人間とはなんと愚かなものなのか・・・
そんなことを思いながら見ました。
そんな愚かな人間の中で
それでも少しでも賢いものがいるとすれば
それは自分を抑えることが出来る人、
謙虚になることが出来る人、
人の話に耳を傾けられる人、なのかもしれません。
エリザベス女王とダイアナ元皇太子妃の確執。
その内容がどんなものだったのか
実際に知っている人など、どれほどいるものでしょう。
それはどこの家にでもある嫁姑の確執と
本質はなんら変わりなく、
そのうちにはお互いの心にいくらかの不満はあれど、
やはり大方の家で見られるように
なんとなく上手くやっていけるものだったのかもしれません。
ただ、王室という性質上、
衆人の目を気にしなければならず、、
そしてどちらかが“悲劇のヒロイン”となってしまうことで
より深い確執に作り上げられてしまったのです。
氷のような人のように言われる女王。
でも彼女はただ自分の仕事と信じたこと、
義務と教えられた事に努めてきただけ。
感情を表に出す事は許されない立場だったのです。
それを理解するブレア首相の
「彼女はすごい女性なんだ。」
という言葉に重みがあります。
同じく賢い女性ダイアナ元皇太子妃。
「彼女は彼ら(王家)を超えた。」
なんていうカードを死後に供えてほしかったでしょうか。
愛するダイアナを失った民衆が
誰かを悪者にしたいからと、
一斉に王家を攻撃する姿は
彼女だって望まなかったのでは?
4輪駆動車を操り、
故障した車を自分で診断し、
美しいシカの死を悼む姿は
激動の時代を地に足付けて歩いてきた
一人の賢く優しい女性を描いています。
なによりも孫達を案ずるおばあさまであることが素晴らしかったです。
それにしても、
嫁姑問題では女ばかりが攻撃対象になりやすいけど
この映画を見るに、
本当のボンクラはやはり男どもですな。
(鹿討ちのことしか頭にないエジンバラ公とか・・)
ま、余計な口出しするな、
ってことではそれくらいで丁度良いのかも。
それも賢い世渡りの1つでしょうね。
皮肉な事に
もうすぐエリザベス女王は11人目の首相を迎えるんですよね。
ブレア首相もあんなに人気があったんだな~と
今となれば遠い目です。
この作品、
ご存命の女王をこんなに映画化して良いのか?
そんな意見が出されてますが、
彼女もブレア首相もOKですよね。
絶対見たくないのは
ブレア首相夫人とエジンバラ公でしょう。
クィーン
そんなことを思いながら見ました。
そんな愚かな人間の中で
それでも少しでも賢いものがいるとすれば
それは自分を抑えることが出来る人、
謙虚になることが出来る人、
人の話に耳を傾けられる人、なのかもしれません。
エリザベス女王とダイアナ元皇太子妃の確執。
その内容がどんなものだったのか
実際に知っている人など、どれほどいるものでしょう。
それはどこの家にでもある嫁姑の確執と
本質はなんら変わりなく、
そのうちにはお互いの心にいくらかの不満はあれど、
やはり大方の家で見られるように
なんとなく上手くやっていけるものだったのかもしれません。
ただ、王室という性質上、
衆人の目を気にしなければならず、、
そしてどちらかが“悲劇のヒロイン”となってしまうことで
より深い確執に作り上げられてしまったのです。
氷のような人のように言われる女王。
でも彼女はただ自分の仕事と信じたこと、
義務と教えられた事に努めてきただけ。
感情を表に出す事は許されない立場だったのです。
それを理解するブレア首相の
「彼女はすごい女性なんだ。」
という言葉に重みがあります。
同じく賢い女性ダイアナ元皇太子妃。
「彼女は彼ら(王家)を超えた。」
なんていうカードを死後に供えてほしかったでしょうか。
愛するダイアナを失った民衆が
誰かを悪者にしたいからと、
一斉に王家を攻撃する姿は
彼女だって望まなかったのでは?
4輪駆動車を操り、
故障した車を自分で診断し、
美しいシカの死を悼む姿は
激動の時代を地に足付けて歩いてきた
一人の賢く優しい女性を描いています。
なによりも孫達を案ずるおばあさまであることが素晴らしかったです。
それにしても、
嫁姑問題では女ばかりが攻撃対象になりやすいけど
この映画を見るに、
本当のボンクラはやはり男どもですな。
(鹿討ちのことしか頭にないエジンバラ公とか・・)
ま、余計な口出しするな、
ってことではそれくらいで丁度良いのかも。
それも賢い世渡りの1つでしょうね。
皮肉な事に
もうすぐエリザベス女王は11人目の首相を迎えるんですよね。
ブレア首相もあんなに人気があったんだな~と
今となれば遠い目です。
この作品、
ご存命の女王をこんなに映画化して良いのか?
そんな意見が出されてますが、
彼女もブレア首相もOKですよね。
絶対見たくないのは
ブレア首相夫人とエジンバラ公でしょう。
クィーン
こういう映画を作ることが許される国ってやはりすごいと思う。
日本の場合、皇室ってことにこだわらなくても、現在生活してる人の映画なんて・・・やっぱ作れないよね(笑)もちろん褒め称える映画なら別だけど。
自身はブレアになっているのではないかと思いました。
女王を応援したいし
女王に敬意をもっと払うべきだと
発信しているような気がしました。