育児版 黒野コーチのテニスDEポン

ストライダーは子育ての縮図!!
パラリンピアンを育てたテニスコーチが子供をCEOにするまでの必要なこと発信してます。

メンタルタフネス② Mental toughness ②

2016-01-29 15:06:25 | テニス

メンタルタフネス②

A:目標を決める時に、手の届きそうなところに置く

B:目標を決める時に、手の届きそうも無いところに置く

あなたならどちらを選択しますか?


Aを選択したあなたは、目標はクリアできます。

Bを選択したあなたは、簡単にクリアできません。

当たり前ですよね。

Bを選択したあなたは、Aを選択した方より高みに行けます。
届かない目標は、あなたを自然に高いところに連れて行きます。Aの方が選択した目標は多分、途中経過ですよね。

つい先日、小学生の女の子(車椅子テニス)が、試合に負けても悲しく無いの?という問いかけに「私が目指しているのは、ゆいちゃん(女子ナンバー1、そうあの上地結衣さん)だから」この言葉に感動しました。
楽しくて仕方ないみたいです。
わくわくして立てた目標だから、簡単に届いたら面白く無いんでしょうね。

さぁ、あなたの人生の目標は、どこですか?

公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太

メンタルタフネス Mental toughness

2016-01-17 21:43:08 | テニス

(FUJITSU CM 奥山君のシーン)

メンタルタフネスとは心の強さという意味。それを強くする方法はあるのでしょうか?

私の経験やスポーツ心理学者のジムレーヤーの本を読んで学んだ事を元にレッスンでの

メンタルタフネス増強法を紹介します。

メンタルタフネスの最高潮はどんな時なのか解りますか?仏教用語で言う「無」の状態です。
無の状態は、創り出そうとしてできる簡単なものではありません。

それに近い状態は、楽しくて仕方ない時です。

よく心を強くするためにプレッシャーに打ち勝つ練習をして、苦しい事を乗り越える練習をしますね。
実は、ただ頑張るだけでは、これが出来ても楽しくて仕方ない時よりかなり不安定です。

楽しくて仕方ない状態に近づけるには、プレッシャーがかかる練習を乗り越える楽しい思考回路にしてあげる事です。

どうしたら良いか一緒に考えましょう。

例えば、あなたがコーチだったら選手が失敗をした時、何を言いますか?

あの失敗はこうだから起きたんだよ。(これは選手が一番知っています。)「指摘型指導」ダメ出し‼
指摘はコーチングではありません。

こうしたらあれは起きなかったのに。(これで選手が一番落ち込みます。)「後付け型指導」ズルい‼
こうしたら良いという方法を先に教えていなかったあなたの責任です。選手の責任にしてはいけません。

何を考えているんだ!いつも言ってるのに!(最悪なコメントですね。)「メンタル爆破型指導」
それが出来ないのは、コーチの責任であって、できない事が、わかってるなら指導の方法が悪い。

この3パターン!このやり方で乗り越えたら強くなりそうですが、何も言い返せないアドバイス(上記3パターン)を受け、はいこれから気をつけます!っていうしかありませんもんね。

大丈夫!次はできる。もう一回やろう!(選手のやっている事がチャレンジであればOK)「応援型指導」

一緒にできるようにしよう。(選手自身が解決策が探せなかったと判断したら)「作戦会議型指導」

コーチは目を輝かせて、君なら出来るよ。こういう方法なんかどうかな?失敗はしてしまったけど、それまでの君は間違っていなかった。これがクリアできたら、って思うとワクワクするよね。

場面により、良いやり方は色々ですが、選手に悪い暗示をかけない事が大事。


試合編

上記の3パターンを試合の時や、終わってから言われたら、常にコーチのプレッシャーと戦う事になっていくでしょう。試合どころではありません、勝ったら命拾いした気分になり、負けたら地獄ですよ。

試合になると出来ないね。練習だと出来るのに。(選手は洗脳されてませんか?)

良い暗示をかけてあげましょう。

以下は、試合前に良い暗示です。

ガッツポーズをすると勇気が湧いてくるよ。

弱い気持ちは誰にでもあるから、対戦する相手には悟られないようにしよう。

ベンチに座って、やるルーティンを決めておこう。勝った試合と同じやり方をね。

寝る前に、優勝するイメージをして、ウィナーズスピーチを用意しておこうね。

それができれば、簡単には負けないよ。勝つ準備ができているから、勝っても心配いらないよ。

これが、私のメンタルタフネス増強法の一部です。



本日車椅子レッスンにて、メンタルタフネスのレッスンを親御様とも考えながら行いました。

子供達の成長が楽しみです。本気で子供達が黒野コーチをやっつけに来てくれることを祈って。



公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太



つまらないテニス You like that of tennis?

2016-01-12 22:59:11 | テニス

テニスを愛する人達へ

やる気が起こらない・上達できない・時間がない
そんな、あなたに僕からの応援のメッセージ


テニスを始めた頃、ただ、腕に残るラケットに当たったボールの感覚が好きで、コートに行ってた!


やる気が起こらない
なぜ?


周りの皆が、熱くテニスを語っているだけで、自分のやる気のなさを感じた?
熱くなれない自分がもどかしい…       つまらないだろ?

上達できない
誰かと比べてる?


周りの皆が、どんどん上達していって、自分ひとりが取り残されている!
前に進まない自分がもどかしい…       つまらないだろ?

時間がない
時間はあるよ!


自分が、作ろうとしないだけ、始めた頃は、何かを犠牲にしてもやってた!
自分のテニスから目をそむけてる…      つまらないだろ?

これは、僕がテニスをやめようとした時の気持ちと戦っていた時の自分対自分の会話です!


テニスが好き。ただ、それだけ…


誰のためでもなく、自分のため



そう!僕は、あの時の自分に問いかけてみた。・・・テニス好きですか?


公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太

アドバイス「テニスDEポン ヤフーブログ リメイク」advice

2016-01-11 07:43:49 | テニス
あのコーチには、違う事を言われました!



レッスンでの振替に来た生徒さんとの会話

同じショットなのに・・・違うやり方をすすめられた。

コーチのテニス理論の違いからかも、こんなことはおこります。・・・が・・・

1年前に言われたあるコーチのアドバイスを大事にしていた生徒さん。

僕は迷わず言いました。『あなたは、それを卒業できていますよ。次に進んでみませんか?』

コーチングをするときに大事なのは

その人が、何を求めているのか(僕らが知ってあげる)

ひとつ上の次元を体験させてあげること(気づかせてあげる)

目標をコーチと生徒さんが一致させること(お互いを知る)

一年前のコーチも悪くはありません、ましてや、その生徒さんも悪くはありません

今目の前にいるコーチがその方を知るように努力しないといけません。

知っているつもりも怖いですね


いっぱい、生徒さんとお話したいです




実はこの記事、8年前の僕の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/kuronohed テニスDEポン ヤフーブログで書いたものです。

書庫を探ると面白い話があるかもしれません。是非、見て感想をお聞かせ願いたいです。



公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太

試合で練習をしない It is not the practice in the game

2016-01-07 23:42:57 | テニス
【試合で練習をしない】


試合の結果が不甲斐ない時に、

1・自分のショットが上手くいかなかったことを負けた理由にした事ありませんか。
2・最後までテニスをさせてもらえなかったと感じたことありませんか。
3・なかなか調子が上がらなかったと思ったことありませんか。



こんな時に陥っていた状況で多くあるのは、相手と戦っていなかったのではと考えられます。

1・戦っている相手に、今出来ることで勝つ方法を考える。
2・戦っている相手がやってきていることを分析する。

この2つは相手が見えていない状況の解決法です。
自分のペアと相手の分析や相手に対して思った事の共有が出来ていない状況です。
素振りをしてショットの確認をするより、自分のペアとコミュニケーションをとりましょう。
「ナイス、ドンマイ」だけでもOKです。自分だけの世界に入り込まないことです。

コーリング(声掛け)コミュニケーション(作戦会議)
これらは、フォーメーションより先に覚えたほうが良いです。初心者のクラスから取り入れて、ダブルスをしていただいております。クラスの雰囲気も良くなりますしね。

3・練習はベストを求める練習が多くなりますが、試合を想定して調子が悪い時にどうするかという練習が必要。
これをしないと調子が悪い立ち上がりから試合に不安がよぎります。
余計相手が見えなくなります。

これが、試合を練習にしない為のコツです試してくださいね。




《水曜日の21:30~23:00 5D戦略クラス》にて行ったレッスンのおさらいです。
基本は相手の分析とコミュニケーションです。
A・ウォーミングアップの相手を褒める。
B・その相手と敵になって試合をします。
C・ポーチに出るタイミングをペアと決める。
D・コミュニケーションをとっていることの確認。
E・コーチがコート外からコーリングの見本をする。
※これ以上は、企業秘密かな(笑)

公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太