■ FA藤井、オファーなければ“浪人”も(サンスポ・2009年11月20日)
■ フォト(同上)
他に写真はなかったのか。
サンケイグループは某世界一監督の変顔コレクションで自信でもつけたのか、このまま写真で独自路線を走りそうな気がしてなりません。
ちなみに、手前にいるのは勝さんでしょうか。見た目からしてもキャラからしても、この位置で写るのは勝さんですね、うん。
という話じゃなくて。
国内FAを早々と表明した藤井。ところが、国内どの球団もOKという姿勢は示したのですが、ここまで獲得姿勢を表明する球団はゼロ。
本人も昨日の時点で「まだオファーはなく、連絡を待っている状態」(サンスポ・2009年11月19日)と発言していたようです。
って、まだ交渉解禁前だったから。
その時点でオファーがあったらタンパリングだから。
ただ、現実には本人への直接連絡は不可能でも、獲得の意思のある球団ならメディアを通じてその旨を明らかにするはず。
ですが、現時点での報道を見る限り、獲得に否定的な球団しか見当たりません。
となると、このままノーオファーでフィニッシュという事態も現実味を帯びてきます。
そんな事態になれば、藤井はどういう扱いになるのか?
先ほどトゥザフネさんのエントリで知ったのですが、もしこのまま他球団との契約ができない場合、藤井はファイターズの契約保留選手とみなされ、プレーは不可能になるようです。
トゥザフネさんが引用されたの記事はこちら(時事・2009年11月19日)になりますが、ここで気になるのは、「野球協約の解釈」という一言。協約にそんな条文ありましたっけ?
協約は選手会のサイトで掲載されているので(ちなみに2009年度版はこちら・PDFファイル)、先ほど調べてみたのですが、どうも該当しそうな記述はありません。
ところが、今年から制定されたフリーエージェント規約の方に、そのものズバリの条文がありました。第6条(権利の行使)の6にはこうあります。
いかにも長ったらしい条文ですが[;;ーJー]
というわけで、このまま藤井がどの球団とも契約できない場合、ファイターズの契約保留選手とみなされるという扱いで、ルール上の間違いはないようです。
藤井本人がこの条文を知っててFAを宣言したとは思えません。過去の言動から考えれば、そもそも規約を読んだとすら思えません。
ただ、こればかりは「知らなかった」では済まされない話です。
この条文からすれば、新たに選手契約が結べなければ、国内外のどの球団でプレーすることも不可能です。もちろん、アマ野球に行くすべもありません。
このままの状態が続けば、藤井は文字通り行き場を失います。しかし、今さら後戻りもできません。
そう考えると、この規定はFA権を持つ選手にとっては非常に不利なものと言わざるを得ません。
ですが、よくよく考えてみると、困るのは選手だけではありません。国内FA権を行使した選手が直前まで在籍していたチーム、規約で言うところの旧球団も、条文の解釈次第では、困ることになるのです。
先ほどの条文では、国内FA権を行使した選手が他の球団と契約し、支配下公示がなされるまでは、その選手は旧球団の契約保留選手とみなされ、その保留選手名簿に記載される旨書かれています。
となると、もし藤井が他球団と契約できない状態が続けば、ファイターズは選手枠を1つ無駄にすることになってしまいます。
そればかりか、サンスポによれば保留手当の支払い義務が生じる可能性もあるようです。
さらにこの状態が続いてキャンプに突入しようものなら、規約上は自費キャンプの扱いになりかねません。
しかし、本人にキャンプ参加の意思はないでしょう。その場合、費用の支払い義務は生じるのか、あるいはそもそもキャンプに参加する義務があるのか?
こういう事態を回避するには、ファイターズが藤井を自由契約にするのが良さそうです。2006-7年オフの中村紀広がオリックスから自由契約になった例が思い浮かびます。
ですが、はたしてFA権を行使してしまった選手を自由契約にする権利が旧球団にあるのか?と言われると、判断に苦しみます。
あるいはファイターズが再契約を結ぶ可能性もありますが、現時点では考えにくい話です。契約するにしても条件は藤井にとって大幅に不利になるでしょうし、それが受け入れられるかは微妙です。
となると、最悪の場合、藤井は行き場を失ったまま保留選手扱いとなり、ファイターズは選手枠を1つつぶし、プレーする意思のない選手に手当を払い続けることにもなりかねません。
現時点では、この規約に引っ掛かるのは藤井だけです。しかし、これからFA権を行使する選手が増えていくと、同様のケースも再び発生する可能性は十分考えられます。
となると、ここで規約を見直しておかないと、文字通りの「不良債権」を抱えた球団が続々と出てくることもあるのです。
本来のFA制度であれば、所定の期間までに契約を結べなかった選手は自由契約扱いになります。
国内FAについてこの扱いを適用しなかったのは、おそらくは海外移籍への抜け道として使われることを恐れたためなのでしょう。
つまり、自由契約になると海外に行くのも自由になるわけです。とすると、国内FA権を行使して、国内のどの球団とも交渉せずにわざと自由契約になる選手が出かねない、ということです。
なので、わざわざ国内FAについて扱いを変えたのは、分からないことではありません。
ですが、はたして今の規約が選手と球団にとって利益になるものかは疑問です。双方に利益とならない規約が、球界全体の利益になるとはとても思えません。
となると、なんらかの見直しは必要ではないかと思われます。
たとえば、いささか面倒ですが、国内のみの自由契約制度導入(独立リーグを含め、日本国内であればどの球団とも契約可能)などが考えられますが、どんなものでしょうね?
■ フォト(同上)
他に写真はなかったのか。
サンケイグループは某世界一監督の変顔コレクションで自信でもつけたのか、このまま写真で独自路線を走りそうな気がしてなりません。
ちなみに、手前にいるのは勝さんでしょうか。見た目からしてもキャラからしても、この位置で写るのは勝さんですね、うん。
という話じゃなくて。
国内FAを早々と表明した藤井。ところが、国内どの球団もOKという姿勢は示したのですが、ここまで獲得姿勢を表明する球団はゼロ。
本人も昨日の時点で「まだオファーはなく、連絡を待っている状態」(サンスポ・2009年11月19日)と発言していたようです。
って、まだ交渉解禁前だったから。
その時点でオファーがあったらタンパリングだから。
ただ、現実には本人への直接連絡は不可能でも、獲得の意思のある球団ならメディアを通じてその旨を明らかにするはず。
ですが、現時点での報道を見る限り、獲得に否定的な球団しか見当たりません。
となると、このままノーオファーでフィニッシュという事態も現実味を帯びてきます。
そんな事態になれば、藤井はどういう扱いになるのか?
先ほどトゥザフネさんのエントリで知ったのですが、もしこのまま他球団との契約ができない場合、藤井はファイターズの契約保留選手とみなされ、プレーは不可能になるようです。
トゥザフネさんが引用されたの記事はこちら(時事・2009年11月19日)になりますが、ここで気になるのは、「野球協約の解釈」という一言。協約にそんな条文ありましたっけ?
協約は選手会のサイトで掲載されているので(ちなみに2009年度版はこちら・PDFファイル)、先ほど調べてみたのですが、どうも該当しそうな記述はありません。
ところが、今年から制定されたフリーエージェント規約の方に、そのものズバリの条文がありました。第6条(権利の行使)の6にはこうあります。
「本規約第2条第1項により国内FA資格を取得したが、同条第2項により海外FA資格を取得していない選手が、本条第1項の規定により、FAの権利を行使した場合、当該選手は、野球協約第68条の規定にかかわらず、この組織のいずれの球団とも選手契約について交渉し、選手契約を締結することができるが、それ以外の国内外のいかなる球団(プロフェッショナル野球組織又はいわゆる「独立リーグ」に属するものをすべて含む。)とも選手契約について交渉し、又は、選手契約を締結することはできない。なお、この場合、当該選手が、旧球団以外のこの組織のいずれかの球団と新たな選手契約を締結し、かつ、支配下選手の公示手続が完了するまでは、当該選手は、旧球団の契約保留選手と見做され、その全保留選手名簿に記載されるものとする。」
いかにも長ったらしい条文ですが[;;ーJー]
というわけで、このまま藤井がどの球団とも契約できない場合、ファイターズの契約保留選手とみなされるという扱いで、ルール上の間違いはないようです。
藤井本人がこの条文を知っててFAを宣言したとは思えません。過去の言動から考えれば、そもそも規約を読んだとすら思えません。
ただ、こればかりは「知らなかった」では済まされない話です。
この条文からすれば、新たに選手契約が結べなければ、国内外のどの球団でプレーすることも不可能です。もちろん、アマ野球に行くすべもありません。
このままの状態が続けば、藤井は文字通り行き場を失います。しかし、今さら後戻りもできません。
そう考えると、この規定はFA権を持つ選手にとっては非常に不利なものと言わざるを得ません。
ですが、よくよく考えてみると、困るのは選手だけではありません。国内FA権を行使した選手が直前まで在籍していたチーム、規約で言うところの旧球団も、条文の解釈次第では、困ることになるのです。
先ほどの条文では、国内FA権を行使した選手が他の球団と契約し、支配下公示がなされるまでは、その選手は旧球団の契約保留選手とみなされ、その保留選手名簿に記載される旨書かれています。
となると、もし藤井が他球団と契約できない状態が続けば、ファイターズは選手枠を1つ無駄にすることになってしまいます。
そればかりか、サンスポによれば保留手当の支払い義務が生じる可能性もあるようです。
さらにこの状態が続いてキャンプに突入しようものなら、規約上は自費キャンプの扱いになりかねません。
しかし、本人にキャンプ参加の意思はないでしょう。その場合、費用の支払い義務は生じるのか、あるいはそもそもキャンプに参加する義務があるのか?
こういう事態を回避するには、ファイターズが藤井を自由契約にするのが良さそうです。2006-7年オフの中村紀広がオリックスから自由契約になった例が思い浮かびます。
ですが、はたしてFA権を行使してしまった選手を自由契約にする権利が旧球団にあるのか?と言われると、判断に苦しみます。
あるいはファイターズが再契約を結ぶ可能性もありますが、現時点では考えにくい話です。契約するにしても条件は藤井にとって大幅に不利になるでしょうし、それが受け入れられるかは微妙です。
となると、最悪の場合、藤井は行き場を失ったまま保留選手扱いとなり、ファイターズは選手枠を1つつぶし、プレーする意思のない選手に手当を払い続けることにもなりかねません。
現時点では、この規約に引っ掛かるのは藤井だけです。しかし、これからFA権を行使する選手が増えていくと、同様のケースも再び発生する可能性は十分考えられます。
となると、ここで規約を見直しておかないと、文字通りの「不良債権」を抱えた球団が続々と出てくることもあるのです。
本来のFA制度であれば、所定の期間までに契約を結べなかった選手は自由契約扱いになります。
国内FAについてこの扱いを適用しなかったのは、おそらくは海外移籍への抜け道として使われることを恐れたためなのでしょう。
つまり、自由契約になると海外に行くのも自由になるわけです。とすると、国内FA権を行使して、国内のどの球団とも交渉せずにわざと自由契約になる選手が出かねない、ということです。
なので、わざわざ国内FAについて扱いを変えたのは、分からないことではありません。
ですが、はたして今の規約が選手と球団にとって利益になるものかは疑問です。双方に利益とならない規約が、球界全体の利益になるとはとても思えません。
となると、なんらかの見直しは必要ではないかと思われます。
たとえば、いささか面倒ですが、国内のみの自由契約制度導入(独立リーグを含め、日本国内であればどの球団とも契約可能)などが考えられますが、どんなものでしょうね?
この選手ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%A7%E9%95%B7%E9%9C%87
しかし、経歴でいうとafo呼ばわりで済む話じゃないですよ[;;0J0]
藤井の場合、暴力沙汰までは起こしてませんし……
日本の場合、放っておいても他球団が欲しがるような選手でない限り、
移籍前提のFAが事実上難しかったように思います。
それが、過去に同種の事例がなかった一因かも知れませんね。
とはいえ、藤井は現時点でも厳しい立場にありますし、
これでまたおかしな言動が1つでも出てきたら終わりのような気も……
こいつは抑えの主力投手ではあったんですが、チーム内外、公私を問わないトラブルメーカーだったもんで(無断外出、DV、観客を殴る、その他もろもろ)、FAしたものの獲得球団はどこからも現れず、事実上の引退に追い込まれました。
私は今まで、こういうケースが日本で起こらなかったのがむしろ不思議なくらいだったと思っています。
うーむ。それでもチームからは出た扱いにはなるんですよね……
国内FA選手に対しては、NPB預かりのような制度があればと思いました。
ええ、完全な思いつきです[;;0J0]
ただ、NPBにそんなカネがあるのかは気になりますが。
>>藤井
難しいところですが、やはり前者の見方が近いと思います。
たまには完投できるんですが、いつできるかが分からないと。
球数を費やしても、失点が少なければまだよかったんですけどね。
チームからは出たはずでも「NPBの選手」としての扱いはしなければいけません。
NPB選手としての待遇を受けていないのにNPB以外との契約を禁じるのは「一方的なので無効なルール」と判断されます。
だから保留選手扱いなのは国内FAの選手に限られてるわけ。
完全FAや任意引退選手の場合は、選手を獲得する球団側にルールを守らせればいいわけで、選手自身には直接的な制約はありません。
「チームを出て行くことになっている選手でも移籍先が決まるまでは元の球団が負担する」ってのは、誰がどのように負担するのか厳密に決めようとすると面倒なので、業界ルールとしてそうなっていると考えればいいかなと。
※音声は変えてあります
「周りからは、厳しいと言われるがそれは誤解です。
ウチは12球団一正確な査定を実行している自信があります。それだけのことですよ。」
……どこからか、怖い声が聞こえてきたような気がしますが、気のせいのはずです。
>藤井
長いイニングを投げる前に、球数を費やしてしまうから
イニング数を稼ぐ前に降板させられてしまうのか、
それとも、球数にこだわらずに長いイニングを投げられるのか。
このあたりの判断が難しいなと思います。
100球制限撤廃を打ち出した大野豊コーチの下でなら、完投させてもらえるかもしれませんが、
監督は大野さんではなく、野村謙二郎なので……。(苦笑)
まさかオファーがないとは思ってなかったかも知れませんね。
その上、本人に残留する気がないとなると、どうしようもなかったのでしょう。
ここへきて藤井の態度が微妙に変わってるようですが、
あるいは代理人の説得(入れ知恵)があったのか……
いずれにせよ、熟考の上での行動でないことは確かでしょう。
FA残留した選手ですが、過去の例だと奈良さんがいましたね。
'04年にFA宣言した上で残留でした。
ハムでは、FAを行使して残留した選手がいなかったような。小笠原選手の場合は宣言後も球団は交渉を続ける姿勢だったと思いますが、選手によって対応が違うのかな、とも思います。
藤井投手もそのあたりの話し合いをしてから、宣言すればよかったというか、それが普通だと思うのですが、本当に移籍することしか頭になかったのでしょうね。
でも、拙速という印象しかないです。
ありがとうございました。
考えるだに厄介な問題ですが、根本的な解決法があるとすれば、
やはり国内FAと海外FAの一本化しかないだろうと私も思いますね。
藤井のようなケースが今後出ないとはとても思えませんし、
これを奇貨として、ちゃんとした手を打っておくべきでしょう。
しかし、選手側も球団側も残留の可能性を否定するのは珍しいですね。
おそらく、きっかけは些細な感情のもつれなのでしょう。
藤井がヘソを曲げて、球団側が付き合いきれなくなったって辺りかなと……
連絡なしってのは何人かいますが、それでも残留はできてますし。
今回のように、移籍先が見つからず、残留の意思もないというケースは、
なかなか想定しづらかっただろうと思います。
一番分かりやすいのは自由契約にすることでしょうが、
仮にその後藤井がMLBと契約するようなことになれば、
国内FAを形骸化させる悪しき前例を残すことになってしまうんですよね。
結局は、国内FAという形式に無理があるんだろうと私も思います。
「泥縄」という言葉が思い浮かんだんですが(苦笑)
言い方は悪いですが、立場が苦しくなったとたんに態度を変えても、
かえって印象を悪くするだけだと思うんですけどね。
>トレード要員
そうなればいいんですけど、FAだと補償なしで獲得できる選手を、
わざわざ交換要因や金銭を出して獲る球団があるかは疑問なんですよ。
もっとも、無償トレードという手もあるんですけどね。
規約である以上、現実はさておき、理論的な可能性も考えないといけませんし。
>保留選手
うーむ、チームから出たはずの選手に手当を払うのは、
どーも感覚的に納得いかないんですよね。
FA宣言をしてなければ支配下選手のままなんで、
支払金額はもっと多くなってたでしょうが。
ただ、キャンプに参加できないってのは痛いですね。
ますます中村ノリのケースが頭をよぎります。
ノリは育成で拾われて、そこから復活を遂げましたが、
藤井にそこまでの覚悟はあるかなぁ……
>藤井が考えていたより低いオファーでも受け入れてNPB内のどこかと契約
H市に本拠を置く球団のS本部長が思い浮かんだんですが[;;0J0]
あと遅れましたが北海道独立リーグの記事のときもリンクしていただいて、たびたびありがとうございますm_ _m
自分で書いたときは「藤井大丈夫か!?」ってだけの中身だったんですが、ルパートさんの手にかかればこんなにも根深い問題だったんですね。う~んさすがですな。
一番わかりやすい解決方法は、国内FAなんてややこしい制度をなくして海外FAと一本化することなんですけどね、ぶっちゃげ。
ていうか実際、そのフラグのような気がしてきました。
選手会がこの件を取り上げて全部8年にしろとか言いだすんじゃないでしょうか。
しかしたちまちは藤井ですよねぇ。
FAがらみで浪人ってのは、たしか小宮山のときもありましたよね。
メッツに行って、1年で帰ってきて、でも1年だけだったら補償金が発生するとかでどこにもいけず、とかいうややこしい話だったんですよね。
あの時、小宮山は解説者とかで1年過ごしましたけど・・・まぁ藤井が解説者とかありえませんしね(汗)
どっか必要とする球団はある思うですけどねぇ~。
ていうかハム残留は絶対ないって、そんなにひどい事言われたんだろうか。。。
多分FAしてどこも獲得しないということは考えられていない規定で、そこが穴になっちゃったんでしょうね。
今回の藤井のケースで言えば、日ハム球団との間に退団へのハードルはないようですし、また、たまたまCランク選手で藤井の移籍で日ハムは得るものもないわけだから、自由契約にしてもらえばいい話だとは思いますが、そうでない場合は紛糾する可能性がありますね。
難しい問題だと思いますが、根本的に選手のメジャー流出を避けるために、国内FAだけを短縮したという手法自体に問題があるのだとは思います。
かといって、代案を出せといわれても思いつきませんが…。
欽ちゃん球団に入るだけかと思ってたんですが。
難しい話ですね。
まさか引退覚悟のFAとも思えません。
出ないと決めたはずの、ファンフェスやパレードや納会にも出るようですし、
ここは藤井くんはファイターズに戻って
トレード要員となるべく頑張れ!
(*^-^)b
とかっていうのが移籍の一番手っ取り早い方法っぽいんですけどね。
これは選手がNPB以外の球団と契約した時点でNPBの海外移籍を禁じるルールも拘束力を失うため、海外移籍のための抜け道に使われる可能性があります。
独立リーグの球団がNPBにケンカを売るような行為なのであまり現実的ではないですが、資金繰りに困っていれば移籍金目当てで持ちかけるところがあるかもしれない。
NPBから移籍した選手に制約を作るとなると、その組織とNPBとの間で協約を結ぶ形以外にはありえないでしょうし、アマや独立リーグにとってはそんな制約を受け入れるメリットがないのでこれも現実的ではない。
だから「国内FA」は実質的に「NPB内FA」で、藤井自身もそう考えていたでしょう。
>費用の支払い義務は生じるのか、あるいはそもそもキャンプに参加する義務があるのか?
保留選手として扱うことになっている以上は、保留選手に対する義務も果たさなきゃいけないでしょう。
キャンプについては義務ではなく、通常の保留選手であればそのチームと契約する意思はあるため、選手にとってはキャンプに参加しておかないと契約後の扱いが不利になるからでしょう。
「義務なのに自費参加」ってのは根本的におかしいですから。
ところが藤井のケースでは移籍を前提にした保留選手なので、むしろキャンプへの参加はチームから拒否される可能性が高いです。
つまり契約がまとまるまでは自主トレでコンディションを調整しなければならず、その点で普通の保留選手よりも不利な立場になります。
結局は「藤井が考えていたより低いオファーでも受け入れてNPB内のどこかと契約」「それもできずに自由契約にしてもらってNPB以外のどこかへ」の二通りになるかなと。