瓦礫の島の「穴埋立地」

模型の製作日記や映像の私的感想を掲載しています。ネタバレもありますので未見の作品は注意して御読み下さい。

ラクガキ、火の鳥2772「オルガ」

2015年10月24日 | 模型
模型の制作と交互にラクガキも
記録としてブログの記事にしています。
実は制作中のフィギュア「エスパーさん改(仮)」なのですが
本来は、この「火の鳥2772・マンガ版オルガ」という、
キャラクターのフィギュアを作る為に
基本形を少しずつヒマを見て制作していたものを原型変更したものです。
(ちょっと、エスパーさんがお色気っぽいのもオルガが元だからです。)
ですので、エスパーさん改なんて
へんな仮称を自分で呼んでたのも、そんな経緯から。
なぜ?急遽、原型の制作方針変更したのか、
その辺の事情は自分の勘違いの
お恥ずかしい話になるので割愛します。
しかしながら、そのおかげで「エスパーさん」の立ちポーズという
2個目の習作フィギュアも随分と予定より早く仕上がってきました。
という事で、元々の習作として再度チャレンジしてみようと思います。
もしかしたら、途中で違うキャラに変更という事もあり得ます。
粘土細工と言うのは私にとっては、ままならないジャンルなのです。
まずは、イメージを何枚も描いて脳内妄想を
固めていきますのでオリジナルとはかけ離れたモノになるかもしれません。



さて、オルガは私としては思い出深いキャラクターです。
一般には、劇場用の映画「火の鳥2772・愛のコスモゾーン」
というアニメのキャラなのですが、
私は、その映画のコミカライズとして描かれた
マンガ版のオルガのファンなのです。
当時の「マンガ少年」という火の鳥が連載されていた雑誌で
御厨さと美先生が別冊で描き下ろされたものです。
子供の頃に松本零士先生のミライザーバンを読みたいが一心で
「マンガ少年」は毎月、少ないおこずかいを使って買っていました。
その「マンガ少年」に連載されていた
御厨さと美先生の「NORA」が好きで仕方が無かった。
メカとキャラのスタイリッシュさは今でも魅力的ですし、
話の展開もポップであり近未来SF作品。
おそらく、私の模型作風やメカの基本の一つと言えます。
子供の頃は宇宙船や武器は松本零士先生という感じで
学生時代はバイクや車、飛行機は御厨さと美先生の摸写をしていました。
80年代当時は、精密なバイクや飛行機を描く
漫画家は数えるほどしかいなかったのも影響を受けた要因。
特にバイクは「ケンタウロスの伝説」を読んで劇画にハマった感じです。
ホントに「マンガ少年」は最後の廃刊まで読んだ記憶があります。
そんな思い出深いキャラですので、
エスパーさんの次はこの御厨さと美版のキャラを
オマージュして自分アレンジでラクガキしようという何時の妄想設定です。
まったく、WF夏前での多忙と色々と自分の勘違いで制作を躊躇してしまいましたが
所詮は趣味の世界ですので気楽にやってみようという感じです。
ということで、エスパーさんのラクガキ設定と同時進行で
ライフワーク的に描いていこうと思います。
ほんと、中学生の時に影響を受けた作品は一生引きずりますね。
いわゆる、中二病と言うヤツです。





オルガのキャラは、劇場アニメの設定と、御厨マンガ版、
そして、手塚治虫マンガ版の3種がありますが
どれもが解釈が違うのです。
その中でも、おそらく手塚治虫氏が意識したであろう
「欧州のビスク人形」をアレンジしていきたいと思います。
私も陶芸をやっていた頃に、ビスクの先生と話をした事があります。
ビスク人形は、着せ替え人形の元祖なのですが
その服を着せていない陶器の人型状態(素体と呼んでいいのか?)の
人体のパーツ構成が「オルガ」に似ているのです。
からくり人形とは違って可動はあまりしないし、
フォルムは人間に近いですね。
ビスク人形は、現代でも塩ビのフィギュアとなって人気が続いていますね。
灌漑深いモノがあります。

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