1月4日のレッスン初日に、理事長とメインラウンジにてお食事をご一緒させていただきました。
すごくいいお話が聴けましたので一部をご紹介させていただきます。
【感謝する】
TTCでは、1月3日に初打ちという一大イベントが行われました。なんと200名以上の会員様に参加していただけました。年々、参加していただける会員の方々が増加しております。今回、ジュニアプログラム選手(フューチャーズ)代表で奈良部君、ならびにジュニアプログラム卒業生(PJT)代表で藤岡さんが、プログラムを支えていただいている全会員(賛助会員)様に向けて、日頃の感謝を込めて初打ちの場で挨拶を致しました。初めての試みであったにもかかわらず立派にスピーチ致しました。
この事柄は、普通にするべきことをしたというニュースとして捉えてしまいがちなことです。
「こういう場を設ける。これが、指導者としてすごく大事だと思うんだ。」と吉田宗弘理事長がおっしゃいました。
「日本人はこういう感謝を表現する(パブリックスピーチ)ことが苦手で、慣れていない。ジュニアの選手にウィナーズスピーチを練習させたり、意見をみんなの前で発表させたりするのをさせているのは意味があるんだよ。」
「TTCでは、トーナメントデスクにウィナーズスピーチの台本(簡単なメモして)が置いてあるだろ。トーナメントイベントが行われると必ずウィナーズスピーチをしてもらうんだ。表彰式が一段と華やかになり、本人も観客も感動するんだよ。スピーチに慣れていない選手も今後の大舞台のために台本を使いスピーチをやりきらせるといいんだよ。」
「プロの選手もウィナーズスピーチがしっかりとできない選手がいる。これは指導者の責任なんだ。TTCのスタッフはできていると自慢できる。」と理事長が語った。
TTCでは、普段の挨拶を徹底して指導したり、自ら実践することで、外部からお越しになったお客様に多大な評価をいただいております。
積み重ねる事が力になり、周りも巻き込んでいく。
挨拶だけではなく、テニスの指導、普段の業務などすべてのこと。「感謝を伝える」を本気でやる事が全てのことを感動する域に達成できる。簡単なことではありませんが、感謝を積み重ねたいと胸に刻みました。
TTCで働けること。今まで育ててくれた全ての方々に感謝して。
公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太