「準々決勝第1試合・東洋大姫路対駒大苫小牧」―
この組み合わせを最初見た時はかなりのショックでした。北海道の球団を応援する兵庫県民としては、決勝戦でもない限り見たくなかったカードです。そりゃ、駒苫の3連覇は見てみたいけど、生まれも育ちも兵庫県の私からすれば、愛する兵庫の代表が負けるところなど見たくもありませんorz
しかし、決まってしまったものはどうしようもありません。仕事が休みだったのをいいことに、実際に観に行くことにしました。
私が座るのは外野席。高校野球の場合はタダで入れます。今回は考えた末ライトスタンド、東洋大姫路側の席に座ることにしました。
ちなみにプロ野球公式戦では持ち物チェックがあるのに、この日はフリーパス。ええんかいな(苦笑)
その東洋大姫路の応援席。地元なので当然応援は多いです。
一方の駒大苫小牧応援席。地元でないにもかかわらず、大勢の応援が集まりました。
ほどなくプレーボール。
さて、試合は前半から東洋大姫路ペースで進みます。1回には3番林崎君の2ランで先制すると、それからもバントや内野安打など小技を聞かせた攻撃で、駒大苫小牧のエース田中君を揺さぶります。
チャンスのたびに「ヨーイヤサー」(播磨地方の祭りでよく聞かれる掛け声)の掛け声で盛り上がる東洋大姫路の応援席。このあと4回にはタイムリーとエラーで2点を加え、4-0とします。
一方、4点のビハインドも何するものぞとばかり、熱い応援を送る駒大苫小牧のアルプススタンド。
さて、5回までは終始東洋大姫路が試合を支配していましたが、6回に転機が訪れます。この回の表に初めて東洋大姫路の攻撃が三者凡退で終わると、裏に1死から9番小林君が歩きます。
ここで東洋大姫路の投手飛石君が走者に気を取られて無用な牽制をしているので、私にも予感めいたものが浮かんだのですが、それが的中。駒大苫小牧の大反撃が始まります。
上位打線に回った駒大苫小牧は連打で攻め立て、4番本間篤君のタイムリーでついに同点!一度火がつくと止まらない駒苫打線がその力を見せつけます。
そして続く7回裏2死3塁の場面、1番三谷君の放った打球はボテボテの内野ゴロでしたが、これが逆に幸いして1塁セーフ。駒大苫小牧がついに逆転しました!
しかし、東洋大姫路もこのまま引き下がるわけにはいきません。直後の8回表には内野安打と死球で2死満塁のチャンスを作ります。
ですが、その後カウント1-3からの強攻策が裏目に出ました。打球はセカンドの正面を突き3アウト。
いよいよ最終回。駒大苫小牧の控えの選手が、守備に就くナインに声援を送ります。
東洋大姫路はここでも執拗に食い下がります。3番林崎君が1死から2塁打を放つと、4番三宅君に代わる代打大広君の内野ゴロで3塁に進み、2死3塁。一打同点のチャンスです。
そして打席に立ったのは5番柏原君でしたが、初球を打たされ、打球はショート正面へのゴロ……
結局駒大苫小牧が1点差で逃げ切り、ゲームセットです。
駒大苫小牧の校歌演奏。
整列してそれを聞く東洋大姫路の選手たち。
兵庫代表が負けたのは残念というほかありませんが、選手は最後まで気を抜くことなく戦いましたし、最後の最後まで見ごたえのある試合が見られたのは良かったと思います。
駒大苫小牧の田中君は相変わらず立ち上がりが不安定でしたが、それでもストレートが146kmを記録するなど、大物の片鱗は見せています。この分なら戦後初の3連覇も夢ではないことでしょう。わが兵庫の分もぜひ頑張ってくださいよ!!
ああ、でも……悔しいねんなぁ~(苦笑)
この組み合わせを最初見た時はかなりのショックでした。北海道の球団を応援する兵庫県民としては、決勝戦でもない限り見たくなかったカードです。そりゃ、駒苫の3連覇は見てみたいけど、生まれも育ちも兵庫県の私からすれば、愛する兵庫の代表が負けるところなど見たくもありませんorz
しかし、決まってしまったものはどうしようもありません。仕事が休みだったのをいいことに、実際に観に行くことにしました。
私が座るのは外野席。高校野球の場合はタダで入れます。今回は考えた末ライトスタンド、東洋大姫路側の席に座ることにしました。
ちなみにプロ野球公式戦では持ち物チェックがあるのに、この日はフリーパス。ええんかいな(苦笑)
その東洋大姫路の応援席。地元なので当然応援は多いです。
一方の駒大苫小牧応援席。地元でないにもかかわらず、大勢の応援が集まりました。
ほどなくプレーボール。
さて、試合は前半から東洋大姫路ペースで進みます。1回には3番林崎君の2ランで先制すると、それからもバントや内野安打など小技を聞かせた攻撃で、駒大苫小牧のエース田中君を揺さぶります。
チャンスのたびに「ヨーイヤサー」(播磨地方の祭りでよく聞かれる掛け声)の掛け声で盛り上がる東洋大姫路の応援席。このあと4回にはタイムリーとエラーで2点を加え、4-0とします。
一方、4点のビハインドも何するものぞとばかり、熱い応援を送る駒大苫小牧のアルプススタンド。
さて、5回までは終始東洋大姫路が試合を支配していましたが、6回に転機が訪れます。この回の表に初めて東洋大姫路の攻撃が三者凡退で終わると、裏に1死から9番小林君が歩きます。
ここで東洋大姫路の投手飛石君が走者に気を取られて無用な牽制をしているので、私にも予感めいたものが浮かんだのですが、それが的中。駒大苫小牧の大反撃が始まります。
上位打線に回った駒大苫小牧は連打で攻め立て、4番本間篤君のタイムリーでついに同点!一度火がつくと止まらない駒苫打線がその力を見せつけます。
そして続く7回裏2死3塁の場面、1番三谷君の放った打球はボテボテの内野ゴロでしたが、これが逆に幸いして1塁セーフ。駒大苫小牧がついに逆転しました!
しかし、東洋大姫路もこのまま引き下がるわけにはいきません。直後の8回表には内野安打と死球で2死満塁のチャンスを作ります。
ですが、その後カウント1-3からの強攻策が裏目に出ました。打球はセカンドの正面を突き3アウト。
いよいよ最終回。駒大苫小牧の控えの選手が、守備に就くナインに声援を送ります。
東洋大姫路はここでも執拗に食い下がります。3番林崎君が1死から2塁打を放つと、4番三宅君に代わる代打大広君の内野ゴロで3塁に進み、2死3塁。一打同点のチャンスです。
そして打席に立ったのは5番柏原君でしたが、初球を打たされ、打球はショート正面へのゴロ……
結局駒大苫小牧が1点差で逃げ切り、ゲームセットです。
駒大苫小牧の校歌演奏。
整列してそれを聞く東洋大姫路の選手たち。
兵庫代表が負けたのは残念というほかありませんが、選手は最後まで気を抜くことなく戦いましたし、最後の最後まで見ごたえのある試合が見られたのは良かったと思います。
駒大苫小牧の田中君は相変わらず立ち上がりが不安定でしたが、それでもストレートが146kmを記録するなど、大物の片鱗は見せています。この分なら戦後初の3連覇も夢ではないことでしょう。わが兵庫の分もぜひ頑張ってくださいよ!!
ああ、でも……悔しいねんなぁ~(苦笑)
ウグがハム入りする時の、
「北海道(駒大苫小牧)を苦しめた男が、今度は北海道を熱くする」
とか言ってたスポーツ紙のキャプションを思い出しました。
個人的にはこんなドラマは嫌いじゃないです。
観戦記アップしましたので、よろしければドゾー
つhttp://blog.goo.ne.jp/ruppert_jones/e/acd67fdb789975d453a24f3a0e758746
それにしても、この試合といい次の試合といい、一発勝負の高校野球だからこそのドラマというのは感じましたね。
ただ鵜久森に関して言えば、まだ鎌ケ谷を熱くしてるかしてないかというレベルなので、早く頑張って上がってきなさいと(笑)
アタック25でもなかなか言い表\わせないほど「残念っ!」
それでもがんばった東洋大姫路ナインに拍手!
あと、3日前にわかった事ですが、東洋大姫路、神戸に宿舎構\えてたんですね。選手が乗ってたかどうか知りませんが、何年か前は山電から貸し切り列車が走ってましたが。
ただ、3連覇を目指す王者を苦しめ、最後まで自分たちの野球ができた東洋大姫路は、やはりいいチームだったと思います。
しかし、宿舎を構えていたというのは初めて聞きました。ただ、やっぱり姫路からだと、ちょっと距離がありますかねぇ。