いつも古生物画ばかりなので、ばかり、という頻度で更新してはいませんが、今回は私の最近の人物油彩画を少し紹介します。
何か唐突でわけのわからない内容の記事になりますが、ご容赦ください。
©the Saber Panther (All rights reserved)
F30号、アトリエにて2時間×5セッション、プリマで手早く仕上げています。画像のアップに際してモデルさんの許可は得ていますが、コピペなどの行為はしないようにしてください。
スマホ撮影で画質が非常に悪く、マチエなど分かりにくかろうと思いますが、最低限の筆致で明部の印象をさばき、古典とペインタリズムの折衷を目指した画風が伝わることを願います。
要するに、やたらと細部表現に注意を向けたフォトリアリスティックな作風(グリザイユ)とは方向性が真逆。
具体的には、Sargentesqueな肖像画がお手本。加えて、少し背伸びして抽象要素もちらほらと。
私の好きなアメリカの某現代画家が、自分の制作理念を少々わかりにくい'abstruct-realism'という一語で表現しているのですが、私の標榜する画風もまさにその理念に適合すると思っています。
もっとも、それは絵画制作においてのみ真なのであって、私の中では絵画と古生物画の制作には技法上の共通項が少なく、ほぼ次元を異にする別々の創作行為になっています。
ジャンルが違うのだから当然至極といえばそれまでですが。古生物画においてはモノトーン表現にこだわってきたのも、それなりに理由あってのことです。
と言いつつも、自分の絵画と古生物画制作とが、「技法的、表現的に」方向性を一にした創作ができるようになること、結局はそれが私の目標なのだと思います。
両者の方向性が一になる時、などと書くとあまりにも大袈裟ですが、自分としてはその瞬間の到来を模索しつつ、現状では別々の制作姿勢で絵画と古生物画とを続けていきたいと思っています。
ほとんど独り言のような記事でした(o_ _)o 絵画モデルを務めて下さるという方、一応募集しています。
©the Saber Panther
とっても良いですよ(^^)/
私がせめてもう10歳若ければモデル志願です!
残念!!
絵画の魅力を決定するのは被写体ではなく描画スタイルですのでこちらの力量にかかっています。
私の描画スタイルを気に入ってくださる方であれば、出来栄えに関しては安心してモデルを務めていただけると自負しています!kinntilyannさんはとてもお綺麗な方だろうと思いますけどね^^
この冬の寒さもいよいよ本格化ですね。お体に気を付けてください