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伊藤久志@アイズサポートのブログです。

就寝時の問題

2021-11-15 17:06:47 | Weblog
就寝時に注目を機能とする問題(泣き など)があると、消去手続き一択で対応することに対して、昔から疑問を持っていた。
あたかも、消去手続きを実行しきれることが親として鑑のような扱いをされることに違和感を感じていた。
消去手続きを受け容れることが難しい場合の個別最適化オプションを提案していくべきだと思っていた。
おそらくfaded bedtime(まず入眠が生起しやすいよう就寝時間を遅らして、入眠潜時が短くなったら徐々に就寝時間を元に近づけていく)がその最有力候補だと思っていた。
最近、このあたりの実践研究が進んできているので、参考になる文献が出てきています。

https://www.researchgate.net/profile/James-Luiselli-2/publication/349952524_Case_Report_of_Faded_Bedtime_Intervention_on_Delayed_Sleep-Onset_and_Sleep_Duration_in_an_Adolescent_with_Autism_Spectrum_Disorder_Case_Report_of_Faded_Bedtime_Intervention_on_Delayed_Sleep-Onset_and_/links/6048e2f4299bf1f5d83d6948/Case-Report-of-Faded-Bedtime-Intervention-on-Delayed-Sleep-Onset-and-Sleep-Duration-in-an-Adolescent-with-Autism-Spectrum-Disorder-Case-Report-of-Faded-Bedtime-Intervention-on-Delayed-Sleep-Onset-and.pdf

https://www.researchgate.net/profile/James-Luiselli-2/publication/354190624_Original_Manuscript_Parent-Mediated_Home_Intervention_for_Delayed_Sleep-Onset_and_Night_Waking_in_a_Child_With_Autism_Spectrum_Disorder/links/612a43802b40ec7d8bcb943b/Original-Manuscript-Parent-Mediated-Home-Intervention-for-Delayed-Sleep-Onset-and-Night-Waking-in-a-Child-With-Autism-Spectrum-Disorder.pdf

もう消去手続きを実行しきれなくてダメだ―と思う必要はありません。
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