the Saber Panther (サーベル・パンサー)

トラディショナル&オリジナルの絵画芸術、化石哺乳類復元画、英語等について気ままに書いている、手書き絵師&リサーチブログ

『超級☆長鼻類 ヘッド・トゥー・ヘッド』 〈陸獣頂上決戦〉 パレオロクソドン vs コロンビアマンモス

2021年06月01日 | B.B.E. 投票結果

今回も私のギャラリーサイトのページで実施した投票の話ですが、前の記事

OGPイメージ

『超級☆長鼻類 ヘッド・トゥー・ヘッド』 歴代巨ゾウ類の競演(パレオロクソドン、コロンビアマンモス、ステゴテトラベロドン、ステゴドン、ジゴロフォドン、デイノテリウム)

LORDSoftheAnimalKingdomSomelargestfossilProboscideansthathaveeverwalke...

 

 

で一挙紹介した巨大長鼻類の各顔合わせを、対戦トーナメントの体で仮想して、勝ち抜く可能性が最も高いと思われる種類に投票をお願いしたものです。



バトル・ビヨンド・エポックでフィーチャーする動物の強弱を論じることは原則、しませんが、今回は例外ということでご覧になってください。
形態的には随所に独自性がみられるが、サイズ(推定体重値)的には非常に似通った化石長鼻類が並んでいて、どういう結果になるのか少し興味がありました。

これは5月30日時点のスクショで、パレオロクソドン・アンティクウス(ストレートタスクゾウ)とコロンビアマンモスとが同票で並んでおりますね。

「ストレートタスクゾウ」にも増して直牙型(straight tusked)という形容が相応しいような象牙を持つ、ステゴドン・ミエンシス / ズダンスキーや、使いよう?によっては剣歯猫の上顎犬歯よろしく、下顎の牙が殺傷力を発揮しそうなデイノテリウム大型種なども、個人的には面白い存在だと思っていました。

実際、一時デイノテリウム・ボザーシが得票をリードしていたのです。

しかし投票結果を尊重し、以下の魁偉極まる二種の巨象の顔合わせをもって、決勝戦(陸獣頂上決戦といっても、決して過言ではないでしょう)という形にしたいと思います。


Palaeoloxodon antiquus ストレートタスクゾウ (更新世後期・ユーラシア西方)

Viterbo 標本=推定肩高381㎝ 同体重11.3t
Montreuil 標本=推定肩高c.420㎝ 同体重15t
(標本データはLarramendi, 2015による)


VS.


Mammuthus columbi
 コロンビアマンモス
 
(更新世後期・北米)

標本タグ DMNH 1359= 推定肩高372㎝ 同体重9.2t
標本タグ 71.983.71= 推定肩高c.420㎝ 同体重12.5t
(標本データはLarramendi, 2015による)



イラスト&テキスト Images and text by ©the Saber Panther (All rights reserved)

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