亡くなった僕たち 2023-05-10 20:00:00 | 超短編小説 「おい、俺は死んだんだよ!」唐突に友人の彼は言った。僕は「じゃあ、何で姿が見えるんだ?」良く見ると、少し透けてるような… 彼は畳み掛けるように言葉を続ける。「それはそうと、何でA子ちゃん、振ったんだよ!あんなに良い子いないぞ」 「だって、彼女突然消えたり、空飛んだりするから…不気味だよね」 ここまで言って気付いた。そうか、僕は既に三途の川を渡ったのだと。完 #超ショートショート #超短編小説 #ホラー #超極短編小説 #今日という日は二度とない « 二重人格 | トップ | 突然の衝撃波 »