『お風呂入りに行こうか?』
父親の起き抜けの鶴の一声で、子どもたちも急きょお風呂セットの用意を始めます。
3日の日曜日、天気予報がはずれて朝からお天気になったので、ドライブがてらに山梨県・富士五湖のひとつ山中湖にある、いつもの日帰り温泉に行く事にしました。
昨年の暮れに、恒例の日帰り温泉入浴が子どもの体調が悪く中止になりましたので、久しぶりの温泉でみんな楽しみです。
ここの温泉は地下深くから汲み上げる温泉水を利用してはいますが、循環式の塩素消毒したもので、いわゆる“天然温泉”ではありません。
規模の大きい銭湯という感じでしょうか。
サウナに打たせ湯、源泉湯(冷たいです)、ジャグジー湯、野外には熱い湯と温めの湯の2つの露天風呂からダイナミックな富士の秀麗を望めます。
村営か何か、地域で営業している施設なので入浴料もリーズナブルで、中で食事もお土産の購入もでき、地域で採れた新鮮野菜なども買い求めできます。
この日は比較的空いていて、洗い場もゆっくり使用できましたし、春先という事で露天風呂に入っていても寒さも感じず満喫できました。
ただ残念な事に富士山が雲に全部隠れてしまっていて、この日は御姿を拝む事は出来ませんでした。
手がふやけるほどのんびり温泉を楽しんで、爽やかな心地で温泉を後にしました。
左手に山中湖を望む道路を、籠坂峠に向かい進みます。
走る車窓から湖畔の木立を写してみました。
もう春の息吹が感じられます。
山中湖もここ10年ぐらい、湖面が凍る事がなくなったそうです。
温暖化の影響なのでしょうか…。
山中湖は、籠坂峠を下りた富士の須走口のあたりより3度ほどいつも気温が低いのですが、この日は比較的暖かかったです。
道路も空いて、気持ちの良いドライブが出来ました。
峠を越えて、箱根方面へ移動します。
途中で食事をしてから箱根に入りました。
神奈川県の箱根・仙石原です。
つい先日、野焼きをしたばかりですので、枯れ薄は所々に残るのみでした。
こうして管理をすることで、あの絶景が保たれるんですね。
国道1号線沿いにある精進池(しょうじんがいけ)です。
箱根の中でもマイナー(?)なところかな…?
このもう少し先に行った所は、国道1号線で最も標高が高いところに当たります。
ここは冬には一面に氷が張り、雪が降った時などはそれは美しい風景になります。
このあたりは、国指定史跡・重要文化財元箱根石仏・石塔群が点在している大規模仏教遺跡があり、救済や極楽浄土を願う中世の地蔵信仰の霊場でした。
ここに石仏・石塔が築かれた鎌倉時代後期には、この地は“地獄”と呼ばれて広く知られていたそうです。
当時の街道である湯坂道の最も険しい峠にあたり、激しい気候と火山性の荒涼たる景観であったためだろうと言われています。
そしてこの精進池は“三途の川”と考えられていたのだと言います。
現在それらの石造物は永く将来に伝えるべく、修復、保存整備されています。
少し先に行くと、宝篋印塔・俗称 多田満仲の墓 があります。私の遠いご先祖様です。
この精進池の隣には資料館があり、ガイダンス棟としてちょっとした(本当に!)肝だめしアトラクションのような展示室がありますよ。
暗くなったり、映像が現れたり、突然おどろおどろしい音響が響き渡ったり…。
Pとお手洗いもありますので、ちょっと寄るにもいいですよ。
蔀戸(しとみど)風な窓のある、寝殿造りを模したような趣のある建物がそれです。
ちょっと前まで怖くて展示室に行けなかったのに、久しぶりに勇気を出して入ってきたら 『全然怖くないじゃん!あっという間だよぉ』 なんて余裕しゃくしゃくを装っている子どもたち。
ホッとしてるくせに
人もまばらで確かに何かしらの雰囲気のある一角ではありますが、我が家では必ず寄る(呼ばれる?)スポットです。
お近くをお通りの際は、是非お立ち寄りになっては?入場は自由です。
ただし夕方には閉まってしまいますのでご注意を。
また、夜にここを通りかかるのはなかなか不気味です…。
週に一度は平均で行っている事になり、小遣いの3分の1は入浴料に消えております。
箱根、いいですねえ、一度は行ってみたいです。
こんばんは
東名高速を使わなくても、下の道(246号線)でゆっくりと2~2時間半ぐらいで富士山の麓に着きます。246・小山町あたりを左に行けば静岡県の御殿場を抜けて神奈川・箱根へ、右に行けば静岡県から山梨に入り富士五湖へ。
箱根の温泉もいいのですが、観光地だけあってやはり人が多いので、人ごみを避けて眼前に迫る大富士を求めて山梨の山中湖まで行くのが恒例になっちゃいました。
でも山中湖は深く温泉を掘って探り当てたもので、湯の町箱根の温泉とはやっぱり格は違うと思います。
むしろ山中湖のあたりは忍野八海(おしのはっかい)などの最高質の湧き水で有名ですよ。
美味です
春日部の温泉
いいですねぇ
じつは川崎市にも温泉がいくつかあるんですよ
行ったことは残念ながらないんですが…
こんばんは
遠野も雪はすっかり解けたんですね!
うちの近所ではふきのとうを見かける前にすっかり蕗だらけになってます。
温泉に恵まれた日本に生まれて本当に良かったと、湯につかる度にしみじみ思います
私たちが行ったところは“紅富士の湯”という施設で、間近に迫る富士を贅沢にも眺められる所なんです。
銭湯に描かれている富士の本物を、まさに仰ぎ見ながら温めの湯にゆったり浸かる…気分はサイコーです!
箱根も隣の湯の町・湯河原も、湯量が極端に減り満遍なく供給することは難しい昨今です。バブル期に殿様商売でやってこられた宿の数々も、このご時世で廃業を余儀なくされ、施設の撤去もままならず廃墟と化している建物も多々あり、光と影の入り乱れる温泉町となっているのが現状です。
特に箱根湯本から皇女和宮の最期の地で有名な塔ノ沢を抜ける道すがら、そのような光景が目に付き、物悲しくもあります。
しかしながら、東京の奥座敷としての名誉は未だ色あせずというところでしょうか。
よい温泉宿も沢山ありますので、機会がありましたら是非にもおいでくださいませ
私は今日「手児奈霊堂」に行ってきました!
今日は春季大祭初日だったんです。
人はまばらでしたが満喫してきました。
そこで「あやゐがさ」に記事を書こうと思ったのですが、りょう様の以前の記事「勝鹿の真間の手児奈」をTBさせて頂いてよろしいでしょうか。
手児奈を知ったきっかけとして、また長歌なども詳しく書いておられるので、私の記事内にりょう様のお名前も載せてご紹介させて頂きたいのですが・・・。
お返事をいただけると嬉しいです。
勝手なお願いで申し訳ありません。
またこちらの記事へ手児奈のコメントをしてしまい申し訳ありません。
手児奈のところのコメントをクリックしても、コメント欄が出てこなかったもので・・・・。
お返事はいつでも構いません。
宜しくお願い致します。
とんぼでした。
行って来られたんですね
どうぞ、どうぞ、全然構いませんとも。
とんぼ様のプログに載せて頂けるなんて、光栄の極みです
とんぼ様が感じた“手児奈”を読ませていただくのが、今から楽しみっ
わーい、わーい嬉しいです