オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

口太グレ

2006-08-28 02:08:41 | 釣魚
口太グレ・・・メジナ

ちょっと、このブログ,,,
「釣」とタイトルがあるけど、病気や家族のことがメインでどやねん
と思ったので、魚のカテゴリを作ることにした。
釣った魚を、釣師として&料理人として評価(独断と偏見)してみよう

やっぱり、1発目はコイツだな。

標準和名では、「メジナ」で、云わずと知れた「グレ」である。
九州では、「クロ」と言ったりする。上物釣りの最大のターゲットで、磯釣り=グレ釣りのイメージがある。
コイツの他に「クロメジナ」と「オキナメジナ」がいて、釣人は「口太グレ」または単に「クチブト」と呼ぶ。
ずんぐりとした魚体にクリクリのお眼目がなかなか愛らしい。

最大で60㌢以上になるが、釣りの対象としては、50㌢が1つの壁と言っていいんじゃないかな。
わたしもその壁を越えるのに、釣りを始めて10年以上かかった。
幼魚は、「コッパ」と言ってエサトリとして雑に扱われるが、ちゃんとリリースしてやろう。
私のキープサイズは、日本海なら28㌢~、太平洋なら30㌢~。

死ぬと「真っ黒」になるので、
見た目が良くないからかスーパーなどではほとんど見ないが、「旨い」と言って良い。
旬は、言うまでもなく寒で、脂が乗った身は刺身・焼き物・煮物・揚げ物・なべと何にしても旨い。
夏のグレは、脂がなくて平凡な味。個体により、匂いが鼻につく奴もいる。
面白いのは、日本海の夏グレは、脂が乗っていて旨い。
特に但馬の夏グレは、絶品である。
和歌山でも紀北の夏グレは旨いと聞いたことがあるが、食ったことがない。

時季・場所によってこれほど味の変わる魚も少ないと思う。
なので、地域によって価値も様々である。
若狭では、チヌの方が評価されたりしてたからね。
(最近は、グレも評価されるけど,,,)

画像は、春の日本海でチヌの外道で釣ったもの。
釣った直後は、興奮してるのか斑模様である。


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