コロナ禍において夏季訓練や行事的なものも少なく、幸いなことに火事や災害での出動もほぼなかったので、年報酬42500円と出動報酬7000円で合計49500円となった。
4月30日に、この消防団の為に「作らされた」JAの口座に振り込まれるという。
ここから団にいくらか持っていかれることは分かっている。これでも個人に幾らかでも入るようになったので、マシになったというのが実情だ、以前は全額を団に持っていかれていたのだから。
で、通帳記帳に行ってきた。
結果
年報酬の42000円が丸々持っていかれていた。
実は個人に幾ばくかの金額が入るようになったのも最近の話で、以前に3万ほど貰ったが、これは気が付けば貯まっていた金額で、正確な年単位の金額を知るのは今年が初めてだった。
これをTwitterにあげたのだが、Twitterやってて初めてバズった(?)。一番多くのコメント、リツィート,いいねを頂けた。
このブログの消防団についての回のリンクを貼ったら、珍しく2桁(笑)のPV。
頂いたコメントの中には「出動報酬も貰えない」という方もいて。うちなんかマシな方かもしれない。
消防協力会という名前は初めて知ったのだが、なんだろうか?
私も入団して20年ほど、しかし協力会なんて聞いたことが無い。
お金の流れ的には一旦個人に振り込んで、班にまた振替されるという説明を受けていたのだが、協力会なんて知らない。
班にどれほどの金額が入っているかは知らないが、協力会なる団体が間に入っている事を考えると、いくらかは抜かれていると考えるのが普通だろう。
私が班長(うちでは団長と言っているが)の時も会計は副班長に任せていたが、それでも100万円ぐらいは常時ある状態だった。
その使用用途は、想像通り旅行、飲み会の為だ。多くは旅行の為の資金で、自己負担なしで旅行に行こうとするからどうしても金額的に多くなる。普段の出動には全く来ない癖に、旅行だけは必ず行くという団員はどこにでもいるのではないのだろうか?
今回、私がTwitterにこんな画像を出したのは、特に社会正義からやバズって欲しいとかではなく、私自身がほぼ初めて体験したことを軽い気持ちで出したに過ぎない。
このような反応をしていただいたことに、むしろ驚いている。他の地域、団でも同様だと思っていたからだ。
反対に消防団に入っていない人の方が驚く内容だったかもしれない。それは更に入団希望者を減らすことになるかもしれない。
以前にも書いたが、消防団という昔ながらのシステムが現代では通用しなくなってきている。それはいつまでも生まれ育った地域で生活しない人が多くなった、飲み会や旅行という事が価値がなくなってきたこと、そして流れが不透明かつ不可解な金銭の流れだ。
反して火事だけでなく災害に対しても消防団に対する期待や役割は多くなってきている。
ある意味、相反するこの問題を解決しない限り地域社会においての消防団の活動やそもそもの存在意義はジリ貧いなっていくだろう。
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