SACHILOG

美しい風景を中心に、陶芸、旅、美味しいものなどの記録です。

たちばなのかりんとうと月光荘

2022-09-23 23:17:37 | ____________お菓子
結構前の話なのですが、、、


新橋駅から、とあるお店に向かう途中に、人が数人並んでいるお店を発見。

間口も狭く、何のお店かわからない。


「たちばな」


という看板にあった名前を覚えて、そのまま通り過ぎ、目的のお店での買い物を済ませた後、検索してみると、かりんとうのお店だということがわかりました。

明治42年(1909年)に創業した100年以上も続く風格ある老舗で、「たちばな」「ゆしま花月」「浅草小桜のかりんとう」の3店舗が東京のかりんとう御三家として有名だという記事を見たら、食べてみないわけにはいかない!


です!!


お店に戻ってみました。


見た目が好みの丸缶入りのものにしました。


太いものと少し細いものがありますが、こちらは、太いもの。


口に入れて噛んだ時の食感は、「カリッ」
薄く張った氷のような、非常に繊細な砂糖衣の纏い方で軽やか。
香ばしく、これまた絶妙なバランスの上品な甘さ。

通常のかりんとうだと思って食べた場合、驚きすら感じるお菓子で、私の中では、人生最高かりんとうとなっており、その後何度か買いに行っていますが、少し遅くなると売り切れてしまったり、お休みの日があったりして、必ず行けば買えるものでもないです。

ところで、このかりんとうに出会った日に、どこに向かう途中だったかというと、月光荘という画材屋さんでした。

月光荘との出会いは、昨年のお誕生日にこのような素敵なカードを頂き、


よく見たらgekkosoと書いてあったので、ネットで調べて、銀座にある店舗に行ってみたのが始まりでしたが、その時に、同じカードとともに、こちらの冊子を買いました。


言われて嬉しい言葉ばかりが素敵に書いてある冊子で、パラパラと見ていると幸せな気分になってくるので気に入っていて、たちばなのかりんとうを買った時は、いろいろと大変そうなお友達にプレゼントするためにもう一冊買いに行ったのでした。


月光荘というお店のことは、お店に行ってみるまで全く知らなかったのですが、橋本兵蔵という方が大正6年に創業し、純国産の材料から油絵の具を作られて、藤田嗣治などの著名な画家にも愛された本物の画材屋さんでした。(月光荘という名前は、与謝野晶子がつけたのだとか...といったようなことは、お店の方から伺ったのではなく、上の冊子を買った時に一緒に買った本に書いてありました。)

小さな店舗内にきれいに並べられた絵の具やスケッチブックなどを見ていたら、私も絵を描きたいな~という気持ちにもなりましたが、何せ、私には絵心がなく、以前少し習った油絵も、あまりにも才能がないことに気づいてやめたという経緯もあるので、画材屋さんに行って、カードや本などを買って帰ってきたわけです。


しかし、先日、今はまっている写真関連のことをノートにまとめたいと思い(まとめないと頭に入らないタイプ)、頭に浮かんだのは、月光荘のノート。

ノートを買いに、月光荘の中に入り、いろいろな種類のノート(...と思っていたものは、スケッチブックだったのですが、)を見ていたら、お店の方がいろいろと解説してくださり、それを聞いていたら、スケッチブックに絵の具で描きたくなって、、、

スケッチブックとともに、


絵の具や絵筆なども買ってきました♪

上の写真の丸いものがパレットで、混ぜていろいろな色を作ることができるので、買った絵の具は、三色だけ。絵の具の下にあるのは、絵筆で、後ろの部分に水を入れて使えるので、水入れが要らないのですよ。
もう、全てちゃんとした画材を使いたくなってしまって、デッサン用の鉛筆や、鉛筆削りなども買ってきてしまいました...!!


油絵をやめたとき、まさか、また絵の具を使いたいという気持ちになるとは夢にも思いませんでしたが、今、この本物の画材で、写真のことをまとめるのだと考えると、とってもワクワクしています♪


いやもう、時間がいくらあっても足りないです...^^;


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