『ＫＩＮＤ ＯＦ ＬＯＶＥ』・・・懐かしさを求めるのは何の始まり？

１９９２年のミスチル隠れた名盤。

といっても、シウがこれを手にしたのは多分１９９６年頃。
ミスチルも完璧にブレイクした後ですね。

それまでミスチルってそんなにファンではなかったシウ。
この『KIND OF LOVE』を当時ある年下の男子からもらったんです。

「４つめと最後の曲がすごく良いんです。」

という言葉とともに。

４つめ、『抱きしめたい』は言わずと知れたミスチル初期の傑作ともいえる曲。
そしてラストの『いつの日にか二人で』は彼の心を思って胸が締め付けられました。
今聴いても、同じ。

あれから１０年。
彼はどうしているでしょうか。



先日会社の人が古いレコード（！）を大量に中古レコード屋さんに売ったのですが、
ついて行ったシウはこのＣＤを見つけたんです。
彼からもらった昔のＣＤもとってあるのですが
実は傷をつけてしまって、再生できないのです。
心のどこかでそのうち『KIND OF LOVE』を買おうと思っていたので、
レコード屋さんで見つけたときは「あ！そうだ。」となりました。

久しぶりに聴く『いつの日にか二人で』はやはり素敵。

そしてこのＣＤに収録されている
『車の中でかくれてキスをしよう』は
シウにとってのミスチル最高傑作です。

『KIND OF LOVE』のミスターチルドレンはまだ本当に若くて、
すべての曲がとても素直。
ストレートに心にしみてきます。
今、複雑に色々な試みをしているミスチルの
大人になった曲たちも魅力的ですが
まだミスチルを聴いた事が無いという人がいたら、
間違いなく、この『KIND OF LOVE』をオススメします。

いつの日にか二人で

車の中でかくれてキスをしよう