コレド日本橋でオペラ椿姫を見ました。監督はソフィアコッポラ。衣装デザインはヴァレンティノガラバーニというので
早速予約して行くと、日曜なのでオペラ好きが劇場を満席にしていてびっくりです。
開幕のヴィオレッタの髪にはピンクのカメリアが飾られていました。
深紅のドレスのシーンは恋人と別れた後のパーティのシーン。
最終章の寝室のヴィオレッタの透き通るガウンの両袖は白、ピンク、紫などの薔薇の花がたっぷり束ねられて、命の儚さを
表しているようでした。
部屋に飾られた花とドレスの布花から目が離せなくて、あっという間の素敵な時間が過ぎてしまいました。
映画でオペラ。これも魅力的です。
犬の輪廻転生みたいな、飼い主の少年と、犬が深い愛情でつながっている、50年にわたるおはなしです。
犬はいろんな種類の犬に生まれ変わりますが、犬生を生きるのです。
思い出して誰かに説明していると涙なしでは話せないくらい感動してしまいました。
優しい涙が疲れた心を癒して呉れる素敵な作品です。
監督の初期の作品が見たくなりました。