神戸ではすでに上映が終わっていたので、大阪まで行った。まあなんばパークスシネマだったので。
最近の劇場はチケットも自動なんですね。
ポップコーンとドリンクも買ったのですが、セットで700円は高いなあ。ただカップホルダーにセットできるトレーはノーベル賞もののナイスアイディアだ。
公開からかなり経っており平日という事もあって観客も全部で10人ほど。しかもガンダムの上映はこの日は1回のみ。シネコンらしいと言えばそれまでだけど、、、。
肝心の内容は、、、駄作だった。
90分という尺の中ではストーリーは上手くまとめられていたし、テンポも良く観てて飽きなかった。ただ先の読みやすいストーリー、唐突な地球の危機などは時間的な制約が問題だとは思う。
作画的にもメカの作画はほとんど良かったが、キャラクターの方は脇役については明らかに手抜きか?と感じる面もあったのは残念だ。
今回も結局サイコフレームにおんぶにだっこの展開になってしまったのはUC以降としてはしょうがない面もあるが、このままではいつかストーリーが破堤するだろう。その時にはガンダムではないだろうが、、、。
わからないものと話中では使いながら、実は非常に便利な必殺技として強引に話を収束させてしまうサイコフレーム。結局それ前提で話を作るものだから、地球の危機もどこか安っぽいし、無理がある。
3号機も結局は幽霊船のように宇宙をさまようMSという扱いのままだし、こうなるとファンタジーだ。
ガンダムNTが発表される前から存在していたガンダムUC3号機フェネックスとシナンジュ・スタイン。今回の主役ナラティブガンダムの存在感が薄くなってしまったのは、この2機の市かもしれない。さらにネオジオングまで2号機が出てくるんだから。
ナラティブガンダムも装備が変わる割に活躍しないし、最後のC装備もなんだかわからないうちに破壊されてしまった。一番強いのではないのか?
というか、今回の映画自体がUC3号機、スタインの為の映画ではないかという気もしている。
バンダイの事情というのもわからないではないが、こういってしまうと元も子もないが、商品を売りたいが為の作品作りはある意味しょうがないとは思うが、最近のバンダイはすごく焦っているように思えてしょうがない。
それは今回のNTで決定的と言って差し支えないだろう。
結局、今回のNTの内容はサイコフレームが大変だということの再確認であり、今後出てくるであろう宇宙世紀ガンダムシリーズにおいてはその設定上やストーリー上になんら影響しない内容だったと言える。つまりあっても無くてもいいガンダムだったのだ。
辛辣ではあるけども事実ではないか?
この映画で良かったのは、最後にバナージが出てきたことだ。ちゃんと人の姿でしゃべっていたことだ。
次は閃光のハサウェイ。そのラストは原作では悲劇でしかないが、どうなるのだろうか。
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