世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

紅葉を見に

2024年12月08日 | 日記
11:30起床。10時間睡眠。3度寝をして危うく目が腐りそうになる。

水戸黄門で有名な小石川後楽園へ紅葉を見に行った。

後楽園駅で僕と握手。


東京ドームの隣へと歩みを進める。銀杏の絨毯が美しい。


到着。紅葉目当てのお客さんがたくさんいた。外国人観光客もいっぱい。



なんという鮮やかな赤なの!?
思わずため息が出る。








あまりにも美しいので動画も撮ってみた。

吉熊ちゃんねる 2024/12/08紅葉

(音楽は隣の東京ドームからの音漏れだと思われ)


吉熊、おおはしゃぎ。




まさに錦絵。


雪吊り、お見事。
近くで見て、ものすごく手間をかけているのだと知った。


こも巻きも近くで見ると、実に手が込んでいるなあと思う。
昔、体験学習で藁で草履を編んだんだが、なぜか三角形の物体ができたんだっけと思い出し笑い。



小石川後楽園は東京ドームの隣にあるとは思えないほど空気が澄んでいて、葉っぱの匂いに満ちている。
少し寒かったけれど、思っていたより見ごたえがあったのでまた来年、この時期に来ようと思う。

いや、この庭園、実に奥深いの。今日は奥の方まで歩いてみたのだけれども、いろいろ発見した。なのでまた近々来るかも。

西行堂跡にも行ってみた。


狛犬ちゃんが朴訥として超かわいいの。


得仁堂の龍、かっちょええ。






朱色の円月橋の存在を今日初めて知った。


じゃぱにーずびゅーてぃー!!




光圀はこの庭の造成にあたり、明の遺臣・朱舜水の意見を用いたそうだ。
朱舜水は高校時代の日本史で習ったような。

後楽園の名前の由来は中国の「天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という言葉。
天下国家の憂いを世の人々がまだ憂えない前に憂え、天下国家の楽しみを世の人々が楽しんだ後に楽しむ、んですって。
私とは正反対なマインド…。
こんな私を楽しませてくれてありがとう、小石川後楽園。ラブ!!


電車に乗って地元の駅へ。
中山美穂さんの急逝を受け、前から行きたくても入りにくくて行けなかった近所の中華店で、念願のカレーチャーハンを食べた。
にんにくが入ってるのか、食後、躁状態に。元気出た。

後悔しないように、気になることはやってみよう。
不謹慎だが著名人の死去のニュースを見聞きすると尻に火がついてしまう。


そしてマツキヨで爆買い(割引DM使用)。

サロンパスとか、ちょっとおばあちゃんちっく。


帰宅後に掃除。月初はエアコンのフィルター掃除、風呂や独立洗面台のガチ掃除をする。
ベランダ掃除は来週でいいかな。
年賀状も来週でいいっか!


一息ついたところで中学時代の同窓会LINEがピコピコ。
どうやら同窓会の話が持ち上がっている模様。
「みんなに会いたい。会いたすぎて震える」と西野カナばりで参加表明をしたところ、「私も武者震いしてる~♡」とレスポンスをくれるクラスメイトに出会えた奇跡に感謝。

さて、明日からまた一週間が始まる。
週末は大学時代の友達と会うのでそれを楽しみに乗り越える!!



土曜日の通院

2024年12月07日 | 日記
8:30起床。
有給貧乏につき、土曜日なのに早起きして順天堂醫院へ。
土曜日も11:00まで受付、診察してくれることを最近知ったのである(第二土曜日以外)。
秋、冬だからできる芸当。夏の暑い日は体力的に無理かも。

お茶の水橋を渡る。


今回は動画も撮ってみた。
中央線と総武線が走行している。

吉熊ちゃんねる 2024/12/07通院


嗚呼、澄んだ空気がおいしい。



喫煙所で一服して順天堂醫院に到着。


ロビーにはクリスマスツリーが飾られていてテンションUP。
去年も治療の最終日に見たので一年ぶり。色々な患者さんの心を癒しているのだろう。


科に到着後、受付を済ませてぼんやりする。
待ち時間は40分ほどだった。

今日は薬のみで秒診察。
主治医も勤務していたのだが、名も知らぬ初対面の准教授に処方箋を出してもらった。


一号館地下のローソンに行ってみる。
ここのローソンは季節感あふれるコーナーがあり、いつもそれを目当てに行っている。
今のシーズンだとクリスマスグッズ。
去年買ったクマさんのぬいぐるみが、今年もいた。


クマの缶に惹かれるも、もう人生的に物は増やしたくないお年頃なので手を引っ込める。


去年1ヶ月間通った科のトイレを使う。この巨塔で私が唯一安らげるこのトイレはもはや私の故郷。



病院の正面玄関にある「ヒルトップ」にてランチをば。


山の上ホテルの味がここで楽しめる。


今日はお肉のコース料理にした。



お肉がほろほろしててとても美味しかった。
ソースはにんにくやトマトの風味が豊かで、オリーブの実が良いアクセントになっていた。

ここ、コーヒーのお代わりが無料!!\(^o^)/



今後9年続く治療。
頑張って早起きして順天堂に来られた土曜日は、ここで食事しようと決めた。
早起きする動機付けにしようと思う。

お買い物をして帰宅。
マツキヨでマキアージュの廃盤決定のアイシャドウを破格にて購入。この色、エレガントで前から気になっていたんだよな。


化粧水と乳液を買ったらエリクシールの美容液のサンプルをもらえた。これ、めっちゃ良くてたぶん本体を買うかも。


コンタクトレンズは2箱ずつ半年分買った。



夕飯も買ったし、これから籠城。
やっと休める…。



その時はやはり

2024年12月06日 | 日記
心療内科デー。
その前に駅そば。
今日も白菜と豚肉のそばにした。
期間限定らしいので食べられるうちはヘビロテしたい。


今日の待ち時間は3時間45分。
後述するが、やはり中山美穂さんの死去のニュースは信じがたく、スマホでググりまくってしまう。


さて、診察。

医療支援の申請を出したので、ここの心療内科(そしてあの薬局)に通う限り、3割から1割負担になった私。
ほかの心療内科には浮気できない。なんつーか、兄弟盃を交わした気分。

クマ医師にこの一週間を報告。
幸い、この一週間も穏やかに楽しく過ごせていることを述べた。
引き続き、無駄なことを考えないよう過ごしましょうとのこと。


処方変更なし
ビオスリー、マイスリー、サイレース、ハルシオン、パリエット。
清暑益気湯、黄連解毒湯。

クマ医師からジュースをもらった!

兄弟盃ならぬ兄弟ジュース。

さて、中山美穂さん。
物心がついたときからテレビをつければ必ず映っていた中山美穂さん。
お風呂で亡くなっていただなんて。まだ54歳だぜ?

中学1年生のとき、中山美穂さん主演のドラマ「すてきな片想い」(1990年)で主人公(20歳OL)が偽名を使うシーンも実に印象深い。
電話をしながら偽名を考えるのだが、自部屋の本棚にある林真理子先生と吉本ばなな先生の本を見て咄嗟に「林ナナ」と名乗るのである。当時、爆発的に売れていたばなな先生の「TSUGUMI」はすでに読んでいたが、林真理子先生の作品は未読。





「愛すればこそ……」
「最終便に間に合えば」←直木賞受賞作品。父から借りたもの。そのまま借りている。
「幕はおりたのだろうか」←文庫本しか持っていない。

当時の若いOLはちゃんと読書していたのだなあ。



20代の頃、中山美穂さんが宣伝していた口紅をずっと使っていた。
ルミナス。廃盤になるまでずっと。



あとやっぱり、中山美穂さんといえば映画「東京日和」。


本当に好きすぎて、ネットがまだ普及してない時代だったにも関わらず、パンフレットを買って聖地巡礼をした。常盤橋公園、さぼうる、そして福岡の柳川にも行った。私はガチの非婚主義者だけど、この儚く静かな夫婦にはほんのりと憧れを抱いていた。
ワンピースにカーディガン姿のヨーコ(中山美穂さん)は今の私のファッションの基礎になった。


《東京日和》電影預告|中山73影視藝文空間 2020. 12月放映節目





心療内科から帰宅して、冷たい体を十分に温めてから浴室へ。
嗚呼、お風呂が怖い…。
私も独身一人暮らしなので、もしも入浴中に何かが起こり誰にも気づかれずに息絶え、読みかけの本を握りしめた状態で発見されるのだろう。
その時はやはり、嶽本野ばら先生か林真理子先生の本を握りしめていたい。


木曜日の楽しみ

2024年12月05日 | 日記
「師走感がないよね」と同僚。
たしかに。
そんなに寒くないし、お店のクリスマスセールもなんとなく地味な気がする。
物価上昇や人手不足で販促まで手が回らないのだろうか。
なんとなく寂しい。
とはいえ、師走はまだ始まったばかり。
師走も後半に入ると街がもっと賑やかになるに違いない。
買い物袋を両手に抱え、雑踏を歩くその中の一人に、私もなっているはずだ。
今年は大晦日まで仕事なのがつらい。
大晦日に仕事をするだなんて販売職をしていた2000年末以来である。
「どうやって会社から実家へと帰ろうか」とシミレーションしまくっている(荷物問題)。
年越しそばを私は食べられるのだろうか。

その前に、てんやの天ぷらそばを。




オーダー後、店員の男性が素手で鼻腔をいじっているのを目撃してしまい、ちょっとげんなり…。
お茶の置き方も乱暴で、テーブルに叩きつけるのでイラっとしてしまった。



駅前の喫煙所で一服してから、今日は木曜日なので図書館で発売されたばかりの「文春」を読む。
林真理子先生の連載が楽しみで楽しみで。

真理子先生は先日、エンジン01のイベントで和歌山に行ったそうだ。
その壇上で和歌山で育った有吉佐和子先生のことを列挙し、「少女時代からの憧れだった」と。
おお!やはり有吉佐和子ブームなんだなあ。


それにしても木曜日は退勤後、図書館で文春を読んで帰るOLってこの日本に何人いるのだろうか。
我ながら渋いと思う。

この前民放には出たけど基本的にNHKしか見ないし、ファッション誌より週刊誌を好むし、子持ちの友達から「子供のお遊戯会に来てください」と誘われるも「大勢の子供と対峙したことがないので怖いんですう」と断り、…嗚呼、自分がいかに狷介な人間なのか、最近つよく実感している。
でもやっぱりNHKの落ち着いた雰囲気が好きだし、木曜日は文春があるから頑張れるし、見知らぬ大勢の子供のお遊戯を見ても心が動かない自分も想像つくし、これでいいんだと割り切ることにしている。


朝ドラ「おむすび」をちゃんと見ている。
風呂に入りながら今朝のあらすじを反芻し、ハッと気づいて湯船から立ち上がった!

ドラマでは阪神淡路大震災が描かれている。
主題歌のタイトルが「イルミネーション」は「神戸ルミナリエのことなのでは?」と。

B'z / イルミネーション


文春で「今回の朝ドラは見ない」と真理子先生は仰っていたけど、私は緩く見守るつもり。


普通の自分

2024年12月04日 | 日記
医療費控除の申請方法を確認する一方で、妹がやっているふるさと納税についても調べてみる。(先般、妹宅にお邪魔した際、ふるさと納税でゲットした佐賀牛のすき焼きがとても美味しかった)
が、しかし。
調べてみると返戻品は肉ばっかりではないか。

まさに牛肉が犇めいている…!ギュウギュウしてる!

独身の自炊しない民にとって、ふるさと納税はハードルが高いものだ。
そんなことを母に言ったら
「そんなの、簡単。肉の納品先を実家にすればいいだけじゃない!」
とアドバイスをくれた。
…お、おう。
母も妹も料理ができてすごいなあ。父もラーメンや卵焼きやもんじゃ焼きが上手だし、キャンパーの弟もそれなりにできる。
あれ?あの家でできないのは私だけ?え?マジ?←今日気付いた。



小学4年生から「クラブ活動」が始まった。
たしか何曜日かの5時間目が「クラブ活動」に充てられて、好きなクラブに入って、担当の先生の指導の下で活動をするというもの。
家庭科クラブが大人気すぎて選抜だった気がする。
人気の理由はお菓子を作って食べられるから。
私はあのクラブについてほかの子のように興味が持てなかった。
お菓子は家に帰れば母が作ってくれていたし自分で作るのが面倒臭そうで。
その時、自分が「他人とは違う」ことに気付いた。
人気があるものをあまり選びたがらない自分を知ったのである。

で、なんと入ったのは「手話点字クラブ」だった。
目や耳が不自由な方の世界を知りたかったから。

クラブでは点字を打ったり、手話で自己紹介をしたりした。
目が不自由な男性がスペシャルゲストとして盲導犬と一緒に学校に来てくださり、色々と教えてくれたこともあった。
彼が使うそろばんや時計も見せてもらい、その生活の実態を垣間見ることができた。
たしか6年生まで「手話点字クラブ」にいた私。
けっこう真面目にやっていて、点字であいうえお、手話で自己紹介もできるようになっていた。

クラブでは都度日報を書かされるのだが、6年生最後の日に「ゆうしゅうのびをかざれた」と書いたらクラブの先生に「よくそんな言葉を知っていますね」と褒められた。
30年以上経っても忘れられないのだから、当時、いかに自分が褒められない人生を歩んでいたのかがよく分かる。
とにかく手話点字を頑張っていた。
まさか35年後に緑内障で障害者になるかならないかという状況になるなんて。
あの時「手話点字クラブ」を選んだのは何かの伏線だったのだろうか。
(視力はあるので点字は使わないで済んでいる。視野が狭い不都合を感じつつ、文字や景色は見えている)

話が逸れた。
ふるさと納税は一旦棚上げ。
ちなみに吉熊はふるさと納税をしてるっぽい。
詳細は教えてくれないのだけれども、返戻品はどんぐりなのだそうだ。

吉熊「どんぐりのご利用は計画的に…」



去年の今日は、33連休最終日。
毎日の治療と通院、よく頑張りました。
あまり褒められなかった人生。この件に関しては、自分で自分を褒め称えたい。

2023年12月04日 【有給21日目】旅立ちの時
(いまだに治療最終日の日記を読むと泣いてしまう)

通院アプリ。印がある日にちが通院日。




この治療の後、今年の春にかけて皮膚炎がひどく、「再発?」ってビクビクしていたが杞憂だった。

予防治療はあと9年続くが、本日を以て、ようやく「普通の自分」に戻れたような気がする。


そんなことを思いながら昼休みに見上げた空は青く、色付いた葉の色が目に染みた。




夕食は意識高い系のハンバーガー。そしてはるさめスープ。




ゆっくりと湯に浸かりながら「100分de名著」のテキストを読む。



「普通の自分」、おかえりなさい。