龍ともこ(りょうともこ)の日記もどき

やっぱり、毎日書けるとは限らないから
【日記もどき】♪

素敵な舞台人

2015年03月24日 | Weblog
先日観劇いたしました
文学座の『女の一生』。
このブログにも感想を書かせていただきましたが(*^_^*)

千秋楽を無事終えた藤崎あかねちゃんから、
丁寧なお礼状が届きました。


あかねちゃんは~!
本当に偉いねぇ~!(((o(*゜▽゜*)o)))

ホント、舞台人の鏡だと思います。

自分が出演する舞台が決まれば、
いつも自筆のお手紙を添えてチラシを郵送してくれます。
そして観に行くと、後日、こうしてまた自筆のお礼状をくれるのです。
もちろん年賀状など、時節の挨拶もきちんとくれます。

こうして丁寧に接してもらえると、
「よしっ!またあかねちゃんを応援しよう!」
って思います。

先輩の女優さんは皆、お客様に対してそうされていたし、
私もあかねちゃんもそれを見習ってきたわけですが、

私は今、なかなかあかねちゃんのようにマメにはできてないなあ。
頭が下がります。

やっぱり舞台をやる人間は、
お客様に『足を運んでもらう』ことを
相当重いことと認識すべきだと常々思います。

今はネットやテレビで
芝居でも音楽でも
家に居ながら楽しめてしまうのです。
無料で。

そこを
劇場まで足を運んで頂く。
時間も決まっている。
お金を頂く。

こんな条件の中、観に来て頂くわけです。
だから、上演する作品に毎回必死に取り組むのは当たり前。
しかも面白くなきゃダメです。

共演していた男優、Wさんがいつも言っていました。
「面白くない舞台を上演するヤツは犯罪者だ。
もし、初めて舞台を観るという人がそれを観てしまったら、
もうその人は一生、劇場に足を運ばなくなる。」

全くその通りです。

そしてWさんは実際、
毎回毎回、共演者も巻き込んで
必死に稽古に取り組んでいらっしゃいました。
寿命が縮んでるんじゃ…と思うくらい。

中には残念ながら、お口に合わない舞台があるかもしれません。
でも、出演者側が手を抜いたり、
誠意を欠いたりするのは

絶対に違うやろォォォ!!!!!

と思っております。

あかねちゃんありがとう。
なんか、ハッとしたよ。

貴女は素敵な女優だ!




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする