リューブログ

シャーロック 忌まわしき花嫁

日本では映画館で上映されたようだが、CSでやっていたので観てみた。

正直、がっかりだった。映画館でお金を払っていたらひどく後悔していただろう。
結局、シャーロックが事件を解決するという要素は少なく、モリアーティとの関わりあい、ひいてはシャーロックという人物の成り立ちや深層に迫る内容だったと思う。

が、それが面白いかというと実に微妙な出来だった。
シャーロックが人気が出た理由はなんだろうか。シャーロック・ホームズを現代的に解釈し、現代のアイテムを巧みに取り入れている点と、よくできたシナリオによるところが大きいのではないだろうか?
ベネディクト・カンバーバッチは素晴らしい俳優だが、彼の魅力だけがシャーロックの魅力ではないし、登場人物としてのシャーロックの魅力だけでもないはずだ。
しかし、今回の「忌まわしき花嫁」ではそのシャーロックという人物に多くの時間が割かれてしまい、スマホを使った軽快な謎解きが見られなかったのは違ったという点だけではなさそうだし、反対にそのようなアイテムを使った謎解きがないと魅力的に見えない時点でシャーロックという物語の限界が見えたのかもしれない。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ムービー」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事