交流戦10年目の企画として、現在パ主催試合でのみ採用されている指名打者制度を入れ換え、セ主催試合で実施、パ主催試合では解除するという報道が出ています。
私自身が最初にこれを見たのは、報知のサイトで「本日の1面」の画像でのことです。この時は「セもDH制」と見出しにあったので、パ・セ双方で実施するのかと思っていました。
ただ、他の報道ではセで導入、パで解除との話。先程あらためて報知の記事を見ても、同様の実施形態になるという話でした。現物は確認してないんですが、ひょっとして、やらかしちゃったんですかね。
で、その報知の記事がこちら。
■ 【交流戦】今季はセ主催試合でDH制導入!採用球場をセパ逆に!(報知・2014年4月16日)
どーも見出しと微妙に違います。やっぱり、やらかしちゃった? 怒らないから正直に言ってごらん[#^J^]
で、記事の方ですが、なんとも報知な記事ですね。分かりやすく讀賣視点です。「巨人ファンは本拠地でより攻撃的な試合を観戦することができる」なんてありますし。もっとも今はマシソンが一番攻撃的ですが。
ただ、その後に書いている「二刀流の日本ハム・大谷が北海道の日ハムファンに「3番 ピッチャー・大谷」のアナウンスを届けることも可能になる」というのは興味深い。
というのも、他紙の報道でも、札幌ドームで大谷が投手として打席に立つことが例として挙げられているからです。実際に見てみると、
■ 交流戦、セでDH制採用、パは解除へ…札幌で日本ハム・大谷“二刀流”も?(サンスポ・2014年4月16日)
■ 交流戦セ主催試合でDH 札幌Dで大谷リアル二刀流実現も(スポニチ・2014年4月17日)
この2紙は本文での言及に加え、見出しでも大谷の名前を挙げています。もっとも、サンスポは本日配信の記事でタツノリのコメントを掲げています。伊東監督が付け足し扱いなのには苦笑しますが。
■ DH制、セありパなし!交流戦の目玉企画に原監督「非常にいい」(サンスポ・2014年4月17日)
一方、ニッカン・デイリーの2紙はサンスポと同じ文章。となると、本文で大谷の名前が出てきます。中スポはまだウェブに上がってないので省きます。
ただし、3紙とも本日配信の記事で、もう少し詳しく取り上げる可能性はあります。特にデイリーがどう出るかは注目されます。まさか先日の試合で調子に乗ってDH藤浪とかは書かないとは思いますが……
さて、こういう記事を見てふと思うのですが、時代は変わったなぁと。
もし交流戦がもっと早くに導入されていて、かつ今回の制度が導入されていたら、報知以外の全国スポーツ紙も東京ドームでの読売の試合に注目した記事を書いていたのではないでしょうか。
となれば、そんな記事で浮かれる読売ファン(もちろんそうでない人もいるでしょうが)、反発する読売以外のファンが各所に現れて……というところまでは、容易に想像できます。
しかし、いまや目玉はセのDH制導入ではありません。むしろ、パのDH制解除なのです。
そうなった理由は、もちろん大谷の存在です。あらためて、彼がファイターズにいてくれて良かったと思いますし、本当にありがたいことです。
ただ、それと同時に、かつてなら東京ドームでのホームラン量産が注目されそうなところ、パの選手が全面に押し出されるようになった背景には、パ・リーグが着実に人気を得てきたこともあるように思えます。
大谷がどれほど凄いと言ったところで、パ・リーグ自体への関心が高くなければ、札幌ドームでの二刀流より、東京ドームでの二刀流の可能性消滅の方が記事になりかねないわけですし。
そう考えると、やはり時代の変化を感じずにはいられません。そして、それを象徴する選手がひいきチームにいることは、やはり嬉しいものです。
もっとも、NPBの公式発表が遅いのは変わっていない模様。事実でないなら否定すればいいのですが、それもない。
使用球問題でそれどころではないのかも知れませんが、この辺はいい加減何とかしないといけません。
私自身が最初にこれを見たのは、報知のサイトで「本日の1面」の画像でのことです。この時は「セもDH制」と見出しにあったので、パ・セ双方で実施するのかと思っていました。
ただ、他の報道ではセで導入、パで解除との話。先程あらためて報知の記事を見ても、同様の実施形態になるという話でした。現物は確認してないんですが、ひょっとして、やらかしちゃったんですかね。
で、その報知の記事がこちら。
■ 【交流戦】今季はセ主催試合でDH制導入!採用球場をセパ逆に!(報知・2014年4月16日)
どーも見出しと微妙に違います。やっぱり、やらかしちゃった? 怒らないから正直に言ってごらん[#^J^]
で、記事の方ですが、なんとも報知な記事ですね。分かりやすく讀賣視点です。「巨人ファンは本拠地でより攻撃的な試合を観戦することができる」なんてありますし。もっとも今はマシソンが一番攻撃的ですが。
ただ、その後に書いている「二刀流の日本ハム・大谷が北海道の日ハムファンに「3番 ピッチャー・大谷」のアナウンスを届けることも可能になる」というのは興味深い。
というのも、他紙の報道でも、札幌ドームで大谷が投手として打席に立つことが例として挙げられているからです。実際に見てみると、
■ 交流戦、セでDH制採用、パは解除へ…札幌で日本ハム・大谷“二刀流”も?(サンスポ・2014年4月16日)
■ 交流戦セ主催試合でDH 札幌Dで大谷リアル二刀流実現も(スポニチ・2014年4月17日)
この2紙は本文での言及に加え、見出しでも大谷の名前を挙げています。もっとも、サンスポは本日配信の記事でタツノリのコメントを掲げています。伊東監督が付け足し扱いなのには苦笑しますが。
■ DH制、セありパなし!交流戦の目玉企画に原監督「非常にいい」(サンスポ・2014年4月17日)
一方、ニッカン・デイリーの2紙はサンスポと同じ文章。となると、本文で大谷の名前が出てきます。中スポはまだウェブに上がってないので省きます。
ただし、3紙とも本日配信の記事で、もう少し詳しく取り上げる可能性はあります。特にデイリーがどう出るかは注目されます。まさか先日の試合で調子に乗ってDH藤浪とかは書かないとは思いますが……
さて、こういう記事を見てふと思うのですが、時代は変わったなぁと。
もし交流戦がもっと早くに導入されていて、かつ今回の制度が導入されていたら、報知以外の全国スポーツ紙も東京ドームでの読売の試合に注目した記事を書いていたのではないでしょうか。
となれば、そんな記事で浮かれる読売ファン(もちろんそうでない人もいるでしょうが)、反発する読売以外のファンが各所に現れて……というところまでは、容易に想像できます。
しかし、いまや目玉はセのDH制導入ではありません。むしろ、パのDH制解除なのです。
そうなった理由は、もちろん大谷の存在です。あらためて、彼がファイターズにいてくれて良かったと思いますし、本当にありがたいことです。
ただ、それと同時に、かつてなら東京ドームでのホームラン量産が注目されそうなところ、パの選手が全面に押し出されるようになった背景には、パ・リーグが着実に人気を得てきたこともあるように思えます。
大谷がどれほど凄いと言ったところで、パ・リーグ自体への関心が高くなければ、札幌ドームでの二刀流より、東京ドームでの二刀流の可能性消滅の方が記事になりかねないわけですし。
そう考えると、やはり時代の変化を感じずにはいられません。そして、それを象徴する選手がひいきチームにいることは、やはり嬉しいものです。
もっとも、NPBの公式発表が遅いのは変わっていない模様。事実でないなら否定すればいいのですが、それもない。
使用球問題でそれどころではないのかも知れませんが、この辺はいい加減何とかしないといけません。
試みとしてはもちろんアリですが、勝ったらいいものの負けたら残りの日程が怖そう……
しかし、言われてみれば、甲子園での投手の打席機会はなくなるんですよね。
マウンドに立てるだけでも満足な人もいるでしょうが、
そうはいっても残念な側面ではあります。
松坂大輔「甲子園で打席に立つ以上打たないと」
明日から宣伝文句が増えそうですね。(笑)
「藤浪ー大谷の直接対決も!?」
甲子園のマウンドに立つのが夢だったパリーグの選手には、
打席に入る機会がなくなるので少し残念な年になりそうですね。
今村猛「DH…うっ、頭が…」