いよいよ入院の朝。忘れ物はないかチェックし、
AM10:00頃、自宅を出発
病院に着き、まずは入院手続き窓口へ
手続きを済ませ、これからお世話になる病室のフロアーの窓口へ
ここではまず、検温と体重、血圧を測定
担当看護師さんとのごあいさつ、そしてここから
思いもしなかった事件発生
看護師さんから一枚の紙を渡される『入院診療計画書』
その紙のある個所に目が釘付けになる…
「手術内容及び日程」:子宮全摘出手術
もうその後の看護師さんの話は耳に入りません
『子宮全摘』って何
筋腫だけ取るんじゃないの
看護師さんの話よりとにかくDr.の説明が聞きたいとお願いした
『全摘』なんて聞いてない。聞き洩らした?いや、絶対聞いてない
いくら私でもそんな大事な事聞き洩らすはずがない
Dr.を待つ間、お昼になりもう病院食が運ばれて来た
食欲なんて全く無かったけど、出された物は取りあえず食べる主義なので
黙々とたいらげた。確か『うどん』だったかな‥
夫は話を聞いて納得行かなかったら今日はもう帰ろうと言う
けど、私にして見れば数々の辛さを我慢してやっとこの日に辿りついた
もちろん、怖いけどこのまま帰りたくない
そうこうしているうちDr.が来ました
なんでこんな思い違いがおきてしまったのか議論してもこの際しょうがない
Dr.の説明が始まる
私の筋腫は大きすぎる事、他にも数個ある事
これを子宮を残し、筋腫だけ取るとなるとかなりの身体の負担になる
出血も多いだろうし、輸血もしなくてはならない。
時間も2時間程度で終わるものがその倍は掛るだろう
そして何より、術後の回復が全摘より筋腫だけのほうがかなり大変
もし仮に手術をしない場合、今後他の臓器に癒着する危険がある。
子宮を取っても女性ホルモンに影響はない(術後の身体に影響は殆どない)
更年期の症状などは卵巣から起こるもの。。など
この説明を手術が決まった日してもらいたかったが
Dr.にとってはさほど重要な事ではないのだろうか…
この説明を聞いてやはり子宮は残したいと思う人はおそらくいないだろう…
この歳で子供を産もうなんて思ってないからもったいないとは思わないけど
やはり女性としてのセンチメンタルな部分がまだ残っていて
気持ちがスッキリしないんでしょうねぇ
と言う訳で手術は予定通りする事に決めました
土壇場のハプニングではありましたが
本日は寝る前に『眠剤』と『下剤』を飲んで明日に備えます