呪い 代わり雛【悪魔の囁き】

自分身に憑りついた魔物に頭・歯・顎・首・肘・背中・腰・膝・足と痛い思いをさせられた不思議な体験談を書き記すブログです。

呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-02-20 10:18:30 | ホラー
この頃は夢と現実が、ごっちゃ混ぜに成って何だか本当に有った事か夢なのか解らなく成って居る様な気がしました。思い出しても背筋が寒くなるリヤーウインドウ一杯に映し出された恐ろしい顔をした化け物を見た不思議な出来事が有った3日目の朝から右下の奥歯が痛みだし口を開けると歯茎が赤くはれていました。その為に仕事にも集中出来ず午前中は得意先とは話もせず黙々と納品だけして終わらせましたが、昼ごろには食事をするにも困難になり左側だけで噛んでいましたが上下の歯がかみ合うたびに痛みが激しくなり、話をするにも舌がもつれて噛んでしまい涎まで出て来て歯茎の腫れの為に唇を閉じる事が出来ず痛みが激しくなりました。仕事に出る時は何時も健康保険を持ち歩いているので途中で歯医者に行き痛み止めをもらい飲みましたが効き目などなく抜かなくても良い歯を抜かれ、しなくても良い歯を治療されただけでした。いつものことですが布団に入るとPM12時ごろに成ると布団が急に氷のように冷めたくなり目に見えない何かが体の中に入って来て、背中がゾクゾクとすると痛みが激しくなり麻酔の注射針の痛さは細い針ですので一瞬で済みますが、恨みと憎しみに呪いを懸けて祟られた痛さは歯の奥底の神経に届くほど5寸釘をハンマーで打ち込まれたようなズッキン~・ズッキン~と地響きを口の中で起こされているような痛さで眠る事が出来ず、ようやく痛みが止まり終わりかと思いうとうとしだすと、又、激しく痛みだしこれが1時間置きに始まり頭を動かすと目が回り出し痛が激しくなり寝返りをすることも出来ませんでした。激痛が朝の8時頃まで続き、ろくに眠る事が出来ず1晩中激痛の波調を聞きながら拷問に耐えて時計を見つめて外が明るくなるまで後何時間、後何時間と長針の回転と短針の動きを遅いなと思いこの痛みはいつまで続くのかなとジーと睨め付けていました。

つづく

呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-02-16 11:20:31 | ホラー
得意先は24時間営業なのでいつでも訪問でき話が長引いた時は帰る時は夜中の12時過ぎる事もありました。そんなある夜、帰り道はいつも通る、ド田舎の1本道で周りが田んぼと畑で家など殆ど無く、夜中など車も人も通る事もありませんでした。又、信号など有っても無い様なものですから止まる執ようも無いのですがとりあえず交通ルールは守らなければいけませんのでこちらのTの字の信号が赤なので止まりました。すると車の後ろでドアーガタガタ引っ張る音がしてガラスをドンドンと叩く音がしました。何だろうと思いルームミラーで後ろを見たら人の胴体部分が映りましたので今度はドアーミラーで見たら男が車のドアーを開けて内の中に入ろうとしていました。私も驚き後ろを振り返るとガラス窓から知らない50代位の力士みたいな大男が中を覗いて私を鋭い目で睨みつけていました。私は、びっくりして怖くなり信号が赤の事も忘れてあわてて急発車しました。そしてバックミラーで後ろを見たところ周りには信号の明かりしか有りませんので暗いせいもあり何故か今いたはずの人の姿は有りませんでした。それでも恐ろしさのあまり胸がドキドキして血が血管を流れる音が聞こえる様でした。この辺りは回りに家も無く時間も夜の12時過ぎだし赤ちょうちんもありませんので不思議だなと思いました。次の朝TVを見てもひき逃げ事故のニュースも無く、朝晩毎日通る道なので今でもあの時は何だったのだろうと思います。意気地の無い話ですが、それからはこの場所を通る時は信号が赤の時は青に変わるまでゆっくりと走り青の時はスピードを上げて黄色に変わっても走り抜ける様にしました。
つづく

呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-02-11 15:18:50 | ホラー
呪い 代わり雛【悪魔の囁き】
第四話【黒い血】
パズルを作る時と同じく最初は外枠からと思い庭の周囲から桜、椿、山茶花、もっくり、アジサイ等を植え出して一段落着いたので、次は中庭に四季感を持たせようと思い冬は枝だけで春になると芽を吹きだし夏に掛け青い葉を広げ秋には燃える様な赤に変わるモミジの木を3本植えました。ド田舎ですので長い秋の夜中は三日月も名刀を光に当てたような青光りした鋭い冴えで、雨上がりの夜は目を眩ませるような星屑を見ながら大ジョッキで飲む生ビールは仕事を終えた風呂上がりの1日の疲れとストレスが解消する程締め付ける喉越が仕事から解放されて自由感を満喫させてくれます。又、休日の解放感も紅葉を見ながら飲む日本酒も四季と共に美しく変わるものだと思いながら飲んでいます。まだ余裕のある庭を見まわして何か華やかさを彩る飾りが無いのに気が付き黄色と赤のバラの球根を植えて花が咲くのを楽しみに見ていました。それから芽が出だしてから何日かして、又、夢の中で見た事のない真夏の太陽に映える小麦色の肌をした健康美に満ち溢れて17歳~22歳位の美しい丸顔(薬師丸ひろこ系)の乙女が出て来て、私を海の中に引き込み海底深く沈んでゆく夢が3日程続きました。このころはまだ色ボケも納まっていませんでしたので引き込まれ沈んでゆく苦しさが快感となり絡み合う事に恍惚とした喜びを感じていました。そして夢の中で息が止まったなと思った時に死への苦しみより思いを遂げる快感が、このような女性と結婚できたら幸せだなと思って死ぬことに喜び満足していました。しかし、甘い思いも空しく夢の中に見知らぬ女が出て来た時は、憎しみ呪恨まれた奇怪な現象が起きる舞ブレで有ることに気が付いたのは東京に逃げ帰ってきた最近の事でした。
つづく

呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-02-06 10:07:30 | ホラー
それでも差ほどの痛みはありませんでしたが、口の中に溜まった血を吐き出せば良かったのですが飲み込んだ処喉越しで咽てしまい咳と同時に鼻から血が流れだし口からも吹き出し運転席側のフロントガラスが血しぶきで前が見にくくなりあわてて拭き取る始末でした。左頬の腫れも無くなりこれで大丈夫だなと思ったのですが、昼食をしていたら物を噛むたびに左の顎を動かすと痛みだし開なくなりました。それでも痛みを我慢して、食べ物を少ずつ歯と歯の隙間から口に入れて硬めのものは口の中で温めて上下の歯で磨り潰して飲み込み、軟らからかめのものは舌と上顎で磨り潰して飲み込む始末でした。『どうしたのですかトニーさん今日は無口で元気が無いですね!!』と言われながら黙々と得意先回りを済ませて接骨医に行きました。(このころは得意先では頭で考えるよりも口の方が早く出ましたが、今では人と喋ることが無くなりましたので考えたことを口で表現出来なくなったような気がします。)レントゲンなどを撮って調べましたが顎にも歯にも異常がなく原因が解らない状態でした。【この痛みは1週間程続き、ろくに食事も出来ず殆ど水分補給で澄ましていましたので痛みと疲れでガックリ来ました。】帰宅する頃は暗くて気が付かず朝出掛けにさつきの鉢植えを見たら綺麗に枯れていました。おそらく休みになったら水やりすればいいだろうと炎天下の下にほったらかしにしていたので、水をほしがり無知で薄情な私を恨み憎みながら、鉢植えの渇きで苦しいから何とかしろと訴えていたのかもしれません。人間でも動物でも植物でも生まれてくれば生きる権利が有る事を忘れていたことが間違いで有り今回の事でも命の大切さを教えられたような気がします。普段から思いやりのある気配りのなさが細かいところに目が届かず何度も何度も恨み呪われ痛い思いをさせられてしまう事が解らず祟られているのだと気が付いた時は後の祭りで、最後は殺される1歩手前で何もかも捨てて車に詰めるだけの荷物を載せて東京に逃げ帰る事になりました。
余談ですが、何しろ、ド田舎ですから仕事の前に病院に寄り診察を受けに行くのですが、年寄りがずらりと並んでいてなかなか自分の番が来なく待つのが1時間以上で診察が5分とあっさり終わり、時間の無駄だからいつもより1時間早く行くとマイクロバスでかき集めて来た年寄りが倍居て結局診察が終わったのは何時もの時間で待ち時間が倍に成っただけで朝からガックリと来ました。年寄りはポインタが高いので別に悪いところが無くても集めるのは、ほかの病院に摂られないようにしているのだと聞かされました。サラーリーマンの国民健康保険料はバカ高く最高額の月5万円でした。高額を払っている人が病院で適当に扱われているのも納得が行きませんでしたので役場にTELしたところ給料が上がりましたので保健料も上がりましたと言われた時はふざけるなと保険料を払うために給料が上がる分けではないとどなりましたが、何も知らずにこんなところに来てしまった自分が悪いのだと思い諦めるほか有りませんでした。のちに東京に帰ることにした原因の1つがこの為だったとも思います。
第四話につづく

小説 呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-02-02 10:49:09 | ホラー
夢見の悪さと寝苦しさであまり気分は良く有りませんでした。重い気分で朝食事をしていた時は何とも有りませんでしたが家を出て車に乗り30分程した頃から何と無く口の中にむずがゆいような違和感が有りましたので、ルームミラーで口の中を見ますと左のほほに米粒程の小さな血の塊が出来ていて薄っすらと膨れていました。別に歯が痛い訳でも無く顎も動きましたので気にもせず口内炎が出来たなと思う程度でした。営業生活も自信と力が付くと接待をしたり受けたりで毎晩のように仕入れ先や得意先との付き合いで酒ばかり飲んでいるので胃でも荒れて来たのかなと思いながらあまり気にせず居ました。それが一時間ほどしたらピンポン玉ぐらいの大きさになり血をたっぷりと含みまだまだ大きくなりそうでした。しだいにこぶとり爺さん見たいに頬が膨らんで来て舌がもつれて来て喋る事が出来なくなりました。どうしたのだろこれはと思いましたが、その時は自分自身訳の分からない事をした覚えが有りませんでしたので祟られているとは思えず、今までのような恐怖感は無く別に気にせずにいましたが、このままでは食事もできないし得意先で話も出来ませんので痛いのを我慢して思い切り噛み切りました。
つづく