モンドヴィーノ

渋谷アミューズCQNで、モンドヴィーノという映画を観てきました。
風土に根ざしたその土地ならではのワイン造りを信条とするワイン関係者と世界基準の画一化された美味しさを追い求めるワイン関係者を軸に、イタリア、フランス、アメリカ、アルゼンチン、ブラジルと世界のワイン産地をめぐって展開していくドキュメンタリー。ストーリーのみならず、青い空やブドウ畑、ヨーロッパの街並みや沢山出てきた犬などなど、好きな画が満載で、わたしにとっては、とってもおもしろい映画でした。また観たいとまで思いました♪

この映画で考えさせられたのは、物事を一面的にとらえたり、大勢の価値観をそのまま受け止めてしまうと、見誤ってしまうこともあるなということ。
なんというか自分にとって無理がないと思うというか、すっと入ってくるというか、自然に好きだと自分で感じたものを飲んでいきたいなと思いました。それはワインに限った話ではないのですけどね。

この映画、ワインについての知識があると、より楽しめるものではないかと思います。逆にあまりワインについて、知識または少なくとも興味がないとつらいかも。（少なくともわたしに関しては、去年この映画を観ていたらこんなに楽しめたかどうかはわかりません。）

なので、ワインスクールのお友達と観にいきました。
でっでも、、、ラスト10分くらいのところで隣から、ス～ス～と気持ち良さそうな寝息と思われる音が聞こえてきました。。。

終わってから聞いたらやっぱり寝てた！
一緒にワインを勉強したはずなのになっなぜだ～！？Kこちゃん！
おかしくて笑っちゃいました！

この映画、ハンディーカメラで撮った沢山の画をつなぎ合わせた感じで、「手ぶれ補正しようよ～！」みたいなグラグラ画像も沢山ありましたが、そのあたりは、先に観た方からしっかり事前情報を頂いていたので、観やすい席に座って酔うこともありませんでしたし、逆にその手作り感みたいなものがまたおもしろかったです。

上映中かすかにプ～ンとワインの香りがした気がするのですが、、、
気のせいでしょうか。

モンドヴィーノ