奇妙なボーイミーツガール~渋谷にて 2023-06-30 20:00:00 | 超短編小説 ある男は「これからは、強気の男がモテる」と考え、女に対して兎に角イケイケドンドン、ナンパを繰り返していた。しかし、本来魅力のない男は、100戦100敗であった。その日は気温34度であった。懲りずにナンパしていた男は、次第にふらふらになり、遂に倒れそうに。それを見ていたある老婆が「ホテル…なにがなんでも…決めてやる今夜…」とうわ言のように男が繰り返す様を見て、これは何かあると閃き、男を連れてホテルに直行するのだった。 完 #超短編 #超ショートショート #超短編小説 #ブラックユーモア « 初乗り運賃不明 | トップ | 失格した男 »