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『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

ジェニファー・アニストン主演ということで、
作品自体は好みじゃないだろうな~~と若干思いつつ、
でも、ジェニファー見たさに行ってきました。

ジェンだって、
いつもいつもアンジーと比べられたくはないだろうけど、
これを見るに
ジェンの方がやっぱり愛される女優さんではあると思います。
何しろひっきりなしに仕事があるようですよね。


“世界一おバカ・・・”っていうタイトル、
これは今回ばかりはやめてほしかったかも。
“おバカ”なんていう、いかにも人を釣るワードで
この作品の“本当”が伝わるのを
かなり邪魔してしまっていると思います。

犬絡みのコメディにすぎない・・というイメージと
日本ではあまり知られていない
(フレンズ・レイチェル、だとしても!)
俳優たちが出演ということで
ちょっとB級を想像していた人は多いのではと思うから。
そういうシウも
すっかりお笑い系だと思っていましたし。

原作が
コラムニスト、ジョン・グローガンのコラムで
すごくすぐれたものであるというのは
この作品を通じて感じました。

多くの人に見てほしい
至極真面目な作品です。


家族というものについて考えさせられました。

お父さんがいて、お母さんがいて
何人かの元気あふれる子供たちがいて・・・

家族、と聞いて思い浮かべるのはそんな風景。

でも、そんな風景は実は長くは続かないもの。

子どもは成長して、いずれは親の元を離れます。
計画して作ったはずの家族のスタイルは
あっという間に変化してしまうものなのです。

そんな永遠ではない、貴重な時間を
よりかけがえのないものにしてくれる存在。
それがマーリーなのです。

マーリーが与えてくれたものの
なんという大きなこと。
3人の子供たちは生き物を慈しむ優しさに満ちた子どもたちになったし、
ジョンとジェニーにあったのかもしれない夫婦の危機を
実はマーリーが救っていてくれたのかもしれないのです。

ジェニーがすっぱりと主婦業を選ぶところ、
それについてイライラをぶつけた時のジョンの対応、
ラストのジョンとセバスチャンの再会の会話。
「二人とも頑張った。。」というところ。
印象的でした。


素直に涙できて、
見て良かったなと思える作品でした。

===========

子どもが欲しいとか欲しくないとかで
ジョン・メイヤーと別れたジェン。
この作品でその気になっちゃったのかな~


ところで、
あのキャスリーン・ターナーはいくらなんでも、
あんまりじゃないのか????
フレンズつながりで出演?

それと、
グレイズ・アナトミー、やっぱり見なきゃ!


マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと - goo 映画
コメント ( 1 )
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« このマカロン... すごいぞ。BB »
 
コメント
 
 
 
副題は・・・ (シウ)
2009-04-04 20:44:14
もともと本の段階でつけられていたのね。
シウはジョン・グローガンが書いた本を原作にしているのは知っていたけど
本のタイトルが同じと知らなかった。

・・というか、
映画を見てなきゃ本を読みたいって思わないかも。

さっそく注文しました。
 
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