荒木妄想日記

荒木の妄想をしたためる為だけに開設しました。

語りたい・・・弐

2011-01-14 04:27:51 | SS~L荒木の妄想Ver
疑問が消えたところで土方・加奈ルートのまとめ。

まず加奈と一君が入学してくるところからこのSSLはスタートするんですが。

加奈が入学早々、忘れ物をして日が暮れた校舎に忘れ物をとりに行きます。
そこで、桜が満開の中庭で一人たたずむ土方先生を発見する訳です。
その時、加奈は土方先生が佇む風景に春の月と散り行く桜を見る訳ですな。なんとロマンティック!!

加奈を発見した土方先生は眉間にしわを寄せて

「こんな時間に何してやがる!ん?お前、俺のクラスの生徒だよな?」

と来ます。怖えー怖えー!!加奈も『鬼の教頭』のあだ名を思い出して少々ビビり気味です。
しかし、ここで土方先生はじめての苦笑。

「送っていってやる。」

なんですとー!?これは意外と思いながらも、加奈は土方先生に逆らえず頷く。そして先生の後を付いて行くと、駐車場に同じクラスの一君が……。彼は入学早々、生徒会役員に立候補し、こんな遅い時間まで仕事をしていた為、土方先生が送ってくれることになったようです。
で、土方先生の黒のセダンに乗り込んだ一君と加奈でした。

車中では、無口な土方先生、そしてさらに輪をかけて無口な斉藤とそんな二人と同じ空間で緊張している加奈……。沈黙が漂います。

沈黙を破ったのが意外にも、一君でした。

「土方先生、僕は生徒会の他に剣道部にも入部したいのですが、両立することはできるでしょうか?」
そして土方先生は答えます。
「あぁ、できるとも。だが我が校の剣道部は厳しいぞ。」
「幼少の頃から剣道をしております故、この薄桜高校に入学したかからには是非とも、土方先生のご指導承りたく存じます。」
 
 薄桜高校は剣道部が強いことで有名だからね!

「おぉ、それは楽しみだな。ところで葛岡はもう部活は決まったのか?」

加奈は「いいえ。」と答えます。

そこで色々と話をした結果、加奈は何故か剣道部のマネージャー、そして生徒会に入る事に決定したのでした。

土方先生曰く、現在、剣道部マネージャーがおらず困っている…しかも生徒会も人数が少なくて困っているらしいのです。
それに、就職するにも進学するにも部活やその他の校内活動で点数を稼いでいたほうが有利だよという話らしいです。

「斉藤もいるから大丈夫だ。」

言いくるめられたというか……でも高校生活で何かやりがいのあることを見つけた加奈は、少し心が弾むわけです。

土方先生も、みんなが言うほど怖い人じゃないかもしれないと分かったことですしね。

こんな感じでどうだろう……ちょっと無理くりかな?