公開から何年経ってますねん!
というツッコミを覚悟しつつ…( ̄▽ ̄;)
先日、やっとCSで観ました。
ずーっと観たかったのですが、
何せ
何せ
何せ
怖そうなんだものー!!
(T . T)
勇気を出して観はじめたものの、
やっぱりどんどん怖くなってきて、途中
「やめよかな…( ̄▽ ̄:)」
と本気で思いつつ、
でも幽霊ものではなくサイコスリラーだったので、
なんとか最後まで観られました。
(幽霊ものはホントにお手上げ。
観れば2年ぐらい引きずって怖いから
絶対観ない観ない観ない…!)
いやああー。面白かったです( ̄ー ̄)!
バレエのステージシーンも良かったし。
印象的なシーンがいっぱいありますねェ。
翌日になってもまだ心に残るかんじ。
黒鳥のコーダの曲が頭をぐるぐる回っております。
♪ちゃっちゃー ちゃっちゃー ちゃっちゃー
ちゃっちゃーらっちゃっちゃっちゃー
ちゃっちゃーらっちゃっちゃっちゃー♪
不安のあまり自分を追い詰め、周りを信じることができず、
ついには自分で自分を滅ぼしてしまう。
可哀想な物語でした。
途中から、どこまでが本当でどこからが主人公の幻覚なのか
ごちゃごちゃになりますが。
そのごちゃごちゃ感がより一層、主人公の不安さを感じさせます。
白鳥と黒鳥を踊るプリマバレリーナを
ナタリーポートマンが演じているわけですが、
ボディダブル(踊り部分の身体の差し替え)
について論争を巻き起こしたりもしたようですね。
ナタリーも子供の頃にダンスを習ってはいて、
この役を演じるために1年間、
バレエの猛特訓&10キロのダイエットをしたとか。
トウで立ってぐるぐるフェッテをするとか
そんなことは普通できませんので、
差し替えダンサーがやってるに決まってるのですが。
なんかダンサー界では
「ボディダブルのクレジットの扱いが小さすぎる」
とか
「一年間レッスンしただけであんなにバレエが踊れると思ってほしくない」
とか
「この映画を観て、バレエ界がああいうものだと思ってほしくない」
という声が上がったとか。
ハァァァ??( ゜д゜)
まあ、クレジットの件は、
もうちょっと重要な役として表記されても良かったとは思いますが、
一年間でバレエができるようになると思ってほしくなぃぃぃ??
思うかァ!!
仮にどこかの子供がそう思ってバレエを習いはじめたとして、
レッスンして最初の『1番ドゥミプリエ』をやってみた時点で
「あ。こりゃ1年じゃ無理やな。」
って気づきますわ!!
バレエ界が
ああいうものだと思ってほしくなぃぃぃ?
ほんなら何ですか。
『少林サッカー』を観た人は皆、
サッカー界はああいうものだと思いますのんか?
(いや、この例えはちょっと違うか…( ̄▽ ̄;))
思わないでしょう。
…と、何年も前に論争され、とっくに鎮火している件に関して
今さら勝手に一人で白熱する流行遅れの私なのでした。
ちーん…(。-_-。)
しかしあのバレリーナ特有の
細かい筋肉がびっしりついた細い背中。
ちゃんとその背中になっていただけでも、
私はナタリーポートマン凄い!
と思ってしまいます。
技もののシーン以外は、予想以上に自分で踊っていたそうですし。
もう一回観たいかも~♪
(どうなるかわかったから、もう怖くないんだもんねー)