渉の足跡

SL230からSEROW250Sへ変化しても、ひき続き「バイク旅」を主な話題に ぐだぐだと書き綴るブログです。

おもしろかった本(日本全国津々うりゃうりゃ)

2013-06-20 23:16:49 | おもしろかった本
  
 

おもしろかった本シリーズの(その12)は、宮田珠己 (みやた・たまき)さんの「日本全国津々うりゃうりゃ」です。
今まで取り上げた本と同じように、図書館でタイトルだけを見て借りてきたもので、読みたい本がなくなったので読み始めることにしました。





このパターンで借りてきた本は、最後まで読むのが約3割。 ブログで取り上げるのは、その中でツーリングに関係しそうな本だけで、
おもしろい本と言うより印象に強く残ったものが多いです。 ま、それも その時の気分しだいですけどね。

優先して読むのは、航空ファンやエアワールドなどの月刊誌で(エアワールドが廃刊になって非常に寂しい、でも最近は月刊バイクを読むようになりましたけど...)
次が、日常生活には役立ちそうにたない実用書類、それから歴史解説書や伝記物、神社仏閣に関する本と続き、小説の類はほとんど読まなくて、
エッセイも旅行記風なもの以外は読みません。


そんなことは どうでもよくて
この本、ペラペラと拾い読みをしてみたら ただウケを狙っただけのふざけた文章がうっとうしく感じられ、
すぐに放り投げてしまいました。
でも なんだか寝つきが悪い夜で、しょうがなく最初から読み始めてみると いつしかハマってしまったのでした。 

 



著者の宮田珠己 (みやた・たまき)は、
1964年、兵庫生まれ。旅エッセイを中心に執筆活動を続ける。『東南アジア四次元日記』『旅の理不尽 アジア悶絶編』『わたしの旅に何をする』『ウはウミウシのウ』『晴れた日は巨大仏を見に』『ジェットコースターにもほどがある』『ふしぎ盆栽ホンノンボ』『ときどき意味もなくずんずん歩く』『なみのひとなみのいとなみ』『スットコランド日記』『スットコランド日記 深煎り』『だいたい四国八十八ヶ所』など、著書多数。『東南アジア四次元日記』で第3回酒飲み書店員大賞を受賞。Webマガジン幻冬舎にて小説『カミシンデン奇譚』を連載中。
だそうで、当然ながら存じておりませんでした。(ごめんなさいね)

 



廣済堂よみものWebに連載されていたものを2012年4月10日に書籍化したもので、紹介文によると「脱力系お笑い旅エッセイ」だそうです。
でも、旅行そのものは"脱力系"でも"お笑い旅"でもないように思いますけど、どうでしょう?

書かれている内容は、目次を見て想像できる通りです。

<目次>
名古屋―目からシャチホコが落ちる
秋山郷、十日町―国境の長いトンネルを抜けたんだからそこは外国
東京―東京迷路機器行
日光―東照宮にクラゲはいるか
津軽―素晴らしすぎる石拾いの旅
妙義山―妻より怖かった、と杉江鳥は言った
大陸―と言っても過言ではないうちの庭
天草―台風は悔い改めよ
志賀島―海の危険生物に関する考察と警告
神津島―東京で砂漠を見にいく
しまなみ海道―海が山のように盛り上がる?
富士急ハイランド―ジェットコースターについて語るときに僕の語ること
千里―ふるさとはニュータウン





読み終えての一言、
やっぱり、ウケを狙っただけの文章がうっとうしい。 程々にしておけば、なかなかおもしろい本なのにもったいない。
定価¥1500+税の価値があるかどうかは疑問ですが、図書館で借りてきて電車の中や眠れない夜に読むにはもってこいの本でした。

次は、「おかしなジパング図版帖」と「だいたい四国八十八ヶ所」を読んでみることにしましょう。


 
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