三鷹市が運営する三鷹の地域SNSポキネットが
本日落ちている模様。
2013年9月22日8時55分頃に確認。
(うちのネット環境依存だったらすいません)
エラー画面です
9時5分現在、10分経ってもなおっていないです。
9時30分頃、不安定だけど表示しました。
10時10分頃、まだ不安定でエラー画面が頻繁に出ます。
(繰り返しますが、うちのネット環境依存だったらすいません)
災害時に使えるかなと思ってましたが、
これでは災害モードでも不安ですね。
確か2600人くらいの会員数を突破したとかで、
地域SNSの平均会員数1455人の倍くらいってことで多いですね。
今後は誰がどのように使っていくのか。
それとも誰かが使い方を定義して新しい地域SNSとして生まれ変わるのか。
地域が見直されているところもあり、
オフラインの顔が見えるつながりからのクローズドなコミュニケーションツールにニーズがあるのは間違いないと思うので、いまあるFacebookとかとの違いを出し生き残っていく感じなんでしょうか。
米国では目的のはっきりとした地域SNSがはやっている?とのことで、
・ポキネットの目的をはっきりする施策
・現状のポキネットの思想のままでもっと盛り上げる施策
・新しいコンテンツで魅力を増幅させる施策
をいくつか考えてみました。
順番は適当です。
1)見守り系ツールとして
1人暮らしで外に出られない方向けのコミュニケーションツールに特化
今後5年から10年でネットリテラシーが高くなっていけば、見守り系ツールとしてのニーズが出てくるのは間違いないので、まず最初に三鷹が取り組む。
1人暮らしの方、民生委員などのリテラシー教育が必要
社会福祉協議会や包括支援センターなどが主体となり広めていく必要あり
→目的のはっきりとした地域SNSへ
2)なにか使ったときのメリットを
いまの地域SNSの延長で正攻法ですが、
特に活動団体が使うと親和性が高そうなので、団体やキーパーソンに使ってもらうような仕掛けをもっとする。
団体が使うと商店街割引クーポンや無料券がもらえたり、具体的なメリットを見せる。
主要団体やキーパーソンが使うとまわりも使っていくという原理があるとすると最初使ってもらう動機としてはありえるかもしれない。
ネット上のサービスではインセンティブをあげるモデルだとうまくいかないことが多いのが懸念だが。
→SNS会員増、コミュニケーション量の増加、継続的なSNS利用につながる
3)地域愛増幅システムとして
クラウドファンディングを入れて地元のプロジェクトを応援できるコンテンツを用意
全体の閲覧は増えるが、地域SNS自体を使うかは別の話になる。
→クラウドファンディングプロジェクト起案者は地域のキーパーソンであることが多く認知度向上からSNS会員増へ
4)行政とのコミュニケーションツールとして
なにげにそこら辺の電灯が消えているとか、看板が倒れているとか、ガードレールが折れてるなどの光景をみることは多いと思います。ただ、どこにどのように知らせればいいのかがわからず、そのままになっていることが多いように思います。
気づくのは行政関係の方がきてから。
と仮定すると、
・行政側は 人がそこに行かなくても障害が発生しているか分かる状態だとうれしい
・市民側は 直して欲しいがどこにいったらいいかわからない
これをマッチングさせる仕組みとして地域SNSを使うという手。
市民が報告→行政が見る・直す・報告する→市民がありがとう。 の流れを見える化する
→目的のはっきりとした地域SNSへ
※米だと近いサービスでSeeClickFixというのがありました
5)市政の見える化として
市政について議会の議事録や、ニュースなどを掲載。
市議会議員も使ってもらう場。
気軽に質問ができる。
→目的のはっきりとした地域SNSへ
6) 子育てママのオンラインコミュニティの場として
現役ママが先輩ママに質問して後輩ママが教えたりする場。
近所のママ友だちを探すためのSNS
→目的のはっきりとした地域SNSへ
まぁどれも課題やリスクは多いので
行政が動くのは厳しいのかもしれませんね。
そもそもポキネット自体の現状システムもあまり変えられない気もします。
ちょっと古いけど地域SNS関連で良さげなNaverまとめがありました。参考に。