オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

太刀魚

2014-08-05 23:53:11 | 釣魚
スズキ目タチウオ科タチウオ属タチウオ

この魚との出会いは、小学生の頃。
初めて行った淡路島の岩屋(たぶん)でイワシをクーラー一杯釣っての帰り。
フェリーの時間待ちに何気に防波堤を回るとこの魚が入食いになっていた。
連れて行ってくれていた伯父さんが、仕掛けを購入してイワシをエサに7本。
僕は、アタリがあるけど釣れず。
今思えば、アワセのタイミングと力が弱かったんでしょうね。
小学校2,3年だったと思う。
初めて釣った時の事は覚えてないけど一番最近に釣ったのは、大学の頃。
同じ伯父さんとオカンと一緒に和歌山北港海釣公園で夜明け前に釣った記憶がある。
簡単に釣れるが、ヘソを曲げると中々釣れない魚で、別名幽霊魚ともいう。
2年前にエギングに凝りだした時、同じタックルで行けるからとワインドを揃え、日置からの帰りの芳養港でワインドするも釣れなんだ。
翌日、隆登を連れて絶好調の武庫川一文字に渡るも釣れず…。

夏~晩秋に大阪湾の各波止でも手軽に釣れるので、シーズンになるとその人気っぷりは半端ない。
昨年秋、仕事が午前中に終わったので、ムコイチに向かったところ、満員御礼で渡船にも乗れなかった。
芦屋浜ベランダは、アリンコも入れないほどの人・ひと・ヒト…。
半分以上諦めてたら、今回ゲット出来ました。

食べても美味しく釣っても楽しい。
また、捌くのが非常に簡単で刺身で焼きで揚げで、何にしても美味い。
ご近所に配っても喜ばれるしね~♪

沖縄辺りでは、2㍍近いのも居るらしいが、関西近郊では1.5㍍も有れば特大サイズ。
1㍍を超えるとドラゴンなどと言われるが、通常は幅で示される。
指3本とか指5本とか。
画像は、指4本(F4)となるんです。


全身の画像は、こんな感じです。
魚っぽい尻尾は無く、ひょろひょろと細びていきます。
非常に魚食性が強いので、共食いもする。
釣った太刀魚の尻尾が無い事はしょっちゅうです。

釣方は、色々あります。
どじょうを使った引き釣りが有名ですが、キビナゴやイワシエサのウキ釣り、ワインドという名のルアー釣り、タチウオテンヤを使った船釣り、もちろんジギングでも。
人気が出るのも分ります~。

因みにウロコは無く、ギンギラの皮におおわれています。
この色素はグアニンと言って、通常の魚もウロコの下に持ってますが、太刀魚はそれが露出している。
グアニンは、塗料の原料にもなるし、マニキュアのキラキラにもなるんですよ。
だからって、銀色の爪した女性をタチウオなどと呼んでは駄目ですよ。





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2 コメント

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Unknown (シバちゃん)
2014-08-06 06:30:36
ちいと昔、自分の船を持っていたころ、伊勢湾で真鯛やメバル・ガシ釣りをしたとき、よくこいつに仕掛けを飛ばされました~
あの鋭い歯は、鯛やメバル仕掛けをブッチするのは簡単!!!
でも、試行錯誤の末、何本かゲットしたことを思い出しましたぁ~
美味しいし、あのキラキラがなんともいえませんねぇ~ 笑
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歯・牙 (ryuto)
2014-08-06 22:59:22
シバちゃん
マダイやメバル狙いの仕掛けなら、一瞬で切れるでしょうね。その鋭さといったら、尾長の比じゃない。
今回は、10号リーダーでやってたので切れることは無かったんですが、よく傷は入ってました。
サワラもそうだけど、歯のある魚は手当たり次第に噛みに来るので厄介です。
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