先月のレッスンの赤いバラと白い小花達を持参された Y田さんは毎回前回の作品を完成させてお持ち下さいます。
沢山のバラが出来たので、少しだけお知り合いへのプレゼントにしたいとの事で、ほんの数本だけで花束にしました。
中心に赤いバラを長いシルバーキャットとピーちゃんは半分にカットして、小ぶりの花束にしました。
花瓶に入れてもそのままでも可愛いブーケです。
ワインカラーのロロ薔薇は一輪しか使いませんが、揺れる小花を活かして壁にかけられるようにアレンジしました。
みなさんの宿題で完成した作品を見せていただくのはアドバイスもできるのでとても嬉しいです。
毎月着物を使い布花を楽しんでいる K岡さんは先日展覧会を終えたばかりですが、
来年の展覧会に向け、また、頑張りますと意欲を見せてくださいます。
いつもお元気で前向きなご様子は本当にみなさんが元気をいただいています。
この布は色がとてもビビットですが全体に華やかさの中に渋さを感じる素敵な縮緬です。
縮緬に絖を染めて、裏張りして、大振りのアマリリスを作りました。
花びらがキラキラと輝いているようなのでダイヤモンドリリーと言うそうですが、ネリネです。
小さなのから大輪まで色々あります。
ブーケに入れると華やかで優しい花がだいすきです。
淡いお色が好きな生徒さんの作品です。
真紅で染めたいですと濃いめの赤でダイヤモンドリリー作った生徒さんは背が高くていつも大輪がお似合いです。
花芯をグレーにしたらとてもシックになりました。
沢山咲かせてくださいね。
体験のリースと一緒に写しました。
上海から日本語学校に留学中のイーちゃんは大学生になる前から布花制作の経験者で、とても丁寧に完成させました。
上海では布花が大人気で若い生徒さんが頑張って勉強しているそうです。
先月教えに行った香港でも若い方のパワーに圧倒されました。なぜかしら?日本よりパワフルなのは。
表参道から青山 Gallery5610に テキスタイルアート ミニアチュール5百花百躍 を見に行きました。
入り口の横に10月桜が満開になっていました。
糸や布、金属など様々な素材を活かし100人の作家が人の手が創り出すものの意味と,風土や環境からくる独自性を
より深めていくことを期しての展覧会になっているそうです。
友人の高橋稔枝さんが素敵な命を感じる可愛い作品を出展されていました。
会場の方に撮影は遠くなら大丈夫とのことで、写しましたが、どれも小さいながらとても魅力的でした。
夜は神山町のニュージーランド大使館のパーティに参りました。
以前友人の藍木綿のキルト作家徳嵩よし枝さんがニュージーランドオタゴ大学ミュージアムで作品展を開いたときに
私もご一緒したのがご縁で今回も参加して、美味しいワインとご馳走をいただきました。
パーティ会場には美しい絵巻物の下が暖炉になっていました。本物のマキが燃えていました。(笑い)
会場で見かけたお洒落なアレンジです。
生徒さんが親しい方のご両親の御仏壇に何か布花でプレゼントをなさりたいとのことなので、以前レッスンで作った作品を色々ご持参いただきました。
今時の仏壇は小ぶりでお洒落なものも人気です。
お花も小振りにまとめようと思います。小さな作品が欲しいので急遽、スズランを作っていただきました。
薔薇、ダリア、カーネーション、コスモスなどと作りたてのスズランで、とても素敵な作品になりました。
るい先生の「花の贈り物」のご本にも沢山の素晴らしい布花作品が載っています。
お見舞いや御仏壇に、とても喜んでいただくので、心を込めて感謝し布花を作るのは素敵なことと思います。