Louis Armstrong - On A Little Bamboo Bridge (1937) [Digitally Remastered]
アクアマリンふくしまを出て、バスの時間までは余裕がある。そうなると、来しなに見た廃線跡が気になるので、どのようなものか探ってみることにした。
福島臨海鉄道の小名浜駅から分岐していた路線は、アクアマリンふくしまの駐車場近くを通って、南西の埠頭へと続いていた。
すぐ近くに立つアクアマリンのモニュメント。
歩いて2, 3分のところを通るのだから、土曜休日だけでも泉から直通のイベント列車を走らせたら面白かろうに、と妄想したりする。
アクアマリンふくしまにはキャラクターもいるので、うまく活用すれば、観光の新しい目玉にもなるはずだろう、などなど。
廃線がかつて横切っていた踏切。警報機は残っているが、線路側には柵が置かれ、遮断機のバーは取り外されている。
踏切の南側、奥に見える建物がアクアマリンふくしま。これだけ近くを走るのだ。
小名浜駅側を眺める。踏切の中は、まだ線路が外されずに残っている。
しかし、踏切を外れると線路は撤去されていて、路盤しかない。
その路盤の先を進み、小名浜駅を見ると、ディーゼル機関車が休んでいる。
小名浜駅から泉に向かう線路を見ると、いまや絶滅危惧種の腕木式信号、しかも上下2段の本格的なものが建っていた。
こちらはまだまだ現役、良いものを見た。失われた鉄路の後に、まだ頑張るものを見ると、やはりほっとする。