羚英的随想日記

好奇心と言う名のアンテナは常に作動中
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著作権は放棄していません
画像等の転載は要問合せ

■上洛 2024 偲ばれる■

2024-12-14 18:21:30 | 風の吹くまま
最終日の画像です。
お天気はなんとかもってくれました。

また行きたいな。
あのお宿の美味しい食事と心地よいホスピタリティをいただきに。


































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■上洛 2024 偲ぶ 忍ぶ■

2024-12-14 18:12:25 | 風の吹くまま
再投稿。
文章は書かず、もう一度画像だけ投稿します。
日記ですので、これでいいかなと…。




















<









































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■上洛 2024■

2024-12-01 18:13:17 | 風の吹くまま
月の中頃に西に向かいました。
強力な雨女が同行しますが、お天気もなんとか持ちそうで一安心。

のぞみの2席側(右側)ですので、車窓からは日本一のお山が望めます。




まだ冠雪前の富士の山。
右側に見えます、の車内アナウンスが嬉しいですね。
新横浜から30分弱でこの景色が望めます。






11時頃に到着。
平日なのにやっぱり人、人、人の京都駅。



物を預けてまずは最初の目的地へ。
片手では足りないほど京都には来ていますが、ここにはいつも来られずにいました。
今回は激混みの名所旧跡は避けて、あれもこれもと欲張らず数カ所を巡るのみ。

また今回は1日乗車券などは購入せず、バスを避けて鉄道だけで移動することにしました。
前回の旅でうんざりしたもので…(⌒-⌒; )


駅に到着し、お土産屋さんが軒を連ねる参道を抜けて、あじろぎの道と呼ばれる歩道を歩き穏やかな川の流れを左に眺めながら南門に向かいます。



川の中洲にある橘島。






南門を通り、お堂の裏側からぐるりと回って行きます。


本来は午前中に来るべき場所なんです、お堂が東向きなので。
もうお昼になるので陽の当たりが横からですし、晴天なので画像を撮ると建物が暗くなっていまします。
それにしても良いお天気すぎて、めちゃくちゃ暑い〜
実際背中に汗が流れてくるほど!




国宝・平等院鳳凰堂。
やっと願いが叶いました。


ブログに載せられる色合いではなかったので、画像調整を施しました。
人を避けて写してますが、後ろは人でいっぱいです。
これが土日ならば…大変な状況だろうなと。

『光る君へ』を観ている人にも是非訪れてみたいと思う場所かも知れません。
道長の中の人もキャンペーンのナレーションで「京都の碁盤の目を少し出てみることにしました」って言ってましたね。

ここは藤原道長の別荘「宇治殿」の跡地で、道長没後に息子の関白藤原頼通が寺院に改め創建。
極楽浄土の宮殿をモチーフに、中堂・翼廊・尾廊からなる他に類を見ない建物…。
実に美しいのです。
光る君へ42話話『川辺の誓い』で道長が静養していたところ…辺りなんでしょうね。

実は、お堂の中に入れることは知らなかったんです!
予約を入れて、内部拝観しました。
もちろん撮影禁止、国宝・文化財を傷つけないように荷物も前に抱えるように等指示を受けました。

暗いお堂の中は厳かな空間で、平安時代後期の浄土教文化の意匠に包み込まれます。
説明に耳を傾けながら千年前に思いを馳せました。

お堂拝観後は隣接する鳳翔館(平等院ミュージアム)へ。
雲中供養菩薩のレプリカかな、入ってすぐのところに真っ白の雲に乗る菩薩様が目に入って来ました。
なんか大きなホイップクリームみたい…と同行者の素直な感想(笑)

こちらにはそれぞれ国宝の梵鐘・先ほど拝観した中堂の壁に掛けられていた雲中供養菩薩像26躯・鳳凰一対が収蔵されています。
いにしえの時代の遺物がこのように今に継がれているのは、何より先人たちの意志と努力の賜物だなと。
日本に生まれて幸いだと心から思いました




日本三銘鐘の一つ(レプリカ、本物はミュージアムに)。
姿(形)の平等院と云われているそうです。
施された装飾が実に見事!






抜けるような青空で、暑い。
湿度が低いので陽が肌に当たると熱い熱い。
11月だぞ?




等院をあとにして、次は宇治川を渡り対岸へ。





宇治橋のたもとには紫式部の座像があります。








清らかな穏やかな流れの宇治川。






対岸に渡ってすぐにあるお店で一休み。
宇治だんご、美味


自販機で飲み物も買って次なる目的地へ。






大通りから外れた住宅街の中にありました。
宇治市源氏物語ミュージアム。
見上げると色づいた紅葉が。

館内はやはり女性が大勢いらっしゃいまして。
牛車なども展示してありましたが画像に撮るのを忘れてしまった。
紫式部の時代の貴族の装束などが復元展示されています。

そうそう、六条院の模型がありました。
源氏の君の邸はこんなに広大な設定だったのかー、移動が大変だ〜って、お掃除も〜ってガチで思ってしまった(笑)

さて次なる目的地へ移動します。




途中、右岸にある宇治川太閤堤跡にて。
秀吉が伏見城築城を契機に築造したそうです。




のすぐ近くにある『光る君へ 宇治 大河ドラマ展〜都のたつみ 道長が築いたまち〜』へ。
せっかく京都に来たのだから、ここを訪れない訳にはいかない!



石山寺でも着用していた装束です。






道長のは「青藍色に欝金(うこん)色菊丸 有職紋様織直衣」だそうです。
撮影使用品(直衣/のうし)。






まひろ(藤式部)のは「菜の花色花丸紋様織物袿」
これも撮影使用品(袿/うちき)。







ふたりが交わした文の数々。
もちろん撮影使用品。






まひろから道長へ
物語執筆承諾の文。






そして源氏の物語!
書家の根本先生の手蹟は本当に美しいですね…!



他にも様々な展示物がありますが、まずはピックアップしたものを載せました。

大河ドラマ展の会場をあとにして、宇治橋に戻ります。




川辺まで下りて行きました。




   

水の音も水面を渡る微かな風も心地よく。
「川風が 心地よい」の道長の言葉を思い出します。



もしも京都辺りに住むのならば宇治がいいなと思うほど、穏やかで清しい空気の流れる街でした。
少し早めに宿に着くように京都駅に戻り、嵐山方面へと向かいました。

(続きはいつ書けるかなぁ…汗)


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■ちょっくら横濱へ■

2021-11-03 22:50:55 | 風の吹くまま
(記事を補完しました)

3日(水)の文化の日に、思い立って横濱に行ってきました。

その前に…。
同行者が先日見つけたという神社へ寄って、お参りを。
戦後早々に京都・伏見稲荷大社を勧請し創建された単立神社だそうです。

今まで全然知らなかった






大人が通れるほどの高さのこじんまりした鳥居。
まさに伏見稲荷のミニバージョンです。






お狐さんがいっぱい。
この日七五三の男の子の撮影会をしていました。






その後、新丸子駅から横浜へ。
みなとみらい駅を下車。
今年の紅葉は少し早いのかな。






佳いお天気です。
色鮮やか。
青空の映えます。






横浜美術館。
大規模改修工事のために来年まで休館中。

背後にどんどん建物が立つので…景観が。。。





横浜に来たら、必ずこれ!
マフィンの美味しいお店でまずは一休み。

私はカフェモカを
フレーバーが珍しい美味しい紅茶でしたよ。





せっかくだから海の方へ行こうと赤レンガ方面へ。

これは海上保安庁の巡視船『あきつしま』。
ヘリコプター2機搭載型で世界最大級。
以前この場所で見た『しきしま』の後継船です。
全長150メートルもあるんです。
(ちなみに、いずもは248メートル)


しきしまに関する過去記事はこちら
いずもに関する過去記事はこちら
リンク部分はPCで別ウィンドウで開きます。






別角度で見る『あつきしま』
海の向こうは川崎・東京方面。






右方向には、大さん橋(人がいっぱい!)、
その向こうに横浜ベイブリッジ。
私の好きな優美な斜張橋です。

海の向こうは千葉の袖ヶ浦方面。
いつもこうとは限りませんが…
この日は首都圏の空が澱んでいますなぁ。






赤レンガも人でいっぱい!
自分たちを含めて(笑)
なんとか人が空いた時に撮りました。






ここが目的地。
赤レンガ倉庫2号館のピクニックコート。






生ハムのは品切れだそうで。
私はハム・タマゴ・チーズのガレット。
紅茶で(ここでも!笑)







同行者はこれ。
スコットランド産スモークサーモンとアヴォガド・トマトのガレット。
シードルで。

ブルターニュのガレットときたら、シードルですよね!
ここのガレットは本当に美味!
ご馳走様でした






赤レンガ倉庫の壁に沿って設(しつらえ)てある席で頂きました。






帰宅後、懲りずにまたマフィンをパクリ
こちらはフレッシュバナナとチョコレート。



長距離を歩くのは全然問題なしな私ですが(仕事で物凄ーく歩いてますので)、そうではない同行者はもうヘトヘトでした
歩くのって大切ね〜。

現実逃避に
日々の憂さ晴らしに
心身の疲れを癒す、良い時間を過ごしました

また行こっと \( ˆoˆ )/ワハハー!


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■今日もまた■

2020-10-21 16:09:18 | 風の吹くまま


気持ちの良いお天気でした
東横線のかつての渋谷駅ホームと線路跡地などに造られた、渋谷ストリーム。






少しだけ時間があったので…。
この前よりも駅寄りのベンチで









画像ではよく分かりませんが…。
両側の上部から水が流れ落ちていてサラサラとよい水音が。






渋谷ストリームの2階通路(デッキ)。
旧東横線渋谷駅を知る人にはすぐに分かる名残があちらこちらに。




今日で無事、渋谷への用事はなくなりました。
抜糸も済み、諸々の検査の結果も問題なし。

せっかくの渋谷入りなので両日とももっとゆっくり街を散策したかったのですが、家事が残っていたのでそれも叶わず。
学校帰りに降車駅をスルーしてよく行った渋谷ですが、この様変わりに隔世の感を覚えます。

今度来るときはMIYASHITA PARKの渋谷横丁に行きたいな。
全国のおいしいものが食べられそう!


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■休日にしては■

2020-10-18 16:36:50 | 風の吹くまま
少しばかり早く家を出て、まずは地元の街に出掛けました。




ちょっと時間が早かったので、ドトールでモーニングを。
ここのココアは懐かしくて、ホっとする味です






用事を済ませて、思い立ってそのまま田都に乗って永田町へ。
赤坂の街を歩き、なかなか足を運べずにいた赤坂御用地に隣接する豊川稲荷東京分院へ。
こじんまりとした境内、心落ち着く空間です。






参拝後、再び地元へ。
二子玉川駅に停車する車窓から多摩川下流を望む。






お腹がぺこぺこだったのでここでお昼を頂くことに。
いつもスルーしていたお店で、お初です。
アプローチが和風な意匠。






もう少し経ったら色付くことでしょう。
陽に透ける葉がキラキラ。






茄子と山芋の素揚げを頼んでみました。
茄子がほんのりにんにくの香りがして、もうめっちゃ美味しかった!
思わずお皿を下げに来た店員さんに言葉掛けをしたほど!






はい、メディアでも取り上げられている有名な白いカレーうどん。
賛否両論ありますが…私たちはとても美味しく頂きました!
上に乗るのはヴィシソワーズみたいなジャガイモのムース。
不織布のエプロン付きです(笑)






第3次で発売された地元のプレミア付商品券。
なんとか手に入り、これを使って今日は日用品を購入しました。






豊川稲荷でお稲荷さんを買って来ました!
今日は三軒連なるうちの真ん中のお店で。
ずっしり重たいです(笑)



豊川稲荷は…縁切り・縁結びのお寺としても有名。
誰か縁を切りたい人はいないの?と問われて…。
いろんな人がいての人生だしそのような強い念を抱く相手も見当たらないし、むしろ人との良い出会いがあったら幸いだなくらいに思っているので、ご本殿で清々しい気持ちで手を合わせるだけで充分でした。

昨日の冷たい雨の1日とは打って変わって、秋の陽がまぶしい気持ちの良い1日でした。


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■開発の街■

2020-10-10 12:15:38 | 風の吹くまま
所用でひとり渋谷に出掛けてきた水曜日。
午前中からお昼ごろまでは、時折吹く風が少し冷たく感じる秋晴れでした。





ハチ公はまだ定位置にいてホッとした






ヒカリエ(左のビル)と渋谷スクランブルスクエア(右のビル)
秋を代表する巻雲に覆われた空。






スクランブルスクエアの一階外フロアが、綺麗。






東急東横線の旧渋谷駅ホーム跡。
中高と、ここをよく利用しました。






車で通ることがあっても、徒歩で来るのは初めて。
246と明治通りの交差点。






明治通り沿いを歩いて。






随分早く到着。
近くのコンビニでおにぎりとお茶を購入し裏道に入ってみたら…。
川があって川底を高圧洗浄中でした。






ここに架かる橋は徒歩橋(かちばし)というそうです。
徒歩をかちと読むの、好きです。






いい具合にベンチがあるじゃないですか!
ここで、おにぎりをもぐもぐ。






終わりに近い金木犀の香りがそっと漂って来ました。



ここが環境整備されるという渋谷川だということを、あとで知りました。

ところどころに面影を残しつつも随分と変わってしまった渋谷駅周辺。
どのように生まれ変わるのか、楽しみでもあります。


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■初詣■

2020-01-01 23:58:45 | 風の吹くまま






毎年恒例の、明治神宮への初詣に出かけて来ました。

表参道には沢山の屋台、思い通りに前に進めないほどの人の波。
外国人の多いこと多いこと!
今年は遅めに出てきたこともあり、一の鳥居に着いたのは午後3時半ごろ。

この時間でもまだ巨大モニターのある場所の手前から渋滞が始まっていて、それでも陽が沈む前にはなんとか外拝殿前に辿り着き、今年も拝礼を終えられました。
今年はこの時間でも比較的暖かかったです。


皆が健康で1年を過ごせますように。
多くは望みません。


コメント (2)
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■奉祝パレード@皇居外苑■

2019-11-17 15:56:50 | 風の吹くまま
もう一週間以上前のことを、今アップします…

週明けから喉の調子が最悪になって(家族から貰いました)、喉の無限痛痒み→微熱とだるさ→無限鼻水鼻づまり(今この状態)と移行し、やっと記事を書くところまで回復?しました。

うつした相手もまだ体調不良で、インフルではないのですが何ともしつこい風邪です





さてさて。
先週の土曜日(11月9日)は晴天に恵まれ、国民祭典第一部の郷土芸能による奉祝パレードを観に(実際は鹿踊りを観に)ひとり皇居外苑まで出向きました。

仕事で慢性的に足を痛めていて不安があり躊躇していましたが、これを逃したら東京で百鹿を観る機会はもう(私には)無いかも知れないし、時間的にギリギリのところで思い立ち出掛けることにしました。

JR横須賀線で東京駅へ。
言わずもがな、皇居前は出演する人たちも含め人だらけ。

歩行者の通行規制もあちこちで敷かれていて、どこをどう行ったら目的地に着けるのか、警備の人たちに何度も確認しながら何とか準備の列に並ぶことが出来ました。

パレードの時間を待つ間、見知らぬ人たちとよもやま話に花が咲き。
列が進み観覧場所まで移動して、何とか前列にたどり着きました。

でもね、並びに居るばーばじーじが連れてる小さい子どもがね、警備員が配置されている立ち入り禁止の植栽(内堀通りの中央分離帯)に入り込んでね、危ないし邪魔だし。
小さい子供だから大目に見る…ってのもあるかもだけど、私はこういう場面でも(でこそ)ちゃんと幼児にも公共マナーを教えるべきで、そのいい機会だと思うのだけどね。
その家族も最前列にいるのだから、その子が見えない訳ではないし。

周囲の人たちもあらあらという感じで。
パレードの車線まで出そうになって、危ないよ!と声を掛けましたが、ばーばは気にする様子も注意することも無し。
まぁおめでたい日ですし、もういいやって


そうこうしているうちに、奉祝パレードの時間が迫ってきました。
まだかまだかと逸る気持ちで待ちます。
ふと後ろを見ると、向こうの方で白いササラの集団がパレード出発地点まで移動しているのが見えました。
懐かしい、江刺の鹿踊りだ!





奉祝パレード開始です。
いくつもの団体のパレードが通り過ぎて(画像は割愛します)。






岩手県奥州市 江刺 百鹿大群舞!
動画からのスクショなので画質が…。
向かって左の踊り手さんは石関獅子躍の14代の方だそうです(やっぱり!)。


動画を撮りつつ、もう夢中で踊りを観ていました!
装束によほどの特徴がない限りは、なかなかどちらの踊り組かまでは追えません(特に金津流は)。
ましてや百鹿の時は 「調べ隠し」 が共通だし、私もブランクがあって細かいところはうろ覚えになっていて

動画撮影でスマホのカメラを覗きながらふと自分の視野の端に入ってくる踊りが何故か気になって、そちらに2度ほどカメラを振りました。
見覚えのあるスマートな躍りで、細かい所作も装束の捌き方も踊り込んで体に染み馴染んだ様子がみえました。

家に戻って動画をよくよくチェックしてみたら、流しの裏の柄が…あれは!?
石関獅子躍の師匠にお聞きしたところ、中立加勢の方でした!
(よく確認してみれば、確かに喉印の井桁継ぎの中の上から3つの九曜紋が赤いですもんね!)


動画はこちらに↓

2019 国民祭典 百鹿大群舞


ちなみに…。
このパレードが行われた内堀通りは、東京五輪でマラソンコースにもなっていた通りです。
東京都が血税を投じた特殊な白っぽい塗装(保湿性塗装・遮熱性塗装)がすでに施されていました。





エイサーまで観ようかなと思いましたが…。
百鹿が観られたので途中離脱。
人の流れが規制されているので行きたい所に直接行けませんー
こちらでは東京中のお神輿(八丈島も)が一挙に!






人込みを逃れて、皇居のお堀のところで一休み
東京も木々が綺麗に色付いてきました。








遅まきながら、やっと獅子のみなさんのところに。
すでに装束は荷造りされて整然と積み込まれています。


遠く江刺から日帰りでの演舞を、百鹿の踊り手の皆さま・関係者の皆さま、本当にお疲れ様でございました。
石関獅子躍の次代中立氏、14代小脇氏、14代・15代の皆さま、お邪魔致しました。

百鹿を待つ間、周囲の方たちに鹿踊りの魅力をお話ししてましたが、実際の目の前で初めて観たその方たちの感動振りと言ったら
岩手をはじめ東北には他にも沢山素晴らしい郷土芸能があるんですよ!とお伝えしました。





雲ひとつない、青い青い空。
正面の建物は明治生命館。
このまま鍜治橋通りを真っすぐ行きたかったのですが、歩行者の交通規制で右折しか出来ません。
東京駅からどんどん離れていく~






東京会館のところを左折、その先をまた左折し、丸の内仲通りへ。
通りにはいろいろな“人物”がベンチで待っています(笑)

丸ビル(丸の内ビルディング)の前ではチコちゃんが!
チコちゃんの後ろは三菱商事の本店ビルです。


この丸ビル1階マルキューブ(チコちゃんの目の前)はイベントなどの会場に使われるスペースで、ここで虎舞を観たり、宮城県栗原市一迫の早川流清水目鹿踊さんを観に行ったり、思い出のある場所です。





大まわりをして東京駅に辿り着きました。
駅前はずっ…と何年も工事をしていていつ終わるのかと思ってた(笑)
ガランとした広いスペースになってました。






東京駅・丸の内南口から入場。






たまには違う角度から。
東京駅は私にとって新宿駅の次にラビリンス。
(きっと新生渋谷もラビリンス!笑)

在来線から新幹線に乗るのは簡単なんだけどね。


丸の内から構内を通らず八重洲口に行くのさえ、きっと調べてもまごつく(笑)
今後丸の内のことはよく知っておきたいから、機会があったらゆっくり巡ってみたいです。
神田志乃多寿司の助六寿司を買って、皇居外苑で排気ガスを浴びながらベンチに座って食するのもオツかも(笑)


この佳き日、足の痛さも忘れて、幸せな時間を皇居前で過ごすことが出来ました。
この後は…テレビの前で両陛下への祝賀の様子を観て1日を終えました。


鹿踊り、LOVE!



#鹿踊り #ししおどり #百鹿大群舞 #奉祝パレード
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■いにしへびとの■

2019-11-05 15:18:18 | 風の吹くまま
2日、天皇陛下御即位記念特別展 『正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―』 を観覧しに、上野の(今度は)東京国立博物館に行って参りました。

今回はJR横須賀線(また遅延してましたー)を使い、品川乗り換えで上野入り。
駅で遅延した電車を待っている間に、N700系の新幹線を何本も見送っておりました

公共交通機関に疎い私はというと、相変わらず目的地には連れていかれるがままな状態。
一人では到底スムーズに移動出来そうに無いです。
移動は車ばかりという生活が長かったことで、電車移動が超苦手。

そもそも今でも電車で出歩くことも少ないので、首都圏の路線の乗り入れやら駅の改修・再開発やらなどの変化に追い付けないのが現状です。
スマホがなかったらもうお手上げ。
あっても結局危なげ(笑)


今回も混雑を少しでも回避するためにまた午後から出掛けましたが、連休初日の土曜日だったので上野はやはり想像通りの人混み。
駅を出て上野恩賜公園内に入ると…。
おお!
国立西洋美術館のハプスブルク展もチケット売場は列が出来ています。

その向こうではテントが連なり音楽も聴こえていて、何やらイベントも開催されていてもう人でいっぱい!





そんな賑やかさを横目に、東京国立博物館へ向かいます。
上の画像は、向かう途中にある国立科学博物館。
そして、お馴染みのシロナガスクジラのオブジェ。






東京国立博物館に着きまして、チケット購入。
クレカ専用自動券売機では、こんな目印が。
カードナンバーが1089(トーハク)!

そして入場。 






表慶館。
皇太子(大正天皇)ご成婚記念に建てられた日本で最初の本格的な美術館。
現・迎賓館赤坂離宮も手掛けた宮廷建築家の片山東熊の設計。






表慶館を写した場所から、大きなユリノキの向こうの本館正面を。
西日の時間なので、綺麗に陽に照らされています。






本館と表慶館の間を行き、会場の平成館へ。
待ち時間40分ということで、列に並びます。
列が進むと、本館と平成館の間に東京スカイツリーが見えました。

獅子丸がスカイツリーが見えると呟くと、周りの人たちもスマホでカシャっ!



割と早く館内に入場出来きまして、早速音声ガイドを借りて観覧開始です。

会期は前後期に分かれていて、この日は前半最終日間近。
前期で展示された宝物の中には、『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう/天平勝宝8歳(756年)6月21日、光明皇后が聖武天皇の遺品六百数十点を東大寺大仏に献納した際の目録)』 や 美しい『螺鈿紫檀五弦琵琶』などが揃い、一度はこの目で見てみたいと思っていた品々の観覧が叶いました!


聖武天皇の七七忌の忌日に、光明皇后は愛する夫の冥福を祈り、天皇の遺愛品を含めた数々の品を東大寺の本尊盧舎那仏(大仏)に奉献しました。
『皇后の奉献は前後五回におよび,その品々は同寺の正倉(現在の正倉院宝庫)に収蔵して、永く保存されることとなりました。これが正倉院宝物の起りです。(宮内庁 正倉院について より)』

正倉院宝庫は何度も盗難や災害にあっていたようで、そのような災難を乗り越えて今に受け継がれているのだそうです。

このような長い時を人々が大切に奉献品の数々を守り伝え、こうして遥か千数百年の後の世まで形残るとは、光明皇后も思い及ばなかったのではないでしょうか。



螺鈿紫檀五弦琵琶はご存じの通り世界で唯一現存する古代インドに起源をもつ五弦琵琶で、中国・唐からの伝来品だと言われています。
とても千年以上を経ているものとは思えないほどの美しさ!
修復保存技術の高さに圧倒されます。

文書も複数展示されていて、光明皇后が署名に使っていた 『藤三娘』 の文字も!
また国家珍宝帳には皇后の願文の部分もあり、皇后の聖武天皇への想いの深さが切々と記されていました。
巻末にはあの(藤原)仲麻呂が筆頭で署名をしています。
あの仲麻呂の直筆の署名だ…と私は心の中でちょっと興奮!

『藤三娘(とうさんじょう)』 は、光明皇后が藤原不比等の三女であることから自らそのように署名したそう。
藤原の名を前面に出すところに、当時の政治状況や思惑などが見て取れます。

長姉の宮子は、聖武天皇の実母(光明皇后の異母姉であり、義母)。
次姉の長我子は藤原氏の政敵・長屋王に嫁ぎました。
三女の安宿媛(あすかべひめ)がのちの光明子(光明皇后)。宮子・長我子とは異なり母親は縣犬養橘宿禰三千代という三代の天皇に仕えた敏腕女官で、死後に正一位を賜った人物です。

橘三千代、不比等、光明子、仲麻呂…。
遠い歴史の中の人物が、宝物を前にするととても間近に感じます。

私は20代の頃にある漫画を読み、以来この時代の歴史に興味を持つようになりました。
読んですぐにもう居ても立ってもいられず、秋のちょうど今頃奈良に行って、興福寺の阿修羅像を観てきました。
仏像ブームが来て美男の阿修羅像が注目されるずっと前のことです。

その時は正倉院展に間に合わず、それ以来いつか宝物を観てみたいと思うばかりで月日を経ました。


あの 『黄熟香』、蘭奢待と雅名を持つ香木の展示もありました。
蘭奢待あるあるで“思ったよりも大きい”とは聞いていましたが、本当にその通りでした。
全長156cmだそうです。
横たわった生ハムみたいです、やはり。

明治以降のものでしょうが、色褪せた古い紙の付箋があるのも有名ですね。
右から 「足利義政拝賜之為」「織田信長拝賜之為」「明治十年依勅切之(明治天皇)」 とあります。

どのような香りがするんでしょうね!
やはり甘さのある伽羅の香りなのかな。





ここからは撮影OK。
実物大の正倉院の一部が復元されています。






人の頭が空いた瞬間に撮ったのでブレブレの画像
明治期に作られた螺鈿紫檀五弦琵琶の模造品。






最後の場所にあった正倉院の扉の勅封のレプリカ。

明治天皇は宝物修理時に宝物を鑑賞をした際、気に入った聖武天皇の直刀をお持ち帰りに。
水龍剣と名付け佩用(はいよう/からだにつけて用いる)したそうです。

ふーん。。。




文豪・軍医総監としても有名な森鴎外は軍事を退いたのち、帝室博物館(今の東京・京都・奈良の国立博物館)の総長にも就任しました。
毎年秋に行われる正倉院開封に立ち合うため4年の間毎年奈良を訪れ、都度しばらく滞在をし、その間に多くの和歌を詠んだそうです。

展覧会の最後にさきほどの扉のレプリカと、森鴎外の読んだ歌がありました。

『夢の国 燃ゆべきものの 燃えぬ国 
木の校倉(あぜくら)の 永久(とは)に立つ国』

The land of dreams
where something likely to burn down
does not burn
The land where
a wooden storehouse stands forever


木造のいにしえの建物が(その収蔵の品々が)こうして永劫に守られ後の世に残り伝わるこの日本という国は、まさに夢の国だと。
100年前に生きた人の言葉を、かみしめます。


奈良に行かずして、出展の機を待たずして(毎年奈良の正倉院展で出展される宝物はまちまち)、こうして東京で五弦琵琶や蘭奢待、国家珍宝帳等の貴重極まる宝物を同時に目にすることが出来て、大変嬉しく感慨深く、言葉にならない感動を授かりました。

是非お近くの方は足を運ばれることをお勧めします。
後期展示は11月6日(水)~11月24日(日)まで。






観覧を終えて帰りしな。
「伊勢うどん、食べてみる?」
「うどんと思って食べないで、別の食べ物と思ってみるといいよ」と獅子丸。

構内で営業していたキッチンカーで買ってくれている間、屋外展示されている鬼瓦の前から表慶館を撮ってきました。

東京も少しずつ紅葉が始まっています。






はいっ!伊勢うどん。
甘味のある濃いたまり醤油のタレに絡めて食べる、柔らかいうどん。
これ、美味しいよ!






日も暮れて寒くなってきました。
どうやら 「創エネ・あかりパーク2019」 というイベントのよう。



帰り道にある国立科学博物館(カハク)に寄って、今度は 特別展『ミイラ ~「永遠の命」を求めて』 を観てきました。
博物館のはしごは初めてです(笑)

ここは大学パートナーシップに入会している大学の学生は常設展が無料で、特別展も割引されて千円以内で入場出来ます。
もう時間が遅いこともあってか、大学生が多く観覧していました。
男子学生のグループのひとつが特に騒がしくて、ミイラを観てはあーだこーだと大声で話しながら盛り上がってまして。
先ほどのトーハクでの客層とまるで違うのは、博物館の分野とか展覧会の方向性とか考慮すればある程度納得出来はしますが、それでもさすがにこれは無い。
博物館での観覧マナーもへったくれもない。

おばさん、さり気無く注意しようと思った矢先にその中の一人が私の殺気を察したようで 『静かにしようぜ、また注意されるから』。

また???
…すでに注意されていたようです。

でも盛り上がりのトーンはさほど下がることもなく、監視員は何してるんだ?と見渡すと、あらま、こちらは監視員同士談笑してますし。

緩い。
緩すぎる。

ちゃんと仕事しろ。

調べてみたら、こういう業務を担う人たちは求人情報で募集されているようなバイト・パートの人たちが主なんでしょうかね。
まがりなりにも国立ですしね、もう少しちゃんと監視をして頂きたいところです。


何だかそんなこともあって、正直あまり頭に入って来ませんでした。
せっかく行ったのにな。
ただ、全体を観ての感想はあります。

みんなちっちゃい!
これに尽きる!

骨は…(関節部分とか微妙にあったとして)縮まないですよねぇ?
たまたま今回そのように揃っただけかも知れませんが。

外国のものを除いてみても、即身仏も頭ちっちゃい。
江戸時代の武士の兄弟のミイラも、頭も体もちっちゃい。

自分の顔がデカいから、なおさらそう思う。


そしてふと思い出したのです。
昔家族と京都の養源寺に行ったときのこと。
当時はまだ寺のご住職?が長い棒で指し示しながら口頭で血天井を説明してくれていて、ここがお顔で…と示されたところに確かに人の顔の跡があったんですが…。

高校生の私がそれを見たときの第一印象は『(顔ちっちゃすぎじゃない?)』。
これって本当に大人の顔なのかなと思うぐらい、小さいなと感じたんです。
天井にあるので、より小さく見えたのかも知れませんが。


ミイラとなったいにしえびとの屍の数々を目の当たりにしたのに、尊厳とか畏怖とかそういうことは思い及ばずこんな感想が真っ先に出てしまい、面目ないです。。。





国立科学博物館を出ると、もう外は真っ暗。
が綺麗です。






後ろを振り向くと…
東京国立博物館本館もライトアップ&プロジェクションマッピング。






帰りは東京メトロ銀座線で。
駅のホームが綺麗になっていて、ホームドアにも可愛くイラストが!



三越前、赤坂見附、青山一丁目、表参道のいずれかで乗り換えて半蔵門線→田園都市線の直通で行きとは別の最寄り駅で降りて帰宅する予定が、車両点検の影響で遅れや運休があるとの情報をたまたま獅子丸がスマホで見たので、仕方がなく新橋で乗り換えて行きで使ったJR横須賀線に乗り、行きと同じ最寄り駅に戻りました。
(一人だったら絶対知らずにそのまま巻き込まれてたね…)


コメント
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