![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/33/310d8fdd735bbf516d6fc66f70bbb7cd.jpg)
Prehistoric Safari
Paleo-Oceanic Rivalry : The Two Fiercest Oceanic Macro-Predators
南太平洋東部
およそ900万年前…
Image : ©the Saber Panther (Jagroar)(All rights reserved)
全長13~17m以上、最大体重50トン超…。地球生命の歴史上ダントツで最大の捕食動物であった2種、"メガロドン・シャーク" と捕食性古代マッコウクジラを描いています。
超巨大サメが中型の祖形ヒゲクジラ(全長3~7m)を捕食する場面であり、ゴア表現を含みますので、苦手な方は注意してください。
セトテリウム属種の断末魔の鳴き声を聞きつけたリヴィアタン属種が、海面付近から魚雷のごとき勢いで急降下しています。
試作的な作品であり、「予備スケッチ」のカテゴリーにアップしています。
哺乳類時代の中新世、およそ900万年前の海洋生態系の頂点に君臨していた両者は、ほぼ互角のサイズと力を有していました。
クジラ狩りに特化していたとされる捕食ニッチも共通していたはずで、分布が重複していた南太平洋東部の海域においては、激烈なる競合関係にあったと考えられます。
海洋マクロ・プレデターが繁栄した要因の一つとして、上述の捕食ニッチを可能にする、中新世のヒゲクジラの多様性が挙げられるでしょう。
現生のヒゲクジラ6属に対して、中新世においては - 総じて現生種より小型ですが - 既知のものだけで20属を数えました。
しかし、中新世末葉からの継続的寒冷化に伴いヒゲクジラの多くの分布が極地寄りの寒冷な海洋へと移り、クジラ自体の多様性の縮小、のちのヒゲクジラの超巨大化といった現象が連鎖した結果、マクロ・プレデターは深刻な獲物不足に直面したことでしょう。
途方もないサイズを維持するためには小さな獲物、少量の獲物では十分ではなく、そもそも彼らの水泳速度では、小型で素早い動物を捕らえることは困難だったでしょう。
また逆に、のちのヒゲクジラの超大型化の傾向も、マクロ・プレデターのクジラ狩り自体を容易ならざるものに変えてしまったはずです。
事実、メガロドン・シャークとリヴィアタン属最大種の絶滅は、中型のヒゲクジラの多様性の急激な落ち込みの時期と重なることが分かっています。
著しい巨大化とクジラ狩りへの特化… 海洋マクロ・プレデターの強大さは無敵とも思えるほどですが、皮肉にもこの強大さが自らの存続を脅かす自滅的要因として働く結果ともなったようです。
*This image contains slight gore, so viewer discretion advised.
Deep under the Miocene tropical ocean some 9 million years ago, a smallish ancient baleen whale Cetotherium sp. was hopelessly no match against the menacing queen regnant* of the ancient sea, an ultra sized otodontid shark Carcharocles megalodon. While frantically devouring the victim, the mega shark though didn't realize that a spray of blood lured her worst enemy into the crime scene... a Macro-Raptorial Sperm Whale whose might
and size were of complete equal to those of the Mega Shark.
:Species:
From top to bottom
upto 17.5 meters in length, 50 plus tons in weight
about 3-7 meters in lengh
upto 17.5 meters in length, 50 plus tons in weight
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます