思わず全巻揃えてしまったほどだ。既刊14巻。謎が多いのは進撃の巨人などと同じだが、その謎が少しづつ解き明かされていくのも面白い。登場人物も一癖も二癖もある人物ばかりで、それぞれが疑心暗鬼でありながらも仲間になるのは、どこかタランティーノ的な感じもする。
そして、ちょっと？変態だな。かたやアイヌ文化にも細かく描写しているし、とても面白い。
年齢を重ねたせいか、最近の人間関係でとかく何事においても人の上に立とう、マウントを取りたがる人が多いなと感じる。
例えば、俺はお前より仕事ができるぞ、お前より物を知っているぞ、年収多いぞ、俺にはこんな友達いるぞてな感じだ。
まあ人だから、そんな自己顕示欲や自慢話もあるのは理解できるし、私自身にもある。が、最近はたい人のそんな話がある意味攻撃的に感じることが多い。反対に自分からそんな自慢話をすることが恥ずかしくなってきた。
何もあなたが仕事できない、自慢話が嘘とは言ってない、はいはい、あなたはなんでも知ってはりますね、と否定せず聞いているのだが、さらにお前の走りはなぁ～、お前のＯＯはなぁ～、とこちらを辱める所まで話が及ぶから困ったものだ。
そうしないと自分が保てないのだろうか。こちとらバツイチの独身乞食なのに、結婚して子供もあって年収も多いのに、それでもまだこちらより上になりたいのか。無いものねだりなのか？自分のしてきた選択を否定しているのか？
まあ、これぐらいの年齢になると（アラフィフ）になると、その人の人となりだけでなく地位や年収、子供の事や様々な事も自分を作り上げる要素の一つなんだろうな。そんなのが一つもない私は気軽で楽に見えるから疎ましく思えるのだろうか。なら、離婚してみろ、同じバイクを買ってみろ、親に死んでもらって独り暮らし25年やってみろ。できるわけがない。今の幸せを振り返り実感し大切しろ。人を利用するな。いつまでも邪魔やねん。人の迷惑考えろ。
