「孫野菜農園に行ってみない?」と
永本建設の社長永本さんにお誘いいただいて
行ってきました。
「何が聴きたいのか」すら、
まとめることもできないまま行ってみたのですが
すごい!の一言で感動して帰ってきました。
なぜ農家を続けているのか?というと
孫に食べさせてあげたいから。
小規模な農家さんはそのモチベーションで
続けていることが多いと言われています。
インターネットもできないし
売りに行く体力も無い。
道の駅や直売所では出店料がかかる。
などの理由で、
作っても孫に送る分以上のものは
廃棄処分していたり・・・。
そこを
複数の農家をグループ化して
多品種の
孫に食べさせたいほど安全な野菜を
近距離の商店や家庭に届ける
画期的な仕組みを有政園長が作られました。
三方良し!のビジネス。
小規模の農家さんはとても嬉しいシステムと思います。
今までは孫に送った後も食べきれなくて捨てていた野菜が
少しずつでも喜んで食べてもらえる。
そのことが励みになって
もっと積極的に畑を頑張るようになった方もいるそうです。
先日行われた産業連関強化塾では
たくさんの生産者と販売者とが集まりました。
お互いに求め合っていることがわかったのですが
それを配送することが一番の難しいところです。
佐伯にそれを活用するには
孫野菜より大きい単位になりそうですが
配送してくれるところさえあれば
とてもマッチするシステムだと思いました。
さすが有政園長です。
「リクルート時代にいろんなものを形にしていった経験が
とても役に立っている」
と笑顔で話されていました。
また、これはぜひご紹介したい奥様の存在!
農園体験の受け入れ、
研修生の受け入れなどを一気に引受けられ
笑顔で楽しそうに対応する姿は
とてもステキでした。
家族一丸となって、
農業の楽しさを分かち合っているような
ご家庭でした。
学校に行きたくない・・・とズル休みをして
連れて来た息子も
しっかり様々な野菜を試食させてもらい
奥様に話を聞いてもらい
笑顔で帰ってきました。
本当にお世話になり、ありがとうございました。
「大丈夫!きっと今日会う大人の人は
いい大人たちだから!」
と半ば強引に連れてきた私の言葉は
「本当だったね」とポツリという息子でした。