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お久しぶり!

『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』

2009-08-22 19:53:17 | 映画
ヤサグレてばかりもいられないので
とっても“良い人”っぽい映画を見てきた。

なんて、仕事のネタにほかに適当なのがなかったから。

これだけのCGアニメーションは日本では珍しいのでは?
すごく知った風なことを言ってみるけど・・
シウはアニメーションには全く詳しくないので
コラムを書くためにパンフレットを買って読んだら
そんな風に書いてあったんだけどね。

まず武蔵野の民話があって、
そこから着想をしてこの“ホッタラケの島”は完成したよう。
約4年のプロジェクトだったとか。

2Dの背景に3Dの登場人物(?)たち。
すべてが3Dのピクサーアニメなんかと比べると
ジブリ作品のような柔らかさと優しさも残されていて、
それでいてきれいな画像が印象的で
なんともファンタジックな作品だった。

ある分野での到達点、のよう。

物語はジェットコースター的なスピード感もありつつ、
のどかな昔話的な要素もあり、
そして親と子の心温まる普遍の物語も織り込まれ
なかなか深みのあるものだった。

物を大切に・・・というエコメッセージの映画かと思いきや
そうではなくて
誰もが持っている過去への郷愁を起こさせるもの。
流れていく日常の中では
“ホッタラケ”にしてしまうけれど
でもどこかで大切にされていてほしい、物や思い出。
それが鏡の向こう側の国のような場所で
誰かによってとっておかれていたら、すごく幸せだよね。
本当は忘れ去りたくなくて、
いつでも思いだしたいときにそれがあったり、
見たい時には見られたりしたらうれしい。
そんな願いをかなえてくれる物語だったよ。


ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~ - goo 映画
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