小説 呪い【代わり雛・悪魔の囁き】
人間も生きて行くには人との相性が有り、良い人と会えば何をやっても上手く行きますが、相性の悪い人と出会うと傷つけあう事になり、他人だと合った時に何故か此奴は虫が付かないと思い喧嘩腰になり、社内でも得意先でも話が噛み合わない事が多く立場上、下に居る方が悔しい思いして終わるのが殆どで、この野郎と頭に血が昇りカーとなり殴りかかれば事件になり我慢をすればスレスが溜まり、うつ病に発展してしまい社会復帰が出来なくなる事が多く、又、親兄弟となると死ぬまで離れる事が出来ないため逃げ場がなく殺人まで発展にて一生後悔しても始まらず、自分の人生が無駄になり、詫びても、詫びても、詫びきれない思いで生きて行かなければならなく成ります。そして私自身こんな状態から悪魔に身も心も売り渡し取り返しの付かない過ちを犯した実体験を、今、生きているのではなく生かされている実態で、お話したいと思います。この家に住んでこの奇怪な現象が起きたのは、自分が犯した過ちにより夢の中に魔物が現れて、苦しめられ呪い殺される寸前で、この家から逃げ出すまでの足掛け13年間と、現在帰って来た東京でも安心したのも、つかの間に別の強い憎しみと怨念を持った化け物が死んでも地獄の底まで追いかけてきて八つ裂きにする魔物に摂りつかれて、頭・歯・顎・肘・背中・腰・膝・足と、たっぷりっと可愛がられて、痛い思いをさせられている奇怪で不思議な出来事です。
続