強調しているあたりは評価できますね。例の球団を「壊滅しますよ」と言い切ったところも好感(笑)
>ダーティーな部分を知っているから敢えて動く動機となる
私もこちらに賭けたいと思いますし、やはりそのくらいでないと現在の凝り固まった世界をのしていけないのではないかと。
ただ、うまく回りだしたら、あまり長くとどまっておられないほうがよい気はします。
もちろん、本音としてはσ(^_^)さんに1票!なんですけどね。でも、NPBにそんなに人を見る目があったら…嗚呼。
豊田泰光さんは組織をまとめるという能力については分かりませんが、日経紙面で書いていることはそう間違っていないと思うので、就任すれば面白そうな気もします。
これは私も思いました。星野SDの場合、自分が頂点に立つより、「正統」なるものに挑戦していく運命にあるように思います。
でも、こういう存在は組織の緊張感を高めるのに大事なんですよね。
>しがらみ無しと言う点では外国人がいいのかもしれませんねえ。
それもアリですね。ichikenさんがおっしゃったデストラーデもいますし、案外バースが適任かも知れません。今や州会議員で、政治の経験がありますし。
元・選手だとやっぱ豊田さんかな。
星野さんは強いものに立ち向かってこそ本来の力が発揮できる人だとおもうので。
(田淵さん補佐は同意します。ありえる~)
しがらみ無しと言う点では外国人がいいのかもしれませんねえ。
キーナート以外で・・・・
これがどの程度なのかが気になるんですよね。あと、ダーティーな部分を知っているから身動きが取れなくなるのか、あるいは敢えて動く動機となるのか。
私としては後者に賭けたい気持ちがあるんです。
>根本さんがご存命なら・・・・
そうですね。根本さんがいらっしゃったら、有力な候補になったと思います。組織の建て直しと強化には実績がありますから。
>外国人(キーナート以外)
キーナート以外に激しく同意です(笑)
小林さんについては彼のHPを見たことがあるのですが、若いせいもあると思うし、東大とはいえ「体育会系」なせいか、どこか「頭が筋肉」な感じと、なんとなく何か強くひきつける力があるもの(例えばあのダイエーの「高塚被告」のような)に取り込まれやすい危うさを感じました。
それを考えると・・・。
本命:思い当たらない
対抗:坂井氏(あと根本さんがご存命なら・・・・)
穴:外国人(キーナート以外)
で、広報みたいな「広告塔」役割に原さん、星野さん、とかを・・・(コミッショナーは無理がある気がする)
TBしていただいた記事も拝見しました。
「自分なりの野球観をしっかり持っているかどうかが重要」
「自分の言葉と行動でファン、フロント、選手、オーナーとぶつかり合えるかどうかが適任者としての必須条件」
というsunrainさんのご意見に私も賛成です。野球に理想を持ち、それをぶつける人の登場を期待したいですね。
そこへosa3さんからTBをいただき、私もちゃんと賛同を示さなければと思ったんです。なので、この記事を書くきっかけを下さったことに感謝したいと思います。
でコミッショナーの件ですが、こうもいろいろお褒めいただくと正直照れますね(〃▽〃)後はNPBからのオファーを待つばかりです(笑)
ともあれ、3連勝目指して頑張ります(^^;)
この心配がないといえばウソになりますね。ただ、坂井氏の場合は球団経営経験者の中でそういう懸念が相対的に少ないような気もしています。
ただデストラーデに頼むのも面白そうですね。対外的な顔という役割を考えると、元助っ人外人選手という選択もアリかと思います。
ウミウシに獲られてなければブライアントという手もあったのですが……
ソフトバンクホークス・マーケティングの取締役の一人ですから難しいでしょうが。
坂井さんは適任でしょう。
当方でも何人か考えてみます。
この話題が広がっていってる事に、市井の野球ファンの良心を感じるとともに、ブログというものの可能性も再認識しています。
それと、マジに反応してスミマセンが、後釜候補として、ルパート・ジョーンズさんの名は、実は僕のアタマに浮かびましたよ。
野球に対する幅広い知識と深い愛情だけでも、根来氏よりも遥かにマシであるのは明白ですが、緊急アンケートでの迅速な行動、公平な態度、冷静で丁寧な結果分析と、お仕事振りも素晴らしいし、あんなに沢山のコメントが寄せられるのも、ルパート・ジョーンズさんのお人柄があればこそだと思います。
ただ、ご本人は一ファンとして野球を楽しみたいだろうから、お願いしますとか言うわけにはいかないだろうと思ってましたけど、立候補なさるんであれば、応援しますよ。
あと、坂井さんに関しては、ichikenさんの、
>アンタッチャブルな部分を知りすぎてて、逆に動けないんじゃないか
って点、確かにそうかなあ、と思います。
※2連敗中
坂井さん。いいと思うんですけどねぇ。
なんか、アンタッチャブルな部分を知りすぎてて、逆に動けないんじゃないかと思ったり・・・
ってことで、デストラーデに一票です。
ま、まぁ根来たんも阪神ファンでしたし、その辺は何とか(汗
σ(^_^)さん
コミッショナーになったら、特定の球団に肩入れできなくなりますよ(なぜかマジレス)