にわか日ハムファンのブログ記念館

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【2013北海道・東日本の旅】(9)沿岸バスとの遭遇

2013-12-07 09:21:25 | さすらいブロガー旅情編
 増毛からは日本海を左手に見て、市街地の手前で右に折れる。
 旧羽幌線の線路跡と合流したところで、留萌駅到着。駅には夕陽を背景に、大きく二岡と村田の写真が掲げられている。ファイターズが活用されているのをあらためて実感する。これが少しでも地域おこしにつながれば。



 留萌で列車を降りる。列車の旅だから深川まで折り返すのが常道なのかも知れないが、それでは時間が余計にかかるために予定が組めなかったのと、もう1つ、この機会にやってみたいことがあったのだ。



 留萌駅から歩いて、沿岸バスのターミナルにやってきた。そう、「あの」沿岸バスのターミナルである。
 北海道北西部の貴重な交通手段、沿岸バス。ネットではそのはっちゃけぶりで、すでに不動の人気を築いたバス会社。もはや「あのバス会社」といっただけで、十分通じるかも知れない。
 実際、ターミナルまで歩く途中で、ネットで見たキャラクターが描かれたバスが通るのを見た。いきなりの衝撃に、ただ立ちつくすしかなかった。



 ターミナルの待合室。遠目で見れば、普通の待合室だ。あくまでも、遠目で見れば。



 近目で見れば、この有様。



 その上、年月をかけた蓄積がある。



 これまでのキャラクターを集めれば、これほどの多さになる。
 公式サイトに大ちゃんが出ていると、ネットが騒然としたのはもう10年も前のこと。そこから遮られることなく成長していった沿岸バスのキャラクター文化は、根深いのだ。



 そして根深いだけではない。行き渡っている。



 ここで1日乗車券を買う。100円ほどとはいえ節約になるし、ネットでさんざっぱら見たチケットだ。ここまで来て買わないなどあり得ない。



 裏面。だんだん言葉が出てこなくなってきた。



 バスを待つ地元の人は、はたしてどう思っているのだろう。多分、もう慣れたのだろうが。

 ただ、ここまでして関心を集めて、それでようやく乗客の減少幅が縮み、うまくいけば減少に歯止めがかかり、あわよくば増える可能性があるのだ。
 何もしないより何かやった方が良い。そしてやるなら徹底的にやり尽くす方が良い。そういうことだろう。


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