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「おとなのけんか」

DVDにて。

原題は『carnage』。
修羅場?

まさに修羅場。
シウはケイト・ウィンスレット扮するナンシーがあることをやらかしちゃったとき、
特にそう思ったよ。
アレは無いよね~
一応“大人”としたら、あれについてあまり責めちゃいけない・・・という感じがあるでしょ。
でも陰でペネロペが「バカ女!」って言う。
ほんとにその通りだ。

名優4人だからこそ成立した密室劇。
いずれも映画界のトップスターたちなのに
普通のおじさんとおばさんにしか見えなくなるのが名優たるゆえん?
特にジョディ・フォスターのキレっぷりと、女を捨ててる度合いが最高だ。

それに、クリストフル・ヴァルツ、
こんな人、いるよね。
弁護士(しかも凄腕らしい)っていう職業であることを大上段に振りかざし、
ほかの人を完全に見下している。

最初は戦いなんてしないで穏便に済まそうとするけど
そのうちそれこそ“大人”であることを忘れ、子供のけんかのようになる。
和解ではなくて、相手を負かし、敗北感を味あわせることが目的になれば
もう争いは止まることがない。
“おとなのけんか”は大人(そしてあえて平仮名)であることで
始末に負えないものになってしまう。

仕事が忙しくて、
でも原稿も書かなきゃならないからDVDに走ってる。
劇場にいけないんだもん。
っていう不満をさらに爆発させてしまいそうな作品でした。

おとなのけんか - goo 映画
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