かい～の！ in 泊

18日が代休でした。
波が取れませんね。
これだと行きたい磯には行けそうもありません。
バチバチやられているキトーに行きたいのですが、自然にはかないません。
そんな訳で、数年振りに６月の若狭に行ってきました。
まぁ、チヌは乗っ込みが終わっていますが、グレやマダイなら釣れるでしょう・・・って気楽に考えて。

で、行先は泊。
この春も行きたかったのですが、こっちも波があって断念してたのです。
そんな訳で、18日7時過ぎに泊港から出船。
船は沖を目指します。
船頭にはグレの狙える磯を希望しています。
“アゴかなぁ～”と走らせてましたが、ちょっと気になってたヒナダンを希望してみました。
コメントいただいているゅたきちさんの十八番磯です。
ちょっと奥まった磯で潮通しはお世辞にも良いとは言えませんが、実績はぴか一なのです。
特に大型グレの！

で、乗せていただいたのですが、一か八かの磯なんですよね…（汗）


このワカメ（サザエか？）取りの漁師からまだ竿も出してないうちにオセッカイな一言。
　漁師：なんや初めて来るのか？
　Ryuto：いや、久しぶりに来ました。
　漁師：こんな時期に来ても磯釣りはアカンぞ！
　Ryuto：？？？？
　漁師：サザエ網が入ってて魚が寄りつかんのじゃ。
　Ryuto：そうですか～。
６月になるとサザエの刺し網が入るので、確かに魚の釣れ具合は落ちる。
そんな事は百も承知で来てるんである。
お喋りはいいので、早くそのポイントから退いてくれ！！
小舟が去ってからボチボチと用意を始めます。
狙いは夕方。

朝の内は潮が動かず、南の風もあって辛かったです。
釣れてくるのはミニコッパやミニサンバばかり。

オセンの下には20㌢程のコッパが居て、撒きとずらして仕掛けを入れるとこいつらが食って来ます。
30㌢級が浮いてくると浅ダナの手返し勝負も出来るのですが、ちょっとこの日は…。
深く入れるとミニチャリコ。

それでもちょっとマシな奴も来ました。

28㌢…とりあえずライブウェルに入っていただきましょう。
で、ちょっとサイズアップ。

30㌢をちょっと切れるサイズですが、良く肥えてまん丸です。いかにも若狭グレ。

そうこうしていると風がやんだのは良いでんですが、雨が来ました。
朝からポツポツとしてたのですが、降ったり止んだりから遂に本降りに。
カッパを着こみます。

風がやんだからでしょうか。
指に痛みを覚えて、みると・・・。
ぎゃ～～～～～！
ブヨやーーーー！

ブヨ（ブト・ブユとも呼ばれる）って知ってますか？
ハエの1/4程度の虫ですが、コイツに噛まれる（血を吸われる）と猛烈に痒くなり、酷い時にはポンポンに腫れるのです。
また、指の関節を好んで噛むので、性質が悪いです。
ブヨに噛まれるなら、蚊に刺される方が100倍以上マシです。

そういや、今日は若狭に来るので虫よけスプレー（気休め程度にしか効かないけど）を持参したのに、車に忘れて来てしまいました。
風がやんだので出てきやがったのでしょう。
雨なんてお構いなしに纏わり着きます。
釣りをしてるんだから、手なんてしょっちゅう動いているはずなんですが、それでも噛んできます。
集中出来ませ～～～～ん…（涙）
袖やグローブから出ている指と手首に総攻撃を仕掛けられます。
それはもう、ソロモンの攻防のよう…（笑）
不思議と顔や首には来ません。
って、いうか、、、顔なんか噛まれたら大変なことになります。
ブヨに噛まれるとその日は大したことないのですが、翌日以降がもう堪らん痒いのです。
１週間ぐらい痒みが引きません。
それでも僕はまだましな方で、虫刺されにアレルギーがある人だと医者のお世話になることもあるそうです。
ムヒとか塗っても気休め程度にしかなりません。
恐るべしブヨ！

そんな過酷な状況でしたが、５時過ぎからウネリが出して良い感じに！
ブヨと闘いながらも夕方の一発に掛けていると青モンの来襲がありました。
慎重に慎重にやり取りするんですが、口切れの連発です。
どうしたもんかいの～。。。

結局、７時の最終まで粘りましたが、期待の１発は来ませんでした。

でも、オカズ的には嬉しかったりして…

◇タックル
竿：1.25号
リール：LBD3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュ磯2号
ハリス：ザイト・磯フロロ1.25～1.5号
ウキ：釣研・全遊動X-VのG2～B、グレイズの3B、Ｓ－Ｇの5B
ハリ：オーナー・速手グレ4～6号、競技グレ5～7号
刺しエ：沖アミ
マキエ：沖アミと粉

■釣果
口太：27～31㌢５枚
マアジ：24～28㌢６尾
コッパ、サンバソウ、チャリコ、キューセン、磯ベラ、草フグ、コモンフグ


PS.
噛まれた所が、かい～の！！！