呪い 代わり雛【悪魔の囁き】

自分身に憑りついた魔物に頭・歯・顎・首・肘・背中・腰・膝・足と痛い思いをさせられた不思議な体験談を書き記すブログです。

小説 呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-28 09:57:57 | ホラー
実家に帰った時に、養護園のボランティアで、さつきの販売をしていて帰りにさつきを買ってきては、いらないと言うのに無理やり母親にさつきの鉢植えを持たされて帰って来ました。(毎年さつきばかりで有難迷惑でした。)真夏の暑い盛りに仕事も忙しく営業で1日400㎞程走りますので疲れも溜まり金曜日最後の1店舗が終わるとこれで明日から休みだと思うと仕事から解放されストレスからも解放されて気分になり金曜日の夜が1番の楽しみで、いつもは10時には寝てしまいますが0時頃までリラックスしてTVを見ながら1杯飲んでいます。土曜日は十分に寝て昼から1杯飲み競馬中継を見ていると最高のリラックス状態になり(15年間程馬券を買っていましたが、3年間毎週馬券を買って当たる確率の統計と摂りましたら3割程度でトータルするとマイナスでした。最後に4歳(現在は3歳)ステークスで考えに考えて末に岡部と柴田は来ないと予想して増沢から買いましたら見事に増沢が飛び、岡部と柴田で決まりましたので俺はバクサイが無いと判断しギャンブルはすべて止めて、又、家のローンもありましたので競馬は見ているだけにしました。買わないと欲の皮がツパらないから結構当たるのですけどね!!)日曜日に成ると競馬中継が終わる4時頃に成ると明日から又仕事かと思うと悠うつになり明日が来なければいいなと思うような状態でしたので週に1度しか庭木に水撒きをしませんでした。いつも面倒なので鉢から出して地植えにしていましたが、今回はそれも面倒になりほったらかしにしていました。8月の一番暑い盛り頃から毎晩喉が渇き寝苦しくなり、じりじりと目が眩む様な真夏の太陽の下を一人で暑い砂漠の中で水を求めて彷徨歩き、首を絞めつけられる喉の渇きが苦しくて目をさます夢を見る事が多くなりシャワーを浴びたような汗をかき寝ている布団がぐっしょりと濡れて気持ち悪くなる程でした。

つづく

小説 呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-24 10:04:07 | ホラー
第三話【渇き】

足掛け13年、東京に逃げ帰るまで恨みと憎しみで呪われ祟られるのが当たり前のように毎年2回~3回は右の足首が突然ジリジリむずがゆくなり、しだいにズキンズキンと痛みだし営業で車の乗り降りと得意先の600坪程の敷地内を、注文を取りながら移動することが多い為2日~3日するとソフトボールの大きさに腫れ上がり立つことも出来なければ歩けなくなります。あまりの痛さに耐えきれず痛め止めの薬を飲んでおくかと思い薬局に行き包帯を取り、足を見せたところドラックストアーの薬剤師さんも気の毒そうに顔をしかめるだけで何も言いませんでした。結局打撲や切り傷ではありませんので飲んでも効き目はありませんでした。逆に、無駄なことだと言わんばかりに今まで以上に締め上げるように痛みが激しく感じました。いつも右足を中心に痛め付けられましたが、しだいに足だけで無く体全体頭から足の先まで異変が起きるようになりました。今考えると、まだ殺す気は無く右足ばかりやられていたのは左足をやると車のクラッチを切ることが出来なくなり仕事に差し支えが有るからだと思いました。
つづく

呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-20 09:50:08 | ホラー
何でこんなに成ったのか私も原因が解らず医者も足を見て『痛風だと指に出るのが多く足首に出るとも有りますよ』と言いましたが、血液検査をしたところ痛風ほどの数値9までは行かず8,5なので痛風とも言えず原因が良く解らないと言いました。このころはデジタルカメラが有りませんでしたのでカルテに腫れ上がった足の絵を画いていました。土日祭日以外は朝出て帰ってきて寝るだけでしたので家の周りを気にしていませんでしたが、病院から帰ってきて駐車場から裏庭のフェンスを見ると黒い物が這回っているので、何だろうと思い近づいてよく見ると4cm位の毛虫でした。何処から出て来るのか探してみたら、なんと、椿の木幹を辿って行くと枝から葉の裏側が4本とも小柄な黒い毛虫が隙間なくびっしりと張り付いていました。そして椿のエキスを吸い取るがごとく牙が葉に噛みつき乙女の生き血を吸い取る吸血鬼のような気味悪さでした。植えただけで普段から面倒を見ずほったらかしにしていた為に裏側に付いていた害虫に気が付かず居た鈍感な私に、これを知らせるために夢の中に出てきて苦しみの中で命が無くなるから早く何とかしろと伝えたかったのかなと思いました。それでもしかしたら毛虫が原因かと思い駆除したところ徐々に痛みが無くなり腫れが退いてきて痛み出してから半月位で歩く事が出来るようになりました。それからは梅雨が上がると庭の隅々まで注意をして細目に見るようにして毛虫が一匹でも出てきたら即駆除するようにしました。それから4人の乙女が夢の中に出てこることが無くなり椿の木に祟られることはありませんでした。自分自身鈍感と無知で薄情な性格なので至る処で恨みを買うことが多いので、次はどんな魔物に摂りつかれるか解かりませんので、食料を買い置きして何か体調が変だなと思ったら即一週間分の食料を買い置きすることにしました。

第3話につづく

【この拷問ショーはまだ続きますので次回もご期待ください。】

小説 呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-15 09:58:27 | ホラー
まさかこんな事に成るとは思いませんでしたので食料の買い溜めをしていませんでした。朝から食い物が無く、杖を付いて歩くにも足を地面に付くだけで脳天に突き刺す激しい痛みでとても歩く事が出来ず、スーパーに買い出しに行く事も出来なし宅配も無い地区だからじっと我慢するしか有りませんでした。決定的な事は家の中を自力で立つことも出来なければ歩くことが出来ない事でした。寝ているか座っているかでトイレに行く時も風呂に入るときも座った形で両手を後ろに回してカニの前後移動で這うようにしていました。痛みが1週間程続き、食い物と言えるのは漬けて置いた梅酒の実と梅酒しか有りませんのでそれを食べて飢えを凌ぎました。日が経つ事ごとに痛みを我慢すれば歩ける位になりましたので病院に行く事にしましたが、3食共梅酒と実ばかりなので他に食い物らしい物は食べていませんので朝から1日酔っぱらっているようで気持ちが悪くなると共に目が回る程ふらふらになりました。(今だから言えますが、病院まで酔っ払い運転でした。)何しろド田舎ですので受付が終わり診察となると、先に爺さん婆さんが各村からマイクロバスで送迎されてきて元気に大声を出して世間話をして居ました。長い待ち時間を経てやっとの事で点滴をしてもらった時はホット生きた心地がしました。体重を測った時は3kg減っていました。(断食するのは大変な事だなと思いました。)

つづく

小説 呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-10 11:33:38 | ホラー
そんなある日の朝起きて仕事に行こうと車に乗り出してから右足首の甲の部分がジリジリと電気針を討たれているような熱いむずがゆさが出てきて、今までこんな症状は有りませんでしたのであまり深く考えずにいて1日のスケジュールをこなす為に得意先回りをすることにしました。得意先の各営業所を転々と販売活動をして行きますので車の乗り降りが多いのと敷地内を歩くのも多いので、歩いているうちにむずがゆさがだんだん痛みに変わりズキッンズキッンと痛みだして来ました。得意先も最後の10店舗目に成る頃には車から降りると一歩も歩く事も出来なくなり店の従業員に商品を取りに来てもらうことになりました。これで今日の営業活動は終わり帰る事にしましたが、腫れと痛みに寄り右足首が動きませんので踵をアクセルの上に載せ車を動かしました。降りて家に入るときは壁に寄りかかりながらヤットの思い出入ることが出来ました。ホット一息入れて着替えようと思い靴下に手掛けたら靴下がなかなか脱げず痛みを堪え脱いだ時には足首がソフトボール位の大きさに腫れ上がっていました。痛みで歩く事が出来ず風呂にも入れませんので諦めて、その夜は冷蔵庫にある物だけ食べて寝たのですが、夜中の12時頃から一段と痛みが激しくなり、その痛みと言うのが傷口をスパイクシューズで踏み付けられた、突き刺すような痛さと、ハンマーで叩かれるズッキンズッキンとした痛さで目を覚まししばらくして痛みが無くなり、うとうと眠りかけると又ズッキンズッキンと痛みの速度が早くなりだし、寝返りを打とうとすると毛布が足に絡み付き痛くて動けず寝に入った時の状態で本当に痛いなと思いながら時計を見ると、まだ2時まだ3時4時と朝八時頃までろくに眠ることが出来ませんでした。
つづく