いつもお世話になっているリサ・フェルナンデスさんのブログ「獏の食わず嫌い」で「バフィー君エイドキャンペーン」が展開されています。
元々はB・Bが書いたコラム(これについては私の記事もご参照ください)と、冒頭に掲げた「第2回大喜利甲子園」でのハムぞー所長のネタによるイラストが発端で、現時点ではこのイラストを本当にバフィーを愛してる人に使ってもらうという話になっています。
球団合併によって突然活躍の場を奪われてしまったバフィーとファルルの復活は私も心から願っていますし、この提案には私も乗っかりたいと思っています。
ただ具体的にどうするかと言われると、どうにも妙案が浮かばないんですよね。
例えば、大阪ドーム限定で起用するのはどうか?おそらく一番現実的な答えはこれでしょうし、一時は私もこの案に賛成だったのですが、おそらく多くの牛ファンの方からすれば、合併球団のユニホームを着たバフィーなど見たくもないことでしょう。
私だって正直なところ、あんなユニ(最近の報道では大阪ドーム限定のユニができるという話もありますが、それとてベースはウミウシユニになるようです)をバフィーに着せるのは納得が行かないところです。
では、他球団への譲渡はどうか?仮定の話ですが、もし彼らがファイターズに加入するなら私は喜んで迎え入れますよ。ですが、あくまでもバフィーたちは大阪近鉄バファローズのマスコット。ウミウシを応援しようと決断した牛ファンにとってはたまったものではないでしょう。
他にも、バルバロックとカペロットを復活させて四国リーグを1人1チームずつ担当するなどのアイディアも考えたのですが、後で書きますようにバフィーたちの権利関係が厄介なことになっているようですし、いくら私でも実現の可能性が低いことくらいは分かります。
なら、存続をあれこれ考えるより、いっそこのままバファローバレイに帰してあげるというのが最善の選択肢ではないのか?
確かに、彼らのことを美しい想い出として記憶に留めるにはこれが一番いいのでしょう。中途半端な形で残そうとするより、あるいはきれいかも知れません。
ただ、それも2つの点で問題があります。
まず、tugendさんのブログ記事によれば、現在バフィリードの商標権は「オリックス株式会社」(オリックス本社)に移っている一方で、ファルル、バルバロック、カペロットの権利は「株式会社大阪バファローズ」に残されたままなのだそうです。
オリックスがどのような意図を持ってバフィーの権利のみを受け取ったのかは判断がつきかねます。ただ、このままではバフィーは仲間のところに帰ることすら許されないのです。たった一人ぼっちで、バファローバレイの仲間たちと引き裂かれたままで……
それにもう1つ。これはあくまでも私の勝手な想いなのですが、先にご紹介したB・Bのコラムの中にこんな言葉があったのが、どうしても私の心に突き刺さっているのです。
心から愛したマスコットになることがもうできない、もし自分がそんな立場だったら……
私だって、自分の愛する人とはずっと一緒にいたい。自分にとってかけがえのない人と離れ離れになるなんてイヤだ。そんなのは耐えられない。
もし、バフィとファルルがそんな辛さを味わっているのだとすれば……牛ファンの方がどう思っているかが何より優先されるべきなのは百も承知で、それでも私はバファローバレイの仲間たちがこんな宙ぶらりんの状態のまま「消滅」することには賛成できません。全くの感情論ですけどね。
あれこれ考えましたが、バファローバレイの仲間たちをどうするかについては、結局のところ大阪近鉄バファローズが消滅した以上、もはや誰もが満足する答えなどないのでしょう。
ただ、これまで同じ仲間だった4人が切り離されているというのであれば、しかも使いもしないのにオリックスが権利を持ってバフィーを「飼い殺し」にしているとなれば、やはり強い疑問や怒りを感じずにはいられません。
このことから、当ブログは以下の2点を要望したいと思います。
・株式会社オリックスがバフィーリードの商標権を放棄すること。
・大阪バファローズないし他の信頼できる組織によってバフィーリード、ファルルリーナ、バルバロック、カペロットの商標権が一括して管理されること。
商標権の受け皿組織をどうするかが悩ましいところなのですが……
最後になりましたが、今回の「バフィー君エイドキャンペーン」を受けてさいんさんが素晴らしい物語を書き上げましたので、ご紹介します。
※ ゆうきのしるし
バファローバレイの仲間たちを愛する全ての人にぜひ読んでもらいたい物語です。
【2/15追記】
バフィーリード、ファルルリーナ、バルバロック、カペロットの商標権に関す情報がtugendさんのブログ記事によって明らかになりましたので、これを受けて記事を一部修正しました。tugendさん、ありがとうございました。
また、めたかさんのブログ"at-most-countable"で「バフィエイド企画案草案」が発表されています。ご関心のある方はぜひどうぞ。
元々はB・Bが書いたコラム(これについては私の記事もご参照ください)と、冒頭に掲げた「第2回大喜利甲子園」でのハムぞー所長のネタによるイラストが発端で、現時点ではこのイラストを本当にバフィーを愛してる人に使ってもらうという話になっています。
球団合併によって突然活躍の場を奪われてしまったバフィーとファルルの復活は私も心から願っていますし、この提案には私も乗っかりたいと思っています。
ただ具体的にどうするかと言われると、どうにも妙案が浮かばないんですよね。
例えば、大阪ドーム限定で起用するのはどうか?おそらく一番現実的な答えはこれでしょうし、一時は私もこの案に賛成だったのですが、おそらく多くの牛ファンの方からすれば、合併球団のユニホームを着たバフィーなど見たくもないことでしょう。
私だって正直なところ、あんなユニ(最近の報道では大阪ドーム限定のユニができるという話もありますが、それとてベースはウミウシユニになるようです)をバフィーに着せるのは納得が行かないところです。
では、他球団への譲渡はどうか?仮定の話ですが、もし彼らがファイターズに加入するなら私は喜んで迎え入れますよ。ですが、あくまでもバフィーたちは大阪近鉄バファローズのマスコット。ウミウシを応援しようと決断した牛ファンにとってはたまったものではないでしょう。
他にも、バルバロックとカペロットを復活させて四国リーグを1人1チームずつ担当するなどのアイディアも考えたのですが、後で書きますようにバフィーたちの権利関係が厄介なことになっているようですし、いくら私でも実現の可能性が低いことくらいは分かります。
なら、存続をあれこれ考えるより、いっそこのままバファローバレイに帰してあげるというのが最善の選択肢ではないのか?
確かに、彼らのことを美しい想い出として記憶に留めるにはこれが一番いいのでしょう。中途半端な形で残そうとするより、あるいはきれいかも知れません。
ただ、それも2つの点で問題があります。
まず、tugendさんのブログ記事によれば、現在バフィリードの商標権は「オリックス株式会社」(オリックス本社)に移っている一方で、ファルル、バルバロック、カペロットの権利は「株式会社大阪バファローズ」に残されたままなのだそうです。
オリックスがどのような意図を持ってバフィーの権利のみを受け取ったのかは判断がつきかねます。ただ、このままではバフィーは仲間のところに帰ることすら許されないのです。たった一人ぼっちで、バファローバレイの仲間たちと引き裂かれたままで……
それにもう1つ。これはあくまでも私の勝手な想いなのですが、先にご紹介したB・Bのコラムの中にこんな言葉があったのが、どうしても私の心に突き刺さっているのです。
「皆さんは、もし自分の愛する人が突然目の前から姿を消してしまったらどう感じますか?大げさに聞こえるかもしれないけど、バフィとファルルの心境は正にそんな感じなんです。今まで自分が愛していたキャラクターを演じる事が、もう二度と出来なくなってしまう…僕だってこの気持ちは痛いほどよく分かります。」
心から愛したマスコットになることがもうできない、もし自分がそんな立場だったら……
私だって、自分の愛する人とはずっと一緒にいたい。自分にとってかけがえのない人と離れ離れになるなんてイヤだ。そんなのは耐えられない。
もし、バフィとファルルがそんな辛さを味わっているのだとすれば……牛ファンの方がどう思っているかが何より優先されるべきなのは百も承知で、それでも私はバファローバレイの仲間たちがこんな宙ぶらりんの状態のまま「消滅」することには賛成できません。全くの感情論ですけどね。
あれこれ考えましたが、バファローバレイの仲間たちをどうするかについては、結局のところ大阪近鉄バファローズが消滅した以上、もはや誰もが満足する答えなどないのでしょう。
ただ、これまで同じ仲間だった4人が切り離されているというのであれば、しかも使いもしないのにオリックスが権利を持ってバフィーを「飼い殺し」にしているとなれば、やはり強い疑問や怒りを感じずにはいられません。
このことから、当ブログは以下の2点を要望したいと思います。
・株式会社オリックスがバフィーリードの商標権を放棄すること。
・大阪バファローズないし他の信頼できる組織によってバフィーリード、ファルルリーナ、バルバロック、カペロットの商標権が一括して管理されること。
商標権の受け皿組織をどうするかが悩ましいところなのですが……
最後になりましたが、今回の「バフィー君エイドキャンペーン」を受けてさいんさんが素晴らしい物語を書き上げましたので、ご紹介します。
※ ゆうきのしるし
バファローバレイの仲間たちを愛する全ての人にぜひ読んでもらいたい物語です。
【2/15追記】
バフィーリード、ファルルリーナ、バルバロック、カペロットの商標権に関す情報がtugendさんのブログ記事によって明らかになりましたので、これを受けて記事を一部修正しました。tugendさん、ありがとうございました。
また、めたかさんのブログ"at-most-countable"で「バフィエイド企画案草案」が発表されています。ご関心のある方はぜひどうぞ。
「バフィーエイド」などと銘打ったのは良いけど近鉄ファンの方には酷なことになったんじゃないかと思います。
私もさいんさんの書いたメルヘンの通りに綺麗に幕引きするのがベストなのかなあ・・・と思っています。
どうも、そうは問屋がおろしてくれなさそうな感じなんですけど(-。-;)
マジで何考えてるんでしょう、ウミウシ・・・・・
バルバロックとカペロットについては知らなかったので、今回調べました。
http://toshima.cool.ne.jp/carp2/masukoto/in-baffy.htm
私の記憶に新しいのは、ある日大阪ドームの試合を終えて外に出ると、「バフィーとファルル続投署名」が懸命に行われており、当人達がそこにいたこと。
マスコットゆえ、その署名は子供が主な対象でしたが、「大人でもいいですか?」と聞いて無理にサインさせてもらいました。
>ただ、これまで同じ仲間だった4人が切り離されているというのであれば、
>しかも使いもしないのにオリックスが権利を持ってバフィーを「飼い殺し」にしているとなれば、
>やはり強い疑問を感じずにはいられません。
商標問題なんてものをタテに仲間が引き裂かれるなんて、あってはならないですよね。
どこに行くにも皆一緒にしてやってほしいです。
さいんさんの物語、心にしみました。
バルとカペロの映った写真を発見したので(非常に画質も悪く遠いのですが)折角なので挿絵代わりに追加アップしました。
バフィーだけがオリに売られた形なのはどうにも釈然としませんね。いつ、ネッピーの保険に使われるのかと思うとネッピーとリプシーにも失礼だし…。
オリバを応援する気になっている方には本当に非常に申し訳ないと思いつつ…。
それにしてもウミウシのやることは分かりませんね。もっとも、彼らが多くの牛ファンやプロ野球ファンを何とも思っていないことだけは明らかなのでしょうが(-_-メ)
私も大阪ドームのあの試合を観ていました。試合が終わった後もライトスタンドをずっと見ていて、悔しさや怒りを抑えることができなかったのを覚えています。
>商標問題なんてものをタテに仲間が引き裂かれるなんて、あってはならないですよね。
どこに行くにも皆一緒にしてやってほしいです。
私も全く同感です。
プロ野球はファンの心を捉えてナンボの商売なはず。ならばこそ、こういう神経を逆なでするような行為は許されないはずです。
オリックスのような企業に球団を保有する資格はないと常々思っているのですが、この話を知ってその思いを新たにしました。
>バフィーだけがオリに売られた形なのはどうにも釈然としませんね。いつ、ネッピーの保険に使われるのかと思うとネッピーとリプシーにも失礼だし…。
そうですよね。ネピリプコンビが存続すること自体には私も賛成なのですが、バフィーをある種の「脅し」に使うという神経には救いがたさを感じます。
ホントオリックスの考えていることは分からないことだらけです。
それなのに、オリックスのやっていることはその逆で、人の心を踏みにじることとしか思えません。まさしく「檻」そのものですよね。
さいんさんの物語を読みながら礒部会長と三輪会長の涙がよみがえったりしたわけですが、うるうるしてる場合じゃないですね。まさかバフィがそんなことになっていたとは。
ウミウシのことです、やりそうなことはただひとつ。どこまでファンの気持ちを踏みにじれば(絶句)
しかもtugendさんの話では、バフィーの商標権はオリックス本社が持っているとのこと。問題は球団だけではなくオリックスという企業集団そのものにあるという思いが強まりました。
やっていることが、人に嫌われるためとしか思えないのですが・・。
何が出来るかわかりませんが、ウチもボチボチとやっていきます。
幸いウチのバフィー君は、おかげさんで元気ですから。
横浜も待遇改善で慰留したけれど「全権委任」と「全試合登場」には敵わなかったとか。球団のマスコット認識に対しての、生命を持ったマスコットからの自己主張ですね。
Aさんも一からの新天地で苦労が多いでしょうし、全権委任も真相はどの程度か分かりませんが、マスコットへの愛と誇りで切り開いていってくれるでしょう。BBが開けてくれた風穴からまた新たな風が吹き込んだようです。ありがとう、BB。
その一方で、おっしゃるようにどの程度自分の思い通り演じられるのかは分かりませんし、ブラックホッシーが今後どうなるかも心配なところ。この辺りはもう少し詳しく調べてから記事にしたいと思います。
幸い、私は子どものうちからマスコットに触れることができたので、他人事と捉えずに済みました。マスコットに会うのを楽しみにしているのは、子どもたちだけではなく、大人だって同じだと思うのです。
現在、チラシを取り上げて「ファンとは?」「ファンサービスとは?」を考えながらサイト運営をしています。その中でも、オリックスものは極端に少ないです。ファンをどう捉えているのか、さっぱり解りません。
私もその中の1人です。なので何とか彼らの救済方法を考えているのですが、どうすればいいか今でも悩んでいます。
>オリックスものは極端に少ないです。ファンをどう捉えているのか、さっぱり解りません。
現場は頑張っているんですよ。現場はそうなんですが……(溜息