‡ まゆみの似顔絵たまてばこ ‡

今日の似顔絵!プレゼンテーション

遠方出張のアクシデントと・・・

2019年10月27日 | 似顔絵
2012年 当時あった『湘南一歩会』という団体で
東日本大震災の被災地へ
“アートを通して被災地と繋がろう”をスローガンに
活動してましたが
現地を訪問する願いが叶わないまま7年の月日が経ちました

今回いただいた似顔絵の仕事先が
福島県いわき市の復興住宅で
やっと実現する事になりました

イベント当日10月26日 現地に朝9時半に着くには
自宅を5時に出なければならず
タイトすぎて心配なので25日の前泊を決めました

ところがところがご存知の通り
台風21号の影響で
千葉県と福島県は豪雨災害に見舞われました

25日 心配は現実になり 
上野から出発した常磐線の特急は
茨城県の佐貫駅で止まってしまいました

目的地に着けるかどうかわかりません
特急とは名ばかりのすし詰め電車が
動けなくなったこの駅で
下車して ここでの一泊を決断!

26日朝 全線復旧はまだでした
それでも行かねば! と行けるとこまで行って
その先4駅はタクシーに乗って
やっと到着できたけど・・・90分の遅刻

「こんな時だからねえ」
と優しく迎えていただきました
どっちが被災者なんだか・・・笑

写真の駅舎は 朝 降り立つことのできなかった
勿来(なこそ)駅です

前置きが長くなりました
復興住宅の皆さんの似顔絵です
小さい子たちは皆 震災後生まれなんだと知ると
胸が痛くなります


(お顔出しOKくださった女性は新潟から里帰り中)

でも 片道7時間かかった大変さと同時に
動かない電車内で仲良くなった女性3人や
復興住宅現地の皆さんの暖かさに触れ
忘れられない体験になりました


ボロ雑巾のように疲れて帰宅し
翌日は5時起きで栃木県足利市へ

電車が定刻通り走ってくれることのありがたさを
つくづく感じました



身長197センチの大きなお客様は
本日唯一の対面描きで(他は全部写真から)
お顔出しの了解もいただけました
前日のアクシデントの話を優しく聞いてくださり
ありがとうございました



頼まれたスタッフさんの似顔絵
5名のうち4枚は着色ができぬまま
持ち帰り、破棄処分で・・・
お客様最優先ですからこういうこともあります
お渡しできなくてごめんなさい